ピクシス司令がぁ、リヴァイ兵長がぁ、ハンジ団長がぁ、, 連合艦隊全滅の後人類滅亡の危機に 『進撃の巨人』における「13」の数字とは? 「進撃の巨人」では、 第1巻の13ページにのみノンブルが表記 されていることや、「九つの巨人」の寿命が13年など、全体的に『13』の数字に意味を持たせており、重要な意味が隠されていると考察されています。 「進撃の巨人」は、現在ネットでの評価がとても高いアニメです。海外のスコアリングサイトでは、7話までで9.9以上の評価を得ています。これはどのアニメよりも高評価です。悪い評価は4つしかついていません。この評価について、海外の人の反応をまとめました。, 最新のエピソードは、確かに素晴らしいものだった。でももう少し評価が落ちてもおかしくはない。できればこれからも高評価のままであることを願うよ。, 今シーズンのバージョンはこれまでで最高。このエピソードを見るとき、すごく楽しい気分になるね。, まさに星10の評価に値するんじゃないかな。今シーズンはどうなるか少し心配だったけど、以前より素晴らしいと思ったよ。, 上位250のテレビ番組リストを見ると、進撃の巨人は51位なんだよね。ちなみに鋼の錬金術師は19位にランクインしているよ。, 今シーズンについてはまさに星10の評価にふさわしい内容だった。1つもネガティブなことが思い浮かばないからね。, 進撃の巨人は、私が今まで見てきたものの中で最高のアニメなんだよね。この評価にふさわしいと思うよ。, どのエピソードもワクワクして見ていたよ。今回が最終シーズンだなんて信じたくない。進撃の巨人は、永遠にアニメの傑作であり続けるに違いない。, 多分、私が今まで見たアニメの中で、進撃の巨人はナンバーワンだと思うから、この評価はおかしくないと思うよ。, これまですべて素晴らしいエピソードだったから、次のエピソードが待ちきれないよ。まるで1週間が1年みたいに感じる。, 正直言って、9.9の評価は高すぎると思う。でも、進撃の巨人が多くの人に好評で、求められているアニメだということは確かだろうね。, 次のエピソードの評価は多分下がると思うけど、それでも8~9はキープするんじゃないかな。, 参照:https://www.reddit.com/r/attackontitan/comments/l5553g/attack_on_titan_has_now_7_episodes_rated_as_99/, まだ映画で言えばつかみの部分。今後色々判明してもっとこの人たちが狂気してしまうんですね。, アニメのお約束的に毎回巨人が戦う、とかそういうフォーマットには沿ってないから盛り上がり方はどうなるかな。, きっとこの先なんどもこの人たちは悲鳴を上げ続けるんだろうな。 以前、雑誌の編集をしていた町山氏は、樋口真嗣監督が『八岐之大蛇の逆襲』という自主制作映画を作っていた頃に取材をした縁があり、さらに原作者の諌山創が町山のラジオのファンだった、という経緯から「ちょっと脚本やってみませんか?」と声をかけられたらしい。, 実はこの時、アニメ版の放送が始まった直後で、諌山氏は「マンガの映像化としてはアニメ版がベストだから、日本人の俳優が無理してマンガの真似をするよりも、日本映画として自然なものにした方がいい」と考えていたらしい。, ●なぜリヴァイやエルヴィンがいないのか? 進撃で一番可愛い子 声がな… 最高 わかる 巨人の中でも一番かわいい巨人だろ 男のキモさに理解を示してくれるいい女ではある お父さんと再会できてよかったよね 同期のピークちゃんとどんな会話してたか … 進撃の巨人は海外では高い評価なのに日本では上から目線で低評価で語る連中ばかり、そりゃwit studioもやる気なくしてmappaがやることになるはずだわ まあ進撃の巨人より上の作品が幾らでもあるなら、アニメ化したらMALでも9点台余裕なんだろうな 『進撃の巨人』と言えば立体機動装置を使ったアクションシーンが見どころの一つで、「実写版ではどんな風に描かれているのか?」と楽しみにしていた人も多かっただろう。ところが、映画が始まっても立体機動のシーンはなかなか登場せず、終盤になってようやく出てくるという謎の構成。