「家出か……無理もないわね」この保護者失格っぷり。 ・『破』でやたらSDATの「25」「26」がループしてることが取り沙汰されたけど、「それテレビ版の頃からそうだったから!にわか乙!」と言って場の空気を悪くする人がちょくちょくいて心がポカポカしますよね。 前回:エヴァtv版見直し-第参話『鳴らない、電話』-"あてつけ"としての使徒への突撃 - えのログ 第四話。過去に別のブログでエヴァの感想を書こうとした時は三話で挫折したのでyou can (not) advanceといった感じだ。 改めて見ると1〜2話がセットのように2〜4話もセットのように思える。
・最後の演出があまりに情緒的で感動的なので、シンジにはこのままつかの間の幸福に浸らせていてあげたくなる。4話は本当に良い回だ。 EVANGELION: 3.0+1.0 Trailer2.5 June,2020 JAPAN ・訪ねてきたトウジとケンスケに引き取ってもらった直後、「シンジのバカ!」とドアを蹴るミサトさん。昔から素朴な疑問だったけど、ドア蹴飛ばしたらトウジ達に聞こえてしまうのでは?僕は、ネルフ職員が住むアパートは実は凄いハイテクで完全防音なのだと思うようにしているが。 ・全話感想もくじ→『エヴァ』テレビ版〜旧劇場版/『新劇場版:Q』全感想目次, samepaさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog 1日に2〜3話分の感想を書くとなると所要時間的に色々犠牲にしないといけなくなってくるのでいよいよ修行じみてくる。 第14話、「ゼーレ、魂の座」 ・「サキエル」、「シャムシエル」等、使徒の名前が始めて出てくる。これらの呼称を考えたのは誰なんだっけ。 連続更新、途切れたらそのままずるずると行きそうなので頑張って書く。 ・ひとりサバゲー(?)に興じるケンスケ。一瞬見せる虚しそうな表情が良い。ハイテンションな部分と静かな部分を演じ分けてる岩永哲哉の演技も良い。, ・シンジとケンスケの触れ合い。「俺、(母親とか)そういうのいないから。碇といっしょだよ」。ケンスケの母も既に亡くなっていることを知り、驚いた表情をするシンジ。徐々に心を許していく。ケンスケは雑談がてら、トウジが妹に「パイロットを殴るとは何事だ」と叱られていたエピソードを持ちだしていたりして、シンジとトウジを仲直りさせようとしてるんだよな…。ケンスケ目立たないけど本当に良いやつだ。 「エヴァ25周年」cd本日発売を記念し鷺巣詩郎、高橋洋子ら作曲家・アーティスト陣よりコメントが到着! 2020.10.07 「evangelion finally」本日発売!高橋洋子歌唱「心よ原始に戻れ 2020」が各サイトにて配信開始! 2020.10.05. シンジの物語に一段落ついたところで、次は綾波。本当に1話1話着実にやるべきことをやっていて素晴らしい(当時のメインスタッフのインタビューを読むと、6話までに綾波との親睦を深め切ってしまったのは失敗だったという話も出てたりするのだが…)。個人的な感触としては、アスカが出てくるまでは本当に良くバランスが取れてるように感じるんだよ。それがどの辺から狂ってくるんだっけ。いつも観ている内にだんだん自分のテンションも変になっていくので、今回はなるべく冷静に見届けてみたい。 ・「碇がおらんのやったら、いずれワシらもこの街から出ていかんならんようなるやろ。せやけど、ワシら何も言われへん。エヴァの中で苦しんでる碇の姿見てるからな。碇のことゴチャゴチャ抜かすやつがおってみい、わしがパチキかましたる!」
シンジはAパートの電車内で「帰らなきゃ」という一言をぽつりと洩らしている。その時は帰れる場所が無いので映画館などを転々としていたが、彼が安息できる場を求めているのは明らか。それなのにミサトからはあっさり出ていけと言われ、ショックを受ける。持ち前のコミュ障っぷりでつっけんどんな態度を取っていたので自業自得とも言えるが。
