民営化に伴い、職員たちはさまざまな変化にさらされることになる。当然戸惑いもあるだろう。ただでさえ、日々の業務に追われる中「走りながら考えなければならない」という状況だ。 ]。, 課長級以上に、原課の課長から各局筆頭課長、総括官、官房審議官、部長、局長(次長)、文部科学審議官、事務次官があるが、他府省と同様に選抜が始まり、徐々に内部に残る者が減少する。この段階では、従来は各地方公共団体の教育委員会への教育長ポストへの出向や、国立大学・青少年の家などの文部科学省の施設等機関に出向することが多かったが、地方分権化や施設等機関の大学法人化・独法化により、徐々に出向先が減り、その結果、内部での昇進が遅くなっている。, 施設系のI種採用者は主に国家公務員採用I種試験の「理工I」(旧建築)区分合格者から採用され、大臣官房の文教施設企画部が官庁訪問の窓口である。採用後は同部を中心に国立大学等にも出向する。, ここ最近は、総合職職員として50~57名程度採用されている。厚生労働省では、国家公務員採用I種試験合格者に加え、医師・歯科医師である医系技官もキャリアに準じた扱いとされる。ただし、医系技官は、2017年に新設された次官級ポストの医務技監[12]が最高ポストであり、局長ポスト2つ(医政局長、健康局長、老健局長。このうち2つが医系技官に割り当てられる。)がそれに続き、事務次官に就任した例はない。旧厚生省採用と、旧労働省採用の幹部については人事上の統合は進んでいないが、中央省庁再編以後に採用された平成12年採用以降は一括採用しており、厚生部局と労働部局を交互に経験させるなど統合が進んでいる。厚生労働省は旧内務省系官庁にあたり、事務次官経験者は、内閣官房副長官や宮内庁長官に進む例もある。, ここ最近は、総合職職員として75~93名程度採用されている。法律、経済、行政の事務官と、農学Ⅰ(農学、農業経済、畜産)、理工Ⅳ(農芸化学)、農学Ⅱ(農業工学)、農学Ⅲ(林学)、農学Ⅳ(水産)、獣医、の技官に分かれている。事務官は本省、外局、他省庁にも広く勤務するが、技官は専門職として農業工学は農村振興局(旧構造改善局)、林学は林野庁、水産は水産庁、獣医、畜産は生産局(旧畜産局)など地方公共団体への出向も含めほぼ採用された分野のみの勤務である。事務官は各部局に勤務し、局長や事務次官を目指す。かつては食糧庁長官、水産庁長官が次官待ちポストといわれた。農学Ⅰ(農業経済)や理工Ⅳ(農芸化学)の採用では事務官に準ずる扱いで局長まで昇進することもある。農学Ⅲ(旧林学)の採用者はかつては入省8~9年で営林署長となっていた。その後は森林管理局(旧営林局)や林野庁での勤務で課長級までは横並びである。徐々に減っていき、部長から次長となる。最高ポストは林野庁長官であり、事務官と交互に就任する。水産区分は水産庁次長が最高ポストであったが、2017年60年ぶりに技官から長官が誕生した。農学Ⅱ(農業工学)の採用者は地方農政局の土地改良系のポストにも多く勤務し、本省では農村振興局内の異動のみで、長く農村振興局次長(旧構造改善局次長)[13]が最高ポストであったが、2018年農村振興局次長から局長となった。獣医や農学Ⅰ(旧畜産)の採用は生産局中心に家畜改良センターや検疫所での勤務があり、消費・安全局長や畜産部長まで昇進することもある。, ここ最近は、総合職職員として42~45名程度採用されている。事務官と技官に分かれている。事務官は課長補佐の終わりに法令審査委員(筆頭課長補佐)を大臣官房総務課、秘書課、会計課のいずれかで経験することが出世の第一関門である。20年ほどで課長となりその後各課長から経済産業政策課長、官房総務課長、秘書課長、会計課長を経験するとほぼ局長級へ昇進となる。技官は事務官より出世は遅れ、同一ポストに長く勤務することもある。局長級への昇進もある。一般職(Ⅱ種)の場合も30年ほどで課長級となることもあり管区局長や審議官へ昇進することもある。