もともと樽(カスク-cask-と呼ばれる)はウイスキーの運搬用、貯蔵用に使われていました。
最近では通常の樽熟成の後に種類の違う樽に詰め替えて、その樽の風味を付与する「ウッドフィニッシュ」と呼ばれる手法も増えています。 例えばバーボンウイスキーの多くは、バレル(バーレル)と言うアメリカンホワイトオークを材料に造られる、容量サイズ180リットル~200リットルの新樽を使って造られます。 もともとビールやワイン用327リットル(72UKガロン)やラム用545リットル(120UKガロン)に使われていました。形はずんぐりむっくりしており、ホグスヘッド樽などと比べるとかなり大きいサイズです。ウイスキーとの接触面積が少ないので熟成はゆっくりと進みます。, 容量サイズは500リットル。 シェリーは劣化や酸化のリスクを防ぐために「酒精強化」という製造法をとっています。白ワインはアルコール度数が15%以下が通常です。長期間保存するとお酢になっちゃったりするんですね。なのでシェリー酒は日持ちするようにブランデーなどブドウ由来のアルコール度数の高いお酒を加えることで15%以上のアルコール度数に増すことをしています。ウイスキーに使われるのはこのシェリーを一旦詰めた後の空き樽です。つまりシェリーの味を熟成中に沁み込ませるということです。ではシェリーにはどんな種類があるのか見ていきましょう。, 透明で辛口、軽い口当たりで後味さっぱり。シャープで繊細、アーモンドのような香りのするシェリーがフィノ(Fino)です。カバランやグレンファークラス、キルホーマンなどの銘柄からもリリースがあったかと思います。
アメリカンホワイトオークで造られ、約200ℓの液体が入る。バーボン業界は内面を充分に焼き焦がしたオークバレルの新樽以外は使用できないと法に定められている。 【ご注文の有効期限】 詳細はこちら, Sherry – Unfolding the Mystery of Wine Culture ©Copyright2020 ウイスキーを好きになるメディア|Barrel-バレル-.All Rights Reserved. シェリーとはスペインのアンダルシア地方へレス周辺で造られている白ワインの一種です。シェリーは英語読みでスペインでは「へレス」と呼びます。
バーボン樽を一度解体し、側板を削り、胴回りをやや大きく組み直した寸胴な樽です。 ウイスキーのラベルに「●●フィニッシュ」とか書かれていますよね。アレです。2種類、または3種類の樽の個性が融合して複雑な風味を出すことで人気です。, ウッドフィニッシュの期間は銘柄にもよりますが数か月~2年間程度が多いです。
その神秘に触れながらウイスキーをじっくりと味わっていきましょう。, より詳細な樽の情報を知りたい方には以下の書籍もおすすめです。もっと樽熟成を知りたいと思っている方は是非読んでみてください。, 樽とオークに魅せられて 食前、食中、食後に飲めるオールマイティーなお酒です。シェリー酒と呼ばれることもあります。 その後ホワイトオーク樽修復の為に2016年6月より他のホワイトオーク樽で熟成させ2016年10月に瓶詰めしました。 ※何故リキュールとして商品化したのか?
つまりめっちゃ樽の影響を受けているのが「ファーストフィル」、ウイスキーがもともと持つ香りや酸化による柑橘風味などを重視している場合は影響度の少ない「リフィル(セカンド、サード)」と覚えておきましょう。, では樽の種類でウイスキーの味はどのように変わるのか。 商品到着後7日以内にメールまたはお電話にてご連絡ください。, 当サイトでは、お客様に安心・安全にご利用いただけるよう、 ウイスキーをもっと身近に感じてほしい。小難しいウイスキーの世界を分解して、わかりやすく整理する「ウイスキーオーガナイザー」です。 同一銘柄でもこのフィニッシュする樽によって全然味が変わったりするので、そのフレーバーの傾向をご説明します。, これまでシェリー、シェリーと普通に書いてきましたが、そもそもシェリーを知らない方もいますよね。 樽熟成がポイント!ウイスキーの製造方法. 新樽を使って造る.
ラテン語で「大きい樽」を意味します。ヨーロピアンオークまたはアメリカンホワイトオークで造られており、シェリー酒の輸送、貯蔵用に使われています。その後、ウイスキーメーカーの手に渡り”シェリーバット”として使われます。ウイスキー生産者がオリジナルで作った樽を持ち込んでシェリー酒を詰め、風味を樽につけるため一定期間保管する場合もあります。この”シェリーバット”がまさにウイスキーの原点と言われ「シェリーウッドタイプのモルトウイスキー」と呼ばれるのです。, 有名なのは上記4種類のサイズですが、他にも多くの樽が存在します。 ウイスキーの香味に大きい影響を与える樽にはすべてオークの木が使われています。 オークは日本でナラ(楢)の木のことを指します。ナラは高級家具の材料に用いられたり、燻製用のスモークチップや茶の湯の炭にも使わています。 全世界に300種類以上あるオークの木ですが、その中でもホワイトオークとコモンオークという種類がウイスキー樽になるのです。 あまり木材の種類がウイスキーのラベルに表記されることはあ … 今回購入したのは有明産業の樽フレーバー3種[ホワイトオーク・山桜・ミズナラ]を購入しました。 有明産業は日本で唯一とも言える洋樽の製造メーカーで、実際にウイスキーの熟成に使われる樽を作っているそうです。 そして樽フレーバーは樽の制作方法と同じ様に作ったスティック。 この樽フレーバーをボトルに沈めておくだけで、樽に漬けたのと同じような効果を得ることができるとか。 しかも価格は1本500円〜800円程度とお試しで買いやすい値段設定となっています。 ウイスキー好きとしては … もちろん大きい樽を使い、じっくりと長時間熟成させることは望ましいですが、原酒不足がささやかれる昨今、小さい樽を使って早期に熟成したウイスキーを出荷するスタイルも流行っています。, 容量サイズは180リットル~200リットル。うちのサイト名にもなっていますね!(笑)