ネタバレ含みますのでご注意ください。 特撮とロボットアニメを観て育った私には、もうたまらないですね。 巨大ロボットと怪獣が戦うという設定は、中年オヤジのハートを鷲掴みにさせてしまう物語で ... CS放送で、なんとなく興味本位で見てみた映画。 フィクションであれば、脚色をした感動作には面白く感じないけど、実話ということから大変興味を持ちました。 アメフトのスター選手の話ですが、アメフト自体わか ... ネタバレ含みますのでご注意ください。 クリント・イーストウッド主演の脱獄もの。 監督は『ダーティハリー』でコンビを組んだドン・シーゲル。 1963年に閉鎖されるまで、脱出は不可能といわれていたアルカト ... ネタバレ含みますのでご注意ください。 7つの殺人どれもが、猟奇的かつグロテスクで目を覆いたくなるような事件です。 ミルズの心の葛藤は「引き金を引けば負けてしまう。」とオチがわかっていても、相変わらず釘 ... ネタバレ含みますのでご注意ください。 これまで、鑑賞した映画の中でも個人的に最高傑作のひとつに上げたい作品。 ギレルモ・デル・トロ監督は天才だっ!と思いまたね。 表向きはファンタジー的な体裁を整えては ... 会社で追い込まれ過ぎてうつ病になって退職。その後、独りネットビジネスで15年以上のキャリアのあるメンターから不労所得になる方法を実践して稼いでいます。ぜいたくな暮らしには興味がありません。ゆるくらくに、のんびり生きていきたいです, クリスがローガンをスマホで撮ると、ローガンは突然怒り出し、クリスに襲い掛かってきました, https://www.youtube.com/watch?v=Yi9LsYs-N0g. 恐竜たちを現代に甦らせた科学者、ウー博士です。 そのことが最近不意に気になりだして、調べていたのですが文献が見当た... 付き合って2ヶ月。彼女から家に呼ばれ泊まりに行きました4日泊まって、光熱費請求されました。やたらめってら使ってないんですが。。払うべきですか?. これらが解った上で、2回目を観るとより一層監督の意図していることが明確になります。, ほんの少しグロい描写もあるけど、全体的に淡々としていて、心理的にじわじわときます。 なので、思いがけず怖くて目を背けたくなる風な場面は無い。, だが、不気味な雰囲気、少しずつ明確にされる狂気の秘密には、身の毛がよだつものがあり、ドキドキさせてくれる脚本です。, この脚本を無駄無く伏線を詰め込み、効果的な場面を編集いているのだから、ラストまで目が離せずあっという間に終わってしまう感じです。, ある日の夜、黒人青年アンドレは、道に迷って歩いていたところ覆面をした男に拉致されてしまいます。, クリスの恋人であるローズ・アーミテージは、彼女の両親のところへ行って紹介したいことを提案されます。 白人の両親が、黒人のクリスを歓迎するとは思えないと懸念を示す。, だが、ローズは頑として両親は人種差別など絶対しないと言い張ることから、渋々クリスは家に行くことになります。, 母親のミッシーは、自宅で催眠療法を取り入れて診察をする精神科医、父親のディーンは神経外科医である。, クリスはディーンの案内で、家の中を見て回り、黒人の家政婦ジョージーナや、同じく黒人の庭師ウォルターを紹介される。, ローズの弟ジェレミーも実家に帰省して一緒に夕食をした晩、目が冴えて寝付けないクリスは、煙草を吸うために外に出て変わった光景を目にします。, ジョージーナは窓に写る姿を注視し、ウォルターはどういうわけか陸上選手さながらダッシュするという、奇妙な行動をとります。, 引用元:https://www.youtube.com/watch?v=Yi9LsYs-N0g, 盲目で、ギャラリーを営むジム・ハドソンは、クリスが写真家で活躍していることを知っていて、感性があることに才能を買っている様子。, 招待客の大半が白人なので、自分に向けた振る舞いに気持ち悪さを感じたクリスは憂鬱になってしまう。, また、黒人の招待客であるローガン・キングは、年の離れた白人の女性と同伴で参加していた。, クリスはローガンにおいても、ジョージーナやウォルター同様に違和感を覚えていた。部屋に戻ったクリスは、ジョージーナによって、スマホのプラグを抜かれたりもする。, クリスは保安局に勤めている友人のロッドに催眠術にかけられたことや、同じ黒人なのに素っ気ない態度をとられたことを相談します。, クリスがローガンをスマホで撮ると、ローガンは突然怒り出し、クリスに襲い掛かってきました。, 興奮しているローガンを落ち着かせるためにミッシーの部屋に連れていき、催眠術により冷静さを取り戻します。, 理解しがたいことが続き、何か嫌な予感がしたクリスは、ローズと一緒にパーティから離れ、もう帰ろうと話します。, 一方パーティでは、どういうわけかクリスの写真を使い、ディーンがオークションを開いていた。, 届いた画像から、ロッドはローガンを見て、知り合いのアンドレという行方不明になっている男では?と疑いをもつ。, クリスが帰り支度を行なっていると、ローズがかつて付き合ってきたと思われる黒人男性との写真や、ジョージーナと一緒に写った写真を見つけ、ローズの原動においても不信感を持ちます。