, しかも画面が暗くてよく見えない上に、立体機動装置を使わずに巨人を倒すやつまで現れ、何がなんだか…。実は、講談社の担当編集者の川窪氏が「立体機動装置で巨人を倒す場面は、なかなか見せないようにして引っ張るべきです」と提案していたのだ。, その理由は、「あまり簡単に見せすぎると巨人に襲われる恐怖心が薄れるから」とのこと。だが、散々引っ張った割には肝心のワイヤーアクション自体が妙にもっさりしていてあまりカッコ良く見えず、せっかくの提案も成功しているとは言い難い。, ●なぜ巨人が普通のおっさんなのか? トラックに乗って出発する前、石原さとみ演じるハンジが「巨人たちは音に敏感だから絶対に喋るな!叫ぶくらいなら舌を噛め!」と言っているのに、全員ベラベラと普通に会話していて全く緊張感がない。実は町山氏の脚本には「セリフは全部小さなささやき声で」と書いてあったのに、現場では無視されたらしい。, しかも、撮影された映像を確認した町山氏が「どうして普通に会話してるんですか?あれじゃおかしいですよ」と樋口監督に指摘した際、「ああ大丈夫、アフレコで直すから」と言われたにも関わらず、「完成した映画を観たらあまり変わっていなかった」とのこと。, ●なぜサンナギは巨人を投げ飛ばしているのか? 1:マンガ大好き読者さん ID:chomanga TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season第1話(通算60話)が、アニメ作品歴代1位の視聴数を記録。 さらに、アニメのレビューのスコアでもトップ(12月24日現 … ブログを報告する, 本日、BS-TBSで『SPACE BATTLESHIP ヤマト』が放送されます。名…, 『るろうに剣心』『テルマエ・ロマエ:2』『魔女の宅急便』『ルパン三世』『寄生獣』『進撃の巨人』など、…, 庵野秀明が安野モヨコと出会って『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はこうなった?(ネタバレ), 庵野秀明が『シン・エヴァンゲリオン劇場版』でこだわった特撮表現について(ネタバレあり), 押井守監督の『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』はここが変わった!. 公式でTVアニメ「進撃の巨人」The Final Season Part 2(第76話「断罪」~) って情報出してるから76話以降に続くって考えていいだろ まだ本編ができてないからいつものアルミン予告が作れなかっただ … エレンたちが壁の修復に向かっている途中、巨人の群れに襲われるシーンで、なぜかいきなりサンナギ(松尾論)が「うおおお〜!」と叫んで巨人を背負い投げするという信じられない映像が飛び出す。観た人が全員「ファッ?」となったこの場面、実は町山氏が書いた脚本ではもっと小さいサイズ(ほぼ人間ぐらい)の巨人を想定していたそうだ。, ところが、現場で撮影していた樋口真嗣監督が、「デカい方が迫力があっていいだろう」と考え、勝手にサイズを変更してしまったのである。後でこのシーンを観た町山氏は想定外のデカさに「大きすぎるよ!」とビックリしたらしい。脚本を書いた本人でさえビックリしているのだから、観客が驚くのは当然と言えるだろう。, ●なぜシキシマはリンゴをかじっているのか? 当初はキャラの名前を全て日本人に変更する案もあったが、「主要キャラの名前だけは原作通りでいきたい」というプロデューサーの意向で、「日本人の名前でもギリギリ通用しそうなキャラ」だけが残されることになった。エレンは「江蓮」、ミカサは「三笠」、ジャンは「醤」、サシャは「沙紗」みたいな感じで、強引に”これは日本人の名前である”と解釈したらしい(アルミンはどうなる?)。, ●なぜエレンは普通の青年なのか? 軍艦島の廃墟で撮影すると聞いた時に町山氏が最初に連想したのは、アンジェイ・ワイダ監督の『地下下水道』(1957年)だったそうだ。ナチス・ドイツ軍に追い詰められたレジスタンスが廃墟へ逃げ込み、そこでピアノを弾くシーンが印象的だったので影響されたらしい。