・自分の周りや職場などでインフルエンザにかかった人がいる, インフルエンザの検査では、細い綿棒を使用して鼻や喉の粘膜をこすって検体を採取し、ウイルスがいるかどうか調べます。, しかし、症状が出てから12時間以内は体内のウイルスの増殖が十分ではなく、検査でウイルスを検出できない場合もあります。子どもが発熱した場合も、熱が出始めて12時間以上経っていない場合は正しく検査ができないおそれがあるため、慌てず冷静に対処しましょう。, 正しい診断結果を得るためにも、インフルエンザの検査は症状がでてから12時間以上経ってから受けてください。ただし、検査のタイミングが遅すぎて薬を飲むことが遅れてしまったら、薬の効果を最大限に得ることはできません。抗インフルエンザ薬は、発症してから48時間以内に使用しないと十分な効果が得られないのです。, インフルエンザの検査を受ける最適なタイミングは「症状が出始めてから12時間以上、48時間以内」であるといえます。, 病院で検査を受けてインフルエンザだと診断されたにも関わらず、高熱にならずに微熱が続くことがあります。インフルエンザに感染したにも関わらず微熱が続く場合などにはさまざまな理由が考えられます。, インンフルエンザの予防接種を受けている場合、インフルエンザにかかっても微熱で済むことがあります。インフルエンザの予防接種には、症状の発症をおさえたり症状がでても軽度で済む効果が期待できます。, ただし、予防接種を受けて症状が緩和されていても、インフルエンザウイルスに感染している状態には変わりありません。, 症状がひどくないからといって無理をすることで症状が悪化し、肺炎などの合併症を引き起こしてしまうおそれもあります。微熱や症状が軽くても、インフルエンザと診断を受けた場合はしっかり療養し外出は控えましょう。, インフルエンザの検査を受ける前に、解熱鎮痛作用のある市販の風邪薬を使用していると、微熱が続いたり軽度な症状が続くことがあります。, しかし、解熱鎮痛剤は一時的に熱を下げているだけということに注意しましょう。解熱鎮痛剤を使用することで熱が上がらず、インフルエンザにかかっていることに気付かずに症状が進行してしまう場合があります。, 薬の作用で微熱にとどまっている場合でも、関節痛などのインフルエンザ特有の症状があらわれたら、病院で検査を受けてください。, インフルエンザのときの市販薬について注意すべきことについては関連記事をごらんください。, 発熱とは、体外から侵入してきたウイルスと戦うための体の防御機能です。しかし、年齢を重ねるとともに体温の調節機能が衰えてくると、インフルエンザにかかったときでも十分に発熱できない場合があります。, インフルエンザウイルスを退治するのは、白血球の一種であるマクロファージという成分です。体温が上がることによりマクロファージが活性化し、インフルエンザウイルスを捕食します。, しかし、加齢とともに発熱力が低下してしまうと、マクロファージを活性化することができず、インフルエンザウイルスを十分に捕食することができなくなってしまいます。, そのため、特に高齢者の場合はインフルエンザの感染が進行し、肺炎などの合併症を引き起こす危険性が高くなります。, B型インフルエンザは、A型インフルエンザに並んで冬の時期に流行するインフルエンザウイルスです。, B型インフルエンザは37度〜38度の微熱程度の発熱であることも多く、風邪の症状と似ているため、インフルエンザに感染したことに気づかないこともあります。, 風邪の症状と似ているとはいえ、B型インフルエンザは長引くことで合併症や脳炎を引き起こしたり、命に関わる危険な状態になるおそれがある病気です。, B型インフルエンザはA型インフルエンザのように急速に変異することはなく、穏やかな性質を持っています。そのため、免疫を持っている人が多く、A型インフルエンザほど流行することはありませんでしたが、近年はB型インフルエンザも流行する傾向があります。, B型インフルエンザの特徴的な症状は、37度〜38度程度の微熱が出ることがあげられます。ただし、人によっては39度程度まで上がることもあります。, ・寒気
TEL 0258-61-2400/ FAX 0258-61-2402. (3)冷却:高熱時には薄着にして,布団や毛布を1枚減らし,アイスノン等で体を冷やして下さい.大きなアイスノンをわきの下,首筋,股にあてると,熱が下がります.頭を冷やすと気持ちはいいですが,熱を下げる効果はそれほどありません.頭を冷やすのは日本人だけです.アメリカ人は高熱の時に,冷たいシャワーを浴び,足を冷水浴します.熱さまシートは気持ちがいいだけで,解熱効果はほとんどありません. ・関節痛、筋肉痛 ・喉の痛み インンフルエンザの予防接種を受けている場合、インフルエンザにかかっても微熱で済むことがあります。インフルエンザの予防接種には、症状の発症をおさえたり症状がでても軽度で済む効果が期待できます。 *インフルエンザ迅速診断キットの使用は,保険診療上,「1エピソードについて発熱後48時間以内に2回まで」「同日の再検査は不可」「最終検査から1週間以内の再検査は不可」となっていて,その使用には制約があります.ご注意ください. ・下痢 ããªãã£ã¸ã®å¯¾å¿æ¹é, ææ²»ãã¼ã«ãã£ã³ã°ã¹æ ªå¼ä¼ç¤¾. *アスピリン,サリチル酸を含む製剤は使用しないで下さい.ライ症候群という急性脳症になることがあります.また,ジクロフェナク(ボルタレンなど),メフェナム酸(ポンタールなど)はインフルエンザ脳症を引き起こす可能性があるので,使用してはいけません., (1)休む:とにかく安静が一番です. ・吐き気、嘔吐 ・鼻水
・頭痛 ・頭痛や全身の関節痛、喉の痛み、悪寒などが出ていつもよりひどくなっている ・咳 (2)保温:厚着をする,こたつにもぐり込む必要はありません.寒くない程度の暖房で十分です.高熱時に温め過ぎると,「うつ熱」になり,かえって体力を消耗します.少し涼しいくらいの方が熱は発散します.
