ミズナラ(水楢、学名:Quercus crispula Blume)は、ブナ科コナラ属の落葉広葉樹。 温帯の落葉広葉樹林の代表的構成種である。 別名、オオナラ(大楢) 。 「クヌギ」、「コナラ」は、いずれもブナ目ブナ科コナラ属の落葉広葉樹です。 「クヌギ」、「コナラ」ともに日本の雑木林に多く自生しており、樹液にカブトムシやクワガタ、スズメバチ、蝶などの昆虫が集まることや、「どんぐり」と呼ばれる実がなることで知られています。 ミズナラの樹洞とカブトムシ・・・夜行性のカブトムシやクワガタなどは、ミズナラ、コナラなどの樹洞を寝床にする。寿命は長くても1ヶ月ほどと短い。カブトムシの口はブラシ状で、樹液や甘い果物などの汁を吸い取る。 中部森林管理局では、長野県内の国有林213箇所において、堅果類(ブナ・ミズナラ・コナラ)の豊凶調査を実施しました。(調査時期:8月中旬~9月上旬) 1.令和2年度 長野県内の堅果類豊凶調査結果について 国有林が所在する10地域において調査を実施しました。
鉱山跡地の鉱滓が堆積した標高が400メートルほどの本来ならばコナラが生存する場所に、ミズナラが定着しているのは、鉱山滓が堆積し乾燥した立地条件であることに因ったのであろう。 【コナラとミズナラの違い】 ・ミズナラの葉はより大きく、葉の縁のギザギザが分かりやすい。また葉を上から見た場合、コナラには1センチほどの葉柄(葉と枝を結ぶ緑色の茎)が見えるが、ミズナラは短い葉柄が葉に埋もれ、枝から直に葉が生じているように見える。