4話「雨、逃げ出した跡」 「ただいま」「おかえりなさい」 ・ミサトは「ハリネズミのジレンマ」の言葉をきっかけに、シンジのコミュ障な性分に改めて気づき、駅までやってくる。これに対しシンジも、2話ラストでミサトが掛けた「頑張ってね」という言葉を受け止め、駅に留まることを選ぶ。一応はシンジの気持ちを汲んであげられるようになったミサトと、それまでよりは多少素直になったシンジ。 ・「殴られなきゃならないのは僕だ。僕は卑怯で、臆病で、ずるくて、弱虫で…」言葉はトウジ達にぶつけられているのだが、その実、シンジがミサトとうまく対話できなかったことへの悔しさがにじみ出ているように見える。 レイプ目になるほど落ち込んでたのに、リア充への憤りで現実の糞さを再確認し、生起を取り戻すシンジ。そういえばアベックの女の子のほうは声優がみやむーなんだっけ。テレビ版は主要キャラの声優がちょい役であちこち出ていて楽しい。
……じゃなくてまだまだつづく。 というわけで次回に続く。 Tweet. ・一日中電車内でぼーっとしてるシンジくん。思いつめまくり。自分は中学生の頃もっと脳天気に生きてたなぁ。 シン・エヴァンゲリオン劇場版 特報2.5 西暦2020年6月公開. | トップ > アニメ感想 > 『エヴァ』テレビ版感想:4話 第一部完! 2012-10-21 『エヴァ』テレビ版感想:4話 第一部完! アニメ感想 [アニメ] 新世紀エヴァンゲリオン.
第4話〜第7話 上映会開催決定! 2018.01.31 スペシャルイベント開催決定! Blu-ray&DVD 第1巻特典情報を更新! 第3話のあらすじ、場面写、WEBエンドカード、スタッフ・キャストコメントを更新! ワールドページを更新! 雑誌掲載のお知らせ 2018.01.26 ブログを報告する, 新世紀エヴァンゲリオン NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray BOX …, エヴァTV版見直し-第参話『鳴らない、電話』-"あてつけ"としての使徒への突撃 - えのログ, ID:INVADED イド:インヴェイデッドの富久田の数唱障害についてあれこれ考えてた。, 『ビッチマグネット』再読。『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』見た。. シンジの境遇に理解を示してくれるトウジ。ケンスケとの触れ合いに続き、心を開きかけてる感。瞳の揺れと、殴った右手の微かな震えで感情の高まりを効果的に演出している。
・4話はシンジの成長が描かれると共に、ミサトがそれまでの保護者失格っぷりに部分的に気付き、両者が仲直りをする回。部分的に、と釘を刺したのは、ミサトはあくまで「シンジのコミュ障っぷりに気づいてあげた」気持ちでいるのであって、「シンジのコミュ障っぷりに気づいてあげられなかった」事をそれほど反省している様ではないと感じるから。そこにちゃんと気づいていれば、後にシンジやアスカとの共同生活があそこまで悲惨になることは無かった気がする。 ・次回感想→『エヴァ』テレビ版感想:5話 途中何度も散見されるモチーフ ・シンジ「リア充爆発しろ!!」 ・「シンジくーん。起きなさーい。いつまで学校休む気ぃ?もう五日目よ?」ミサトさんUZEEEEEEEEE!!!!! 前回:エヴァTV版見直し-第参話『鳴らない、電話』-"あてつけ"としての使徒への突撃 - えのログ, 第四話。過去に別のブログでエヴァの感想を書こうとした時は三話で挫折したのでYOU CAN (NOT) ADVANCEといった感じだ。, 「シンジくーん、おきなさーい。いつまで学校休む気?もう五日目よ。初号機はもう完全に直ってるのよ。