, ●建物の中でエッチしているシーンの元ネタ 実写版でやってたことは実は原作と同じなのに解釈違いを叩かれても沈黙を続けたのはえらいと思う 176 21/04/10(土)19:56:50 No.791545240 >実写版でやってたことは実は原作と同じなのに解釈違いを叩かれても沈黙を続けたのはえらいと思う 「進撃の巨人」「始祖の巨人」の力を宿し、マーレ潜入を敢行した エレン・イェーガーの原画を公開。 次回、第65話「戦鎚の巨人」 どうぞお楽しみに! 原作では、エレンが巨人と戦う動機は「母の仇」となっていたが、実写版のプロデューサーから「それはやめてくれ」と反対意見が出たため変更されることに。「母親を殺される」というのは物語的には説得力があるが、「観客全員が共有している感情じゃないから」ってことらしいんだけど……そんな理由?, ●なぜミカサは行方不明になったのか? 原作のエレンは巨人を恐れずに正面から堂々と立ち向かっていく熱血漢だ。しかし、作者の諌山氏から「あまりにも少年漫画のヒーロー的すぎて実写には合わない。感情移入もできない。だから、巨人を恐れる普通の人として描いて欲しい」との要望があったため、キャラクターが大きく変更された。, ●なぜエレンの母親が死ぬシーンがないのか? 巨人vs人間の壮絶な戦いを描いた、ダークファンタジー『進撃の巨人』。謎が多い巨人ですが、人間の中には、巨人化する力を持つ者が出現しています。はたして、巨人化したキャラクターは何人いるのでしょうか?今回は、『進撃の巨人』の巨人化したキャラクター一覧をご紹介します! 進撃の巨人、国内アニメ視聴率10位を記録 – 「低すぎない…?」【海外の反応】 2021年2月5日 「mappaは進撃の巨人を台無しにした!信じられない!」【海外の反応】 2021年3月4日 進撃の巨人- 海外で”エレンのジャケットシーン”が不評? アニメ「進撃の巨人」が#73と#74を連続放送 地震報道による中断を受け ... 実写版かぐや様 特報映像が解禁 ... 品のある女性とない女性の違い 11. !(神回)mappaは失敗し 映画を観た観客の大半が「何だあの唐突なラブシーンは!?」「意味が分からん!」とドン引きしたであろう、とんでもないシーン。これの元ネタはジャン=ジャック・アノー監督の『スターリングラード』(2001年)で、ジュード・ロウとレイチェル・ワイズがエッチしている場面だ。, 『進撃の巨人』ではリル(武田梨奈)とフクシ(渡部秀)が、他の登場人物たちの目の前でいきなりエッチなことを始めるという凄い展開になっているが、実は元ネタの『スターリングラード』の方がもっと凄くて、仲間の兵士たちが寝ているすぐ隣でジュード・ロウとレイチェル・ワイズがやりまくっているのだ。, しかしそれ以上に驚いたのは、「そもそも脚本にこんなシーンは存在しなかった」ということである。武田梨奈のインタビューによると、「脚本には何も書いてなかったんですが、撮影当日になって樋口真嗣監督から”突然で悪いけどキスシーンって出来る?”と聞かれたんです。お昼ご飯を食べた後だったので、”ヤバイ!歯を磨いてない!”って焦りました(笑)」とのこと。, つまり、樋口監督が急に現場で「ラブシーンを撮りたい!」と思い付き、脚本に無いエピソードを勝手に付け加えていたのだ。しかし、思い付いたものの、どうやって映画に組み込めばいいのか分からない。そこで町山氏に相談したところ、「『スターリングラード』みたいにすればいいのでは?」と助言され、あのようなシーンになったらしい。ただし町山氏は実際の撮影現場を見ておらず、それがどんな映像になるか知らなかった。そのため、試写を観て非常に驚いたという。, 前篇にある武田梨奈さんのラブシーンとか、あれはシナリオには無いんですよ。僕はあんなシーンは書いてないです。あれは現場のノリで樋口監督が入れたシーンなんですね。僕はあの場面を観て「うわ!」って思ったけど(笑)。(「WOWOWぷらすと」町山智浩『進撃の巨人』解説コメントより), 一番かわいそうなのは武田梨奈だろう。なんせ心の準備も出来ていないのに、いきなり「ラブシーンをやってくれ」と言われたのだから気の毒すぎる(事務所的には大丈夫だったのだろうか?)。