(4)食事:ぐったりして食欲がなくなります.お子さんの好きなもので消化のよいものを与えましょう.水分を十分にとるように心がけてください.汗や尿とともに体から熱が逃げていって,熱が下がりやすくなります.経口補水液(OS-1,アクアライトORS)がよいでしょう.番茶やジュースには塩分が含まれておらず,市販のスポーツドリンクは塩分濃度が十分でないため,脱水予防や改善には不適当です. 陽性なのに陰性と判断されてしまう場合がある!? インフルエンザに感染しているかどうかを検査する方法のうち、最も一般的なのが検査キットによる検査だと思います。 この検査は「迅速診断キット」というものを用いて行う、綿棒のようなものでのどや鼻の奥をこすって組織を採取し、そ� ・全身のだるさがひどい、立っていられないくらいつらい 主な症状は,5-7日間の高熱,寒気,全身がだるい,食欲がない.頭痛,手足の筋肉痛,腰の痛み.腹痛,吐く,下痢,のどの痛み,鼻みず,咳です.典型的な熱型は2峰性です.3-4日高熱が続いて(1つ目のヤマ),一旦下がり,その後再び発熱して(2つ目のヤマ),やっと熱が治まります.その後,頑固な咳が1週間残ります.普通の風邪よりも症状が強いのが特徴です.
インフルエンザウイルスには,A型(H1N1,H3N2),B型(山形系統,ビクトリア系統),C型があります.主にA型とB型が流行しますが,その年により流行株が異なります., 主な症状は,5-7日間の高熱,寒気,全身がだるい,食欲がない.頭痛,手足の筋肉痛,腰の痛み.腹痛,吐く,下痢,のどの痛み,鼻みず,咳です.典型的な熱型は2峰性です.3-4日高熱が続いて(1つ目のヤマ),一旦下がり,その後再び発熱して(2つ目のヤマ),やっと熱が治まります.その後,頑固な咳が1週間残ります.普通の風邪よりも症状が強いのが特徴です., インフルエンザの診断には,迅速診断キットを用います.A型とB型を同時にかつ別々に判定できます. インフルエンザに感染したにも関わらず微熱が続く場合などにはさまざまな理由が考えられます。 インフルエンザの予防接種を受けていた. インフルエンザに感染していても微熱や症状が軽い理由を解説!平熱の場合や症状が軽いときに検査を受けるべきか、検査を受けるタイミング、熱が上がりにくいB型の症状までインフルエンザを徹底解説します。, インフルエンザの熱37度・38度・39度の対処法!熱が下がらない・でないときはどうする?, インフルエンザといえば突然の高熱が出るイメージが強いですが、微熱や全身の症状が軽い場合でもインフルエンザを発症している場合があります。, しかし、微熱の状態でインフルエンザかどうか自分で断定することはできません。また、ほとんど熱が上がらず平熱の範囲の場合はさらに判断が難しくなります。, まずは以下のポイントをチェックしましょう。当てはまることが多い場合はインフルエンザに感染している可能性が考えられるため、病院でインフルエンザの検査を受けてください。, ・いつもの風邪の症状よりひどい症状がでている #症状や周辺状況からインフルエンザが強く疑われる場合には,インフルエンザ迅速診断キットで陰性でも抗インフルエンザ薬を処方することがあります., インフルエンザの発熱に対する解熱剤は,第1選択がアセトアミノフェン(アンヒバ坐薬,カロナールなど),第2選択がイブプロフェン(ブルフェンなど)です.これらの解熱剤は安全です. ・倦怠感 *例えば初日に微熱で受診し迅速診断キットで陰性,翌日に高熱で再検査をして陰性の場合には,翌々日の検査は保険適用外でさらに処方なども全て自己負担になります(保険診療上,混合診療は禁止されています).ご注意ください., #タミフル,リレンザ,イナビルは発病後48時間以内に使用しないと効果がありません. (5)入浴:高熱でぐったりしている時以外はお風呂に入って差し支えありません.疲れないように気をつけて,,お風呂でサッパリしてください., 学校保健安全法により,「発症した後5日を経過し,かつ,解熱した後2日(幼児では3日)を経過するまで」は,出席停止です., *解熱日が特定できないと,登校許可日を決められません.