, ここ最近は、総合職職員として105~113名程度採用されている。国土交通省は技官が強い巨大官庁である。技官が事務次官になれるのは、ここと文部科学省、環境省のみである。しかし、異動などでキャリア事務官は本省内にとどまり早い段階で本省課長に就任できるものの、技官(試験職種問わず)は全国の出先機関(地方整備局、各事務所、公益法人等)や地方公共団体の要職(所長、室長・部長級役職)として出向することが多いと言われている[誰によって? 欧州最大の戦略コンサルティングファーム、ローランド・ベルガーの日本法人会長であり、早稲田大学ビジネススクール教授も務めた遠藤功氏によるベストセラー『現場力を鍛える』を読んだとき、日々感じていたことが理論として腹落ちしたという。以来、部門長や経営管理のポジションに就いても「現場の力こそ会社の力」と考え、現場力を向上させることを意識してきた。, そんな宮城さんにとって、「鉄道博物館館長」というポジションを打診されたのは「意外だった」という。, 「私は学者肌ではありませんから。けれど、車両管理・運行管理に関しては幅広く携わってきたので、一応の知識はある。それに、さまざまな部署を経験してきた中では、イベント列車を企画・運営するなど、お客さまを喜ばせるサービスにも従事したこともありました。そうした経験を活かせるのではないかと、館長をお引き受けいたしました」, 次回・後編では、鉄道博物館が掲げる理念、南館の見どころ、こだわりの展示などについてお話を伺います。, ビジネスパーソンのための、キャリアとビジネスのニュース・コラムサイト。 キャリア構築やスキルアップに役立つコンテンツを配信しています。, リクナビNEXT、及びリクナビNEXTジャーナルの公式サイトを装ったサイトがある、との情報が寄せられています。個人情報の流失や詐欺被害に繋がる恐れもあるため、不審なサイトには十分にご注意いただきますよう、お願い申し上げます。, 株式会社リクルートキャリアが運営する社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】全国の求人情報を勤務地や職種、あなたのスキルや資格などから検索でき、転職ノウハウや転職活動体験談等、転職成功のヒント満載の求人/転職のサイトです。職務経歴や転職希望条件などを匿名で登録しておくと、あなたに興味を持った求人企業や転職エージェントから直接オファーが届くスカウトサービスもあります。, 『ルールだから』と守り続けるのではなく、変えるべきは変えていかなければいけない。けれど、その一方で、変えてはいけないものもある。, 職員全員が理念を心に刻んで行動すれば、組織は揺るがない。盤石な会社にするために、理念は欠かせないものだと思っています, 自分もあの席に座っているとき、乗客の安全を守る立場にあることを強く認識しました。そして、この仕事を選んでよかった、と思ったんです。安全を守ることこそ、この仕事の価値であり大きなやりがい。, 現場の人たちに最初に伝えたのは、『社員のみんなに幸せになってほしい』ということです。, 【精神科医に聞く】あなたにピッタリなストレス解消法はどれ?上手なストレスとの付き合い方は?, 【幸せホルモン】ストレスを消し多幸感を与えてくれる“オキシトシン”を出す方法【神秘の力】, 自分の「強み」、正しく認識していますか? よくある勘違いケースと自己分析のポイントとは, 国鉄からJRへ…激動の時代を「現場責任者」として生き抜いた’鉄道マン’の仕事論|鉄道博物館 館長 宮城利久さん. ちなみに、とさやが属している鉄道会社は旧国鉄から生まれ変わったどこかの会社です。今更ですが(笑), さて、これからとさやの勤める鉄道会社に入りたいという就活生にははっきりいっておきたいことがあります。, 当時、国鉄職員は公務員でした。