しかも彼女にとっては、これが映画での初キスだったのだからなおさら酷い話だ(5月に公開された『原宿デニール』にもキスシーンはあるが、撮影は『進撃の巨人』の方が早かった)。, こうして無理矢理ラブシーンをねじ込んだものの、やはり不自然な感じは否めない。町山氏は以前から、「戦地へ赴く兵士が女を抱くのは人間の本能として当たり前だ!」などと力説しており、実写版『進撃の巨人』でも「生きるか死ぬかの過酷な状況下で、若い男女が自分たちの種を残そうとするのは当然の行為だよ!」とこのシーンを必死で正当化しようとしている。だがどんなにフォローしても無理なものは無理。残念ながら『スターリングラード』みたいに上手くはいかなかったようだ。, 「キャラクターの名前が変わったのは舞台を日本にしたからです(日本の俳優が日本で撮影するから)」という理由も同様に、「それは製作側の都合でしょ?」と言われてしまえばそれまでだ。結局、全てが「こういう状況だったんだから仕方ないじゃん!」という”言い訳”にしか聞こえないのである。, そしてそれは「少ない予算と厳しい制約の中で我々は精一杯頑張ったんだよ!」という自己弁護に繋がると思うし、だからこそ、製作スタッフから「みんな映画はハリウッドがいいんだね!じゃあハリウッド映画だけ観ればいいよ!」みたいな発言が飛び出したのだろう。, 確かに、「原作と違う!こんなの『進撃の巨人』じゃない!」などと酷評されたら、「いや、そうじゃないんだ!変えざるを得ない事情があったんだよ!」と言いたくなる気持ちは良く分かる。「映像がショボい!」と言われたら、「予算が無いんだから仕方ねぇだろ!」とブチ切れるのも無理はない。, だがしかし!作り手側がそれを言ったら、身も蓋もないんじゃないだろうか?過去に激しいバッシングを受けた『キャシャーン』や『デビルマン』だって、「いやいや!俺らにも言いたいことは山ほどあるよ!」ってなるんじゃないの?でも他の監督たちは皆”言葉”ではなく、”映画の内容”で伝えようとしてるんだよ。「映画作り」って、そういうものじゃないのかなあ?, さて、このような状況を考えた時、「じゃあ町山さん自身は実写版『進撃の巨人』をどう評価してるんだろう?」ということが気になった。なにしろ本職が”映画評論家”であり、今まで散々他人の映画を厳しく批評し続けてきたのだから、自分の関わった映画も当然批評してもらわなければ!と誰もが思うだろう。, ところが、映画公開後の町山氏の発言内容を注意深く聞いていると、実写版『進撃の巨人』を客観的に批評しているコメントが一つも無いのだ。まあ、そりゃそうだろうね。いくら映画評論家と言えども、自分が脚本の段階から関わった映画について客観的に語れるはずがない。, だから、「超大型巨人ってCGじゃなくて巨大なパペットなんですよ!」とか、「巨人も特殊メイクした俳優さんが実際に演じてるんですよ!」とか、「PG12の限界に挑戦したグロシーンがメチャクチャ怖いんですよ!」とか、とにかく「凄いんですよ!」としか言ってない。「面白いかどうか」については敢えて触れようとしないのだ。, この辺に、町山氏の”映画評論家としての葛藤”みたいなものが感じられる。スタッフの一人としてはこの映画をプッシュしなくてはならない。しかし、うっかり「面白いですよ!」などと言ってしまうと、映画評論家としての審美眼に傷がつく。なので「とりあえず無難なコメントでやり過ごそう」って魂胆なのだろうか?, しかし色々調べていると、ついに”町山氏の本心”と思われる発言を見つけてしまった。『映画秘宝』で柳下毅一郎と対談している中で、途中からいきなり関係ない話をし始めて「町山さん、それはいったい何の話をしてるのかな?」と突っ込まれる場面がそれだ。以下にその部分を抜粋↓, 脚本には「ここ笑うとこです」とは書けないんだよ!一見シリアスなシーンに見えても、実はちょっとマヌケなシーンを狙ってる。これはシリアスに撮りすぎたらダメだ。でも、あからさまにギャグっぽく演出してもダメなんだよ。, 『プライベート・ライアン』で壁が崩れると敵が出てくる瞬間の戦慄と爆笑。死ぬほど怖いのに、怖すぎて観客は思わず笑ってしまう、あれは映画の奇跡だよ!その奇跡が欲しいんだ!