パイロットのあなたがそんなんでどうするの?」, ただでさえパイロットのモチベーションが低いシンジへ、後で出てくる使徒撃退後のシンジへの説教後にこれは不登校の生徒にクラスからの寄せ書きを送りつけるようなミスチョイスの言葉な気がするんだけど、どうだろう。, またもすれ違い。ここで訪ねてくるのは3話での電話がつながらない、ディスコミュニケーションの描写だけでなくて今回ひとまず解決するシンジとミサト、シンジとトウジ・ケンスケのドラマのラインを重ねるためというのもあるんだろう。, カップルのいちゃつきみて不快そうな顔して映画館でちゃうのが悲しすぎる(ちょっと面白いけど)。いま夢の国とか押し込んだらシンジ死ぬんじゃないか。, あちこち変な場所にいったり、尖った色彩に画面がなるものだから凄い不安定な気持ちになる。追い詰めるザワザワした描写に気合が入りすぎているのでBパートのまとめ方の綺麗さとのギャップが凄い。, のあたりは露骨だけど、シンジの意図とミサトさんの受け取り方で事故っている気がする。, シンジの心情としては「エヴァに乗るのが辛い」「逃げちゃダメだ」「でもクラスメイトに殴られたりする」「こんな僕のつらさわかってよ!認めてよ!」といったあたりで自分を理解してもらいたいという心情が先立っている気がする。, ミサトさんはそれに対して"エヴァパイロット"としての叱り方をしてしまっていて、かつ「戻らないならその方がいいかも」と距離を取る受け取り方を取ろうとしてしまっている。, シンジが距離の詰め方がド下手ならミサトさんも14歳に対して受け取り方がことごとくNGな方向になっていてつらい。ヤマアラシのジレンマ。, ケンスケからトウジが妹に叱られた話を聞いたりと、トウジの状況をシンジが理解できる会話があったりと、トウジと和解する話の積み重ねが丁寧。4話は綺麗にまとめようと丁寧に積み重ねがあるんだね。, ・「やめた方がいいよ。お母さんが心配するから」「それなら大丈夫、俺そういうのいないから。碇と一緒だよ」, このセリフ、シンジからしてみればまた当てつけのようなものだったんだと思う。「自分はそんな心配されるようなことをやらされてるんだ、お前たちと違うんだ」みたいなひねくれた感じ。, でもそんなひねくれを直球で受け止められて、(自分と違って)お気楽だと思っていたクラスメイトが自分と同じ背景を持っていることを知らされる。, 周囲の無理解に対しての嫌味ぐらいの気持ちだったのにそれを率直に受け取られて、心を開かれるのは結構自分の浅ましさみたいなものでダメージ受けるんじゃないだろうか。シンジの表情もハッとした感じに描かれているし。, ミサトさんへの当てつけを完全に外す場面というか、「家出したことをしかってよ、心配してよ」「僕の辛さわかってよ」「そんな僕を理解してよ!」みたいな感じがビンビンしている。待遇の改善ではなくて自分の立ち位置とか心情をまず理解してほしいって要求なんだと思う。なんて面倒くさい拗ね方なんだ、シンジ。, ミサトさんはそれで「そんなにつらいならやめた方がいい」という思考になっているからもうディスコミュニケーションなんだよね。, でも「あんたみたいな気持ちで乗られるの…迷惑よ!」ってあたりは自分がシンジを道具として利用している、エヴァに乗らせないといけないって罪悪感もあってキレてる感じがする。, ここらへんのミサトさんは心情的に見てて追いやすいんだけどゲンドウは本当にわかんないな、シナリオ的に意図を読ませないキャラにしておく必要があったからしょうがないんだろうけど。, 劇場版で最終的に「すまなかったな、シンジ」バクー!に至るあたり、ミサトさんと同じように「つらいんだったら追い出してやった方がいい」ぐらいの思考だったんだろうか。, ここでお別れの言葉をミサトに言おうとするあたり、やっぱりかまってほしいって気持ちがあるんだろうかね、シンジ。, 「わしのこともどついてくれ!」