, これではっきりしたことは、昼間のパーティは、クリスの品定めを目的とした人身売買のコミュニティによる品評会だった。, ローズが黒人を物色して恋人になり、家に招き入れる、ジェレミーは黒人を拉致し、ミッシーが催眠術をかけて、ディーンがオークションで落札した白人の脳みそを黒人の脳に移植する。, それによって、白人は黒人の肉体を使って、再び生命が獲得できるといった手術をこの家族は続けてきた。, 催眠の合図となるティーカップからスプーンを回す音を聞かないようにする為に、爪のひっかき傷によって、アームレストがほつれ、クッション材に使われている綿を取りだし耳栓の代りにしたことで、催眠をかけられずに済んだ。, 彼女を助手席に乗せ、ローズの祖母であること告げられ、車の中でもみあいになり、ジョージーナがハンドルを旋回したことによって、木に衝突して死んでしまう。, ウォルターはクリスを絞め殺そうとするが、ローガンにした時と同じようにスマホのカメラを使って、フラッシュで錯乱状態にさせ、ウォルターは、ローズからライフルを奪い彼女に撃ちます。, この、鹿を車でひいて殺してしまったシーンには数々の伏線が張り巡らせており、とても重要な意味があるんです。, ひき逃げされた状態で直ぐに亡くなっていないことから、帰りが遅いことを心配して外に出て捜していれば助かっていたかもしれないという後悔を今でも心に引きづっている。, つまり、車で鹿をひき殺してしまったことを切っ掛けにして、クリスから母親の記憶を呼び戻そうと企てたアミテージ家の人間による作為と捉えることができる。, ローズからあらかじめクリスが抱えているトラウマを聴き出し、ひき逃げされた母親と鹿をイメージさせ、催眠をかけやすくしたのでしょうね。, ミッシーによって、催眠術をかけられて奈落の底に沈んだ時、鹿のイメージを見ているので、この時点で既に催眠術が始まっていたことがわかります。, 地下に閉じ込められた部屋に飾られた剥製された鹿の角を使ってディーンを倒し、アーミテージ家に反撃を仕掛けます。, また、ラストにクリスが車で逃げ出す時、ジョージナをひいてしまい車に乗せてしまうのは、彼がミッシーから受けた催眠術が完全に解けきっていないから。, ジョージナと母親の死をイメージしてしまい、放置しておくことができななかったんですね。, するとローズが、なぜIDを見せる必要があるのかと警官に食って掛かり、頑なに拒否します。, 白人警官による黒人をバカにしたような態度に白人の恋人であるローズが感情をあらわにするシーンに思えるけど、2回目に再びこのシーンを観ると、ローズはどんなことをしてでもクリスのID情報が警官に知られることを避けたかった。, ディーンがクリスに飾られた家族の写真について語るところで、彼はとても興味深いことを言っている。, なおベルリンオリンピックの最終選考において、ジェシー・オーエンスに及ばなかったと話していたシーンです。, アメリカの男子陸上競技選手。(1913年9月12日 - 1980年3月31日) 1936年ベルリンオリンピック男子短距離・跳躍種目のそれぞれに優勝し、4冠を達成したことで知られている。 カール・ルイス以前はこのジェシー・オーエンスが有名だった。 現在もカール・ルイス以前の四冠王として名高い。 オリンピック後、オーエンスはアメリカのみならず世界における陸上界の英雄的な人物となったものの、アメリカ本国では黒人差別の下に馬と競走させられたり、賞金稼ぎの競技に参加したことからアマチュアの地位を取り消された上に、その後破産するなど波乱の人生を送ることとなった。 しかしその後、慈善活動を行うなどしてその名声と地位を取り戻した。これらの功績により、1976年に大統領自由勲章を受章した。, 引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ジェシー・オーエンス, ジェシー・オーエンスが黒人選手であることからして、ウォルターがクリスの前を全力疾走していくシーンから、ローズの祖父の脳が、ウォルターに移植されていることが暗にほのめかしている。, ジョージナは、ローズの祖母の脳が移植されていていることから、普段はジョージナ自身の記憶は追いやられています。, クリスがローズの家族とテラスで会話をしているときに、彼女はアイスティーをこぼしてしまいます。, その理由は、ミッシーがカップにスプーンを当てたことによって音が出てしまったからです。, また、クリスのスマートフォンの充電コードを引き抜いたのは、カメラのフラッシュが催眠術を説くことができる方法だから使えなくしようとした祖母によるもの。, それに対して、ローズが色んな黒人の彼氏と一緒に映った写真が隠している収納扉が開いていたのは、ジョージナの人格に戻った行動で、クリスにアミテージ家の本当の正体を伝えたかったことが伺えます。, 冒頭部分、黒人青年アンドレが、夜遅く、道に迷って高級住宅街さまよいながらスマホで確認している場面があります。, そこで、白い車が通りすぎ、アンドレを見かけて引き返し、覆面をした男が降りてきて、柔術を使って窒息させ拉致されてしまいます。