だから、今年の「死んでほしい奴」にも書いたけど、やっぱり自分で演出しないと…, なぜ自分は編集者なんかになってしまったのか。なぜ評論家なんかになってしまったのか。なぜ、あの時のカメラをそのまま撮り続けなかったのか。悔やんでも悔やみ切れない。 (『映画秘宝』2015年3月号より), この町山氏の発言を素直に解釈するならば、「俺が書いた脚本の意図を監督が正しく読み取ってくれない!やっぱり自分で演出しなければダメなのか…。ああ、どうして俺は映画監督への道を捨てて、映画評論家なんかになってしまったんだ!」ということになり、まさに町山智浩の”心の叫び”が伝わってくる。, 町山氏は過去に短編映画を何本か撮っているが、結局、映画を撮り続けることなく、映画評論家の道を選んだ。それが「なぜ、あの時のカメラをそのまま撮り続けなかったのか。悔やんでも悔やみ切れない」というセリフに繋がっているのではないだろうか?, このことから察するに、おそらく町山氏は実写版『進撃の巨人』の出来映えに満足していない(満足していたらこんなセリフは出て来ない)。そもそも町山氏は『進撃の巨人』の実写化に対して、「可能な限り原作通りに作ろう」と考えていたという。プロデューサーからキャラの変更を要請された際も、「ミカサは絶対に原作のキャラクターを守るべきだ!」などと強く主張していたそうだ。以下、スタッフの証言より↓, 当初、諌山先生は「(実写版では)もう好き勝手やってください」っておっしゃって下さったんですよ。でも、逆に町山さんの方が「原作のここは守るべきだ!」って主張されてましたね。それはたぶん、評論家としての見方もあったからかもしれません。町山さんが強く主張していたのは、例えば「ミカサは絶対に原作のキャラクターを守った方がいい!」とか、「立体機動装置はとにかくカッコよくなきゃいけない!」といったことでした。 (「シネマ★シネマスペシャル2015年夏号」より), しかし、様々な要因が重なった結果、当初の目論みはことごとく瓦解していく。それは原作者サイドの要望だったり、プロデューサーの意向だったり、監督のワガママだったり、打ち合わせ会議で必然的に発生する”それぞれの思惑”が、意見を集約する過程でコンフリクトしてしまったのだ。中でも決定的だったのは”アニメ版”の存在らしい。, 最初は原作通りに行こうって感じで、町山さんも「俺が観たいのはコレだ!」みたいな感じでバンと書いたわけですよ。そりゃもう、元編集者ですから、編集者として見事な編集なわけですよ。あっ、すげえいいホン(脚本)が出来たと思って、それとほぼ同時期に始まったのがアニメ版だったんです。見たら全く同じだったんですよ!時系列の直し方とかも同じで、何よりアニメーションの完成度ももの凄く高かったので、我々がこれを追いかけても仕方がないなと。全員がそう思ったんですよ。 (TBSラジオ『たまむすび』の樋口真嗣監督のコメントより), なんと、町山氏が最初に書いたシナリオは、アニメ版『進撃の巨人』と全く同じだったという。ファンの気持ちとしては「だったらそれをそのまま撮ってくれよ!」になるのだろうが、先に書いたように”色々な事情”で変更せざるを得なかったと(それでも町山氏は「そんな改変を加えたら映画としてダメになる!」と最後まで難色を示したらしい)。, さらに、当初は1本で完結させる予定だったのに、尺が長くなり過ぎたため急遽二部作に変更。しかし今度は1本当たりの尺が短くなり過ぎて、クランクインの直前まで削ったエピソードを付け足す作業に追われたそうだ。こうして最終的に出来上がった映画が、当初考えていた理想形とは大きくかけ離れたものに成り果てていたなら、「俺が思ってたのと違う!」と不満を抱いたとしても無理はないだろう。, つまり、町山氏の本音は「こんな映画プッシュしたくねえな〜」と思いつつ、「でもスタッフや俳優がみんな一生懸命に頑張って作った映画だし、俺も脚本で関わってるし、協力しないわけにはいかないよな〜」ってことなんじゃないだろうか?もしそうなら、大人の対応としては完全に正しい。正しいけど、いつもの「歯に衣着せぬ辛口批評」を期待する身としてはやや残念だ(渡辺雄介が脚本を書いた『20世紀少年』をボロカスに貶してたのにw)。