と一直線に向かってくるトウジ、シンジが去ってしまうのは仕方ない、それだけ大変なことをやっている、悪くいうやつは殴ってやる、いった趣旨のトウジの言葉を聞いて目に輝きが宿っていく。, シンジが3〜4話でずっと求めていた「理解」をしてもらえた瞬間なんだと思う。そして同時に「殴ってすまんかった」とシンジみたいな婉曲的なやり方でない一直線のコミュニケーションを行われる。, 四話のトウジとケンスケ、すごくストレートなコミュニケーションをするんだよね。シンジがひねくれているだけに余計にそう見える。, このシーンが四話で好きすぎる。トウジとケンスケとのコミュニケーションを経て、当てつけのような形でしか自分の気持ちを伝えようとしなかった、相手と向き合ってこなかったということへの反省なんだと思う。, トウジとケンスケに理解してもらえて、かつまっすぐな言葉をかけられて自分の矮小さを自覚したというか。, ・「ヤマアラシのジレンマか…身をよせるほど相手を傷つける、こういうことか……あの子、ああいう言い方でしか自分の気持ちを伝えられないんだわ」, この後ミサトさんが駅まで来てくれるあたりが断絶が少し解消できた感じで気持ちがいい。四話は使徒が登場しないだけに、ドラマ面の力のいれ方がすごい。, ミサトさんに当てつけの意図がようやく届いたとほぼ同時に、シンジにも二話のミサトの言葉がようやく届くというのが素晴らしい。, トウジやケンスケに自分のことを理解してもらえていたこと、自分の矮小さを自覚して、初めてミサトさんもまた理解者の一人だったんだと感じることができたんだろう。*1, ・電車がいってしまった→見送るミサト→ミサトが色々な感情が巡っている中後ろにシンジがちらりと映る→振り返って気づくミサト、シンジ→「ただいま」「おかえりなさい」, 明確にシンジとミサトのコミュニケーションが成立したというのが、シンプルなやりとりで表されるというのも含めて過不足がなく綺麗に収まっている。, ここまではだいぶシンジとミサトのドラマって感じで丁寧に作られていたんだなと改めて実感。いやあ面白い。, ようやく綾波回。改めてみると意外と綾波にスポットが当たるのってゆっくりなんだなあ。, 次回:エヴァTV版見直し-第伍話『レイ、心のむこうに』-綾波のビンタ - えのログ, *1:いや、これからさらにまたミサトさんとのディスコミュニケーションはあるんだけど少なくとも2〜4話で、という意味で, enonokiさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog 10月6日(火)より全国のローソンにて「evangelion finally」店内放送決定. ・あれだけ時間厳守でシンジを電車に乗らせようとしていたネルフのSP達はどこへ消えたんだ!?ちゃんと電車に乗るところまで見届けるよ!…とか野暮なツッコミをしてはいけない。こうした割り切った面白さ第一主義はとても応援したくなる。結果的に凄い熱を帯びた作品になっているのは確かなので、「拙さ」とはきっちり区別したいところ。 ・次回予告「他人との接点を最小限に留め生きていく少女、綾波レイ。その彼女が、唯一心を開いている人物は、碇司令だった。自分よりも父親に近い少女に、シンジは戸惑う。心の収束を待たずして、第5使徒の放つ光が、エヴァ初号機の胸を焼く。シンジの絶叫が、ミサトに響く。次回、「レイ、心のむこうに」。」 … ブログを報告する. ・本部に連れ戻されてミサトと会話するシンジ。「本当はエヴァに乗りたくないが、求められていて仕方ないので乗ります」と、投げやりな態度のシンジに、「そんな気持ちで乗られるのは迷惑」と突き放すミサト。 終劇 |
・朝日が怖すぎ。こんな本気で鬱々としてるガキをそのまま放置するネルフの組織としてのゴミっぷり。パイロットなんて一番代えがきかないんだからちゃんとケアしろよ。