登校許可証とともに,熱型表を必ず持参してください., 新潟大学医学博士,日本小児科学会認定小児科専門医,日本アレルギー学会認定アレルギー専門医,インフェクションコントロールドクター(ICD), 〒954-0112 新潟県見附市上新田町449-7 インフルエンザは陰性だったのに高熱が続く場合、最も考えられる原因は「検査をする時間が早かったから」ということです。 長い綿棒のようなものを鼻の奥に入れて鼻水を採取する、インフルエンザ迅速 … ・腹痛, A型インフルエンザにもみられるような、咳・喉の痛み・鼻水といった呼吸器症状もありますが、下痢や腹痛といった消化器症状が現れることも特徴です。また、インフルエンザ特有の寒気・関節痛・筋肉痛の症状もみられます。, インフルエンザに感染すると、1〜2日ほどの潜伏期間の後に症状が現れます。一般的に、インフルエンザが発症してから1〜3日ほど高熱が続く期間がありますが、インフルエンザの予防接種を受けた場合や、B型インフルエンザに感染した場合は、微熱が続くことがあります。, しかし、高熱が出た後に微熱がいつまも続く場合や、B型インフルエンザなどを原因とする微熱が一向に良くならない場合、インフルエンザによって免疫力が低下している期間に他のウイルスに感染して合併症を起こしているケースがあります。, インフルエンザにかかると、体の免疫力は著しく低下します。そのため、普段何でもないようなウイルスであっても体内への侵入を許してしまうだけではなく、体がウイルスに対応できなくなり、症状が悪化してしまうことがあります。, インフルエンザの微熱がいつまでも続く場合、インフルエンザによって免疫力が弱まった体が、インフルエンザ以外の細菌に感染している可能性があります。, 微熱だからといって軽く考えずに、熱が長期間下がらない場合は、再度病院を受診することをお勧めします。, インフルエンザは微熱程度や症状が軽い場合でも、体内にウイルスが存在している限り、周りに感染を広めてしまうおそれがあります。, インフルエンザの感染拡大の予防策として、発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまでは学校などへの出席は停止することが望ましいとされています。, インフルエンザウイルスの感染力が最も強いのは症状が出てから2〜3日後です。解熱後や発症後もしばらくの間は感染力の強いウイルスを体内に保持しているため、十分に警戒しましょう。, インフルエンザが流行する時期に微熱が続く場合は、インフルエンザに感染している可能性があります。, また、インフルエンザを発症してから長い間微熱が続く場合、他の細菌に感染していることがあります。微熱がいつまでも続いたときは、もう一度病院を受診してください。, ◯掲載している医薬品の添付文書情報は、セルフメディケーション・データベースセンターから提供されたものです。, ◯適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(TEL:03-3506-9541)にご相談ください。, ◯より詳細な情報を望まれる場合は、購入された薬局・薬店の薬剤師におたずねください。, ◯当サービスによって生じた損害について、株式会社ミナカラ及び、セルフメディケーション・データベースセンターではその賠償の責任を一切負わないものとします。, 掲載している各種情報は、株式会社ミナカラが調査した情報をもとにしています。出来るだけ正確な情報掲載に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。, 掲載されている医療機関へ受診を希望される場合は、事前に必ず該当の医療機関に直接ご確認ください。, 当サービスによって生じた損害について、株式会社ミナカラではその賠償の責任を一切負わないものとします。情報に誤りがある場合には、お手数ですが株式会社ミナカラまでご連絡をいただけますようお願いいたします。. インフルエンザになったときは、 一般的には38~40℃の発熱が3~4日間続く といわれていますが、 37℃台の微熱しか出ないインフルエンザのときもあります。 *微熱あるいは高熱でも発熱直後にはウイルス量が少ないため,陽性を示しません.このような場合には,翌日の再検査が必要です.高熱が生じて一晩経過すると陽性を示すことが多いので,受診のタイミングが大切です.