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XRPのエクスクロー開放と再契約の数量

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リップル(Ripple)のXRP価格について、多くの投資家たちが苦言を呈しています。

その理由は、価格。

2017年12月以降の安値を更新し、一時1XRP=0.225米ドルをつけました。

最高値は、2018年1月3日の1XRP=約3.3米ドルなので、約14分の1。

019-09-09-13-28-30

時価総額上位の銘柄で、2018年12月30日と、2019年8月27日の価格を比較で、マイナスになっているのは、XRP、XLM、TRX、IOTA等で、割合としては少ないです。

ビットコイン(BTC)は、100%以上上昇しているので、なおさらマイナスになっていることに納得がいかないのでしょう。

なぜ、XRPの価格が元気ではないのか?

XRPを保有する上で、知っておかなければならないのは・・・

毎月10億XRPが市場に放出されていることです。

    XRPについては、2017年5月時点で、

    ・総発行枚数上限:1,000億XRP
    ・リップル(Ripple)社保有:630億XRP
    ・エクスクロー:550億XRP(2017年12月実施)

運営元のリップル(Ripple)社が、保有しているXRPを、いつのタイミングで、どれくらいの数量売り出すか?というのが分からず、投資家が不安だろうということで、保有分の多くをエクスクローした形です。

エクスクロー分の550億XRPは、2018年1月から、毎月1日に、10億XRPずつ市場に放出されています。

エクスクローとは・・・

M&Aなどで使われる用語。売り手と買い手の間に第三者である金融機関を介して、条件付で譲渡金額を決済する仕組みのこと。第三者である金融機関に、証書 (停止条件付捺印証書) の交付とともにエスクロー勘定を開設し、買い手はその勘定に譲渡代金を入金して保管しておき、売り手との間に設けた条件が満たされたときに、その勘定から譲渡対価が売り手に支払われる方式。

1XRP=0.2米ドルとすると・・・毎月2億米ドル相当が市場に流入することになります。

毎月2億米ドルというのは、イメージがつきにくいので、ビットコイン(BTC)が、どれだけ新規に発行されているか?と比較してみます。

ビットコインは、10分毎に1ブロックが生成されるので、1日に約144BTCが新しく発行されます。

1ヶ月では、約4,320BTCとなり、1BTC=約1万米ドルとすると、4,320万米ドルの市場への流入となります。

XRP=約2億米ドル
BTC=約4,320万米ドル

市場に流入=売り圧力となる可能性があり、XRPのほうが、約4.5倍ほど圧力が強いということです。

もちろん、XRPとBTCの価格が変動することで、変わってきます。

    10億XRPと4,320BTCの対米ドルレートで同じ水準になるとすると・・・

    ・1XRP=0.2米ドルを基準で、1BTC=約46,000米ドル
    ・1BTC=約1万米ドルを基準で、1XRP=約0.04米ドル

現在のXRPの価格が高すぎるのか?それとも、BTCの価格が安すぎるのか?

売り圧力という部分だけに視点を置くと、このような価格水準が算出されます。

ちなみに、XRPが市場でどれだけの規模売却されたか?は、四半期ごとにレポートが発行されています。

月10億XRPがエクスクロー解除されていますが、全てが売却されてはいません。

リップル(Ripple)社が、公式サイトで公開しているマーケットレポートによると、四半期ごとに再びエクスクローされているのが・・・

・2018年Q2:27億XRP再びエクスクローへ
・2018年Q3:26億XRP再びエクスクローへ
・2018年Q4:24億XRP再びエクスクローへ
・2018年Q4:24億XRP再びエクスクローへ
・2019年Q1:23億XRP再びエクスクローへ
・2019年Q2:21億XRP再びエクスクローへ

3ヶ月で30億XRPが放出され、その後、3億から9億XRPが市場で売却等され、残りが再びエクスクローとなっています。

コンテンツ制作者向けの少額決済プラットフォームである「コイル(Coil)」に10億XRP(約277億円)の助成金を与えた

のように、XRP普及のため、助成金といった形でも市場に流入しているようです。

なお、リップル社CEOのガーリングハウス氏は、「XRPの売却は、XRPの実用性を高めるために行われている」と発言しています。

四半期ごとに20億XRPが再びエクスクローされているものの、XRPの価格は元気がありません。再びエクスクローされる数量が減少し、売却が加速するようなことがあれば、さらなる価格下落は避けられません。

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