そこの幹部候補生として入社する人材は超絶エリート。東大を卒業して、国鉄に入社出来なかった人が官僚になるといわれていた時代です。, 当時は大卒でも、幹部候補生でのキャリア採用と、所謂支社採用の2パターンありましたが、当然役員クラスまで出世していくのは幹部候補生でのキャリア採用です。, こういう方々はどんなキャリアパスを歩むのかというと、まず入社して20代半ばで現場の助役として現場管理業務を経験します。助役という仕事は駅でいうと、駅長と現場社員の中間にあたる、いわば中間管理職です。, そもそも最速22歳で入社した人が24歳位でベテラン社員を管理する側にまわるので、それだけでも出世のスピードが違うというのがおわかり頂けるでしょう。ちなみにとさやが24歳の頃は車掌をやっていました。, 別の記事で書きましたが、それは非常に楽しい思い出でしたが、ともかく今とは出世スピードがまるで違います。, 話を戻しますが、その後30歳位になると、本社の課長になります。そして人によっては、現場の駅長や区長を歴任し、本社でも次長、部長と役職をあげていき、大体の人が役員になったり、子会社の社長になるといったキャリアを歩んでいくわけです。, 今の、とさやの会社の役員陣はこの時代に採用された人達ですので、とさやの時代とはまったく違うといっていいでしょう。, 意外と知られていないことなのですが、東京オリンピックがあった1964年は東海道新幹線の開業年でもあるのですが、国鉄はその年から赤字に転落し、組織が潰れる1987年まで遂に一度も黒字になることはなかったのです。, そこらへんの詳細はまた別の記事で書こうと思いますが、国鉄が潰れて、JR各社が誕生するわけですが、この間当然潰れた会社なので、新入社員の採用を凍結していました。, その後、幹部候補生の採用を再開したのが平成に入る頃。この時期に入社した大卒社員は世間から大きく注目されました。一度潰れた会社をどのように立て直して再生していくのか・・・, そして上の世代がぽっかりいないこの世代は、国鉄時代のキャリア採用ほどではないにせよ、今と比較しても非常に速い昇進スピードで出世していきました。, 一言でいえば、今の幹部候補生といわれる総合職は全員が全員昇進できる時代ではなくなりました。, 古き良き時代の様に、誰もが一定スピードで管理職になる時代はとうに終わり、今後は人によっては管理職にならないまま定年を迎えることもあるかもしれません。, その理由は、①ポスト不足 ②上の世代が詰まっている ③幹部候補生である総合職の採用人数があまりにも多かった, 一般的に鉄道マニアは鉄道会社への入社は難しいといわれています。では、本当にマニアの方は鉄道会社への入社を諦めなくてはいけないのでしょうか。鉄道会社の実態はどうなのか。今回の記事ではそれを探っていきます。, 車では自動運転について将来の展望が語られていますが、鉄道はどうでしょうか。むしろ鉄道の方がその可能性は高そうですが、それを阻むものもあります。今回はそれについて話していきましょう。, 総合職で経験する車掌業務とはどのようなものか、車掌の遣り甲斐、大変だったことをご紹介します。, 朝、会社に行きたくない時、どうしても会社に行きたくない日は思い切って休んでしまいましょう。そんな時おすすめのサボり方を鉄道マンがお教えします。, 営業の仕事と聞くと、普通想像するのは、飛込営業だったり、法人営業だったりするのが一般的だが、鉄道会社の営業というのは、世間一般でい言われている営業とは大きく違う。鉄道会社の営業とは一体??, 電車運転士特有の職業病を今日は紹介。鉄道運転士になると日常生活でも、運転士特有の癖が出ます。自分では無意識でやっていたりするものですが、結構面白いうえ、運転士の経験がある人は笑ってしまう内容ですよ。, 1日に山手線の車内で座席と床面の間に乗客の頭が挟まるという事故?がありました。一体どんな結果だったのでしょうか。.