, 結局、町山氏の推薦で実写版『進撃の巨人』を批評することになった宇多丸さんは、「巨人の表現とか立体機動のアクションとか、色々頑張ってるのは分かるんだけど……」とフォローを入れつつ厳しい評価を下すことになった。もしかしたら町山氏は、「今の俺は大人の事情で自由に物を言えない立場だから、あんた俺の代わりに喋ってよ」ということだったのかもしれない。う〜ん…, というわけで今は無理でも、たとえば10年後ぐらいに「いや〜、実写版『進撃の巨人』は酷かったね〜。原作者は”ストーリーを変えてくれ”って言うし、プロデューサーは”キャラの設定を変えろ”って言うし、脚本家は俺の書いたシナリオを書き換えるし、おまけに監督は脚本を無視して勝手に現場で予定外のシーンを撮っちゃうし、もうムチャクチャだったよ!」みたいな感じで、思う存分本音を語りまくってもらいたいものだ(笑)。, なお、現在発売中の「映画秘宝」10月号に町山氏のインタビューが載っているのだが、その内容が衝撃的だったので一部抜粋してみる。↓, 「実写版『進撃の巨人』の後篇を観たら、ある場面がシナリオと全然変わっていた。現場のノリでそうなったと。論理を超越した、ブルース・ウィリスの『ハドソン・ホーク』みたいな展開なので驚いた」 (『映画秘宝』2015年10月号より), つまり、「またしても樋口真嗣監督がシナリオを無視して現場のノリで勝手にシーンを変更しやがった!」ということらしい。「論理を超越した…」というのがどれほど凄まじい展開なのか想像もつかないが、気になるのは「ブルース・ウィリスの『ハドソン・ホーク』みたいな…」という部分である。, 『ハドソン・ホーク』とは、1991年に公開されたブルース・ウィリス主演のアクション・コメディだ。しかしこの映画、プロデューサーとスタッフの意見が衝突したり、撮影中に何度も脚本が書き直されるなど、現場はトラブルだらけだったらしい。おまけに観客の評価も興行成績も最悪で、第12回ゴールデンラズベリー賞では最低作品賞・最低監督賞・最低脚本賞の3部門を受賞するなど、名実共に史上最低の烙印を押された”正真正銘のクソ映画”なのである。, type-rさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog エレンの設定を変えたためにミカサの設定も変わった。原作の2人は幼い頃に人を殺したことで強い絆が生まれるが、実写版ではそういう関係性が無くなってしまったからだ。そこで、脚本家の渡辺雄介が「エレンとミカサを引き離そう」と提案。「巨人に襲われそうなミカサをエレンが助けに行けない」というエピソードを書き加えたらしい。, もちろん、町山氏が最初に書いた脚本にはそんなシーンなど無かったが、今回は「町山氏と渡辺氏の共同脚本」という編成になっているため、エピソードの追加や削除が頻繁に行われたとのこと。まず町山氏が書いた文章を渡辺氏がリライトし、さらに樋口監督、諌山氏、プロデューサーなどがそれぞれ修正を加え、30回以上も書き直した結果、ようやく最終決定稿が出来上がったそうだ。, もともとプロデューサーは町山氏に”シナリオドクター的な監修”を依頼していたらしいので、メインの脚本家は渡辺氏になる予定だったのかもしれない。ちなみに、渡辺雄介が過去に書いた映画の脚本は、『20世紀少年』、『GANTZ』、『ガッチャマン』、『MONSTERZ モンスターズ』、『ジョーカー・ゲーム』などである。う〜ん…, つまり「作業員だから戦闘に不慣れだし、兵士としての統率も取れていない」という設定らしい。「じゃあ、調査兵団はどうなったんだ?」というと、実写版では壁が壊されてからの2年間で巨人に喰われて全滅したことになっているそうだ(町山氏が書いた脚本にはその辺の状況も描かれていたのだが一切撮影されず)。, ちなみに、超大型巨人によって破られた壁を修復しに行く壁外再建団の作業員とは、地震と津波によって壊された原発を修復しに行く”東電の作業員”をイメージしたもので、「だから途中で”牛”が出てくる」とのこと(分かりにくいw)。, ●なぜ立体機動のアクションが少ないのか?
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