, その後、パーティの場面で、クリスのスマホでフラッシュを浴びて発狂したローガンが拉致されたアンドレであることが、ロッドの推理によって明らかになります。, ジェレミーが覆面の男であるとわかるのは、ディーンとミッシーを倒し逃げようとした際、ジェレミーがクリスの首を絞めた場面が、アンドレを拉致した手口と同じであることと彼のポケットから取り出した車のキーが、白い車であったこと、助手席にあった覆面から判断することが出来ます。, 10代後半からコメディアンとして活動して、映画やTVに出演と兼ねて、自ら脚本・製作総指揮をするなど活躍をされてきました。, 今作は、監督デビュー作になり、人種差別の問題を独自の視点で捉えた脚本も批評家から絶賛され、第90回アカデミー賞では、脚本賞を受賞。, 現在のハリウッド映画は、CGを多用し、破格の制作費を投入して作られる作品が多い中、本作は日本円にして5億円程度と言われています。, 「ゲット・アウト」ジョーダン・ピールの新ドラマ、アマゾンでシリーズ化 : ニュース #海外ドラマ #Amazon https://t.co/DpE04V16Cl pic.twitter.com/zQIECEtb11, — 映画.com海外TVシリーズ (@eigacom_tv) 2018年5月28日, 彼がクリスのスマホからシャッターを押したフラッシュによって、錯乱状態になり、クリスに襲い掛かり、「ゲットアウト!」と叫びます。, 個人的な解釈だけど、ローガンはフラッシュによって記憶がアンドレに戻り、クリスに対して、早くこの屋敷から逃げろと忠告したのだと思う。, もっと深読みするならば、現在でも根深く残っている人種差別から解放されて、楽になりたいという黒人の願いを代弁していると感じ取ることもできますね。, 発売されたBlu-rayとDVDには、もう一つ別のエンディングが収録されています。, 理由は、オバマ政権からトランプ政権に代わり、実際に、差別主義者が大統領になってしまい、作品のなかでも黒人が差別されるだけでは、余りにも救いがないということからちょっとした救いを与えたかったとのこと。, 監督が当初思い描いていたもう1つのエンディングは、どんなものなのか。 内容は以下になります。, 最後、クリスがローズを殺して、車で立ち去ろうとしたその瞬間、パトカーが現れ、クリスは逮捕されます。, 本編のエンディングでクリスが、奇跡的なタイミングで現れたロッドに対し「よく見つけたな?」って言うけど、このセリフは恐らく本音を言えば、考えられないっていう監督の考えが、暗に示したセリフではないかと感じますね。, 個人的には、もう1つのエンディングの方が、冷酷ではあるけど、『ゲット・アウト』のラストとしてピッタリくるし、今のアメリカ社会を色濃く反映したラストだと思う。, 【NEW】「ゲット・アウト」特別映像2 https://t.co/abEN64t3bb #ゲット・アウト #ダニエルカルーヤ #アリソンウィリアムズ #キャサリンキーナー #ブラッドリーウィットフォード #ジョーダンピール #ジェイソンブラム製作 pic.twitter.com/NldWqvL4UH, 『ゲット・アウト』を観た多くの人がまず、主人公のクリスが差別を受ける話だと思うはず。, 実際はそれとは逆に、黒人が優秀であると崇拝し、白人が脳を移植して身体を求める話には驚いた。, これが仮に、白人のカップルによる話だったら、この物語の展開はありきたりになっていた。, 改めて考えてみると、そう意識してしまう捉え方が、何だかとても愚かに感じたというか虚しいですね。, だけど、その捉え方を逆手にとった『ゲット・アウト』の脚本は、多くの人が潜在意識で持っている差別意識への皮肉だと思います。, 何故なら、『ゲット・アウト』はこれまでの黒人差別の物語では無いところが、黒人差別無くしては成り立たない脚本だからです。, いざ申し込もうとしても、付加価値がわかりづらいので、自分でわざわざ調べるのも面倒くさい。, 私も動画配信サービスを決めるにあたり、色々調べるのが面倒で放置していた経験があるのでよくわかります。, 映画好きなあなたであれば、配信本数が100,000本以上と競合他社と比較してもトップレベルであるU-NEXTを選択すればまず問題ないです。, でも、どんなサービスにもいえることですが、まず、実際に利用してみないと判断ってできませんよね。, そこで、オススメしたいのが、U-NEXTには31日間の無料トライアルがあるのでサービスを堪能してみることです。, また、無料トライアルに申し込むと、映画はもちろんマンガを見るのにも使える600円分のポイントがもらえるので、試さない方がもったいないくらいです。, 31日間の無料トライアルを利用する際に、絶対に覚えておきたい注意点が以下になります。, U-NEXTは日割り計算をしていないため、月末に申し込んだ場合、お試し期間で辞めたいと思っても解約日を忘れてしまうと1ヶ月利用したとみなされて料金が発生してしまいます。, 例えば、4月30日に申し込んだ場合、5月30日までが31日間の無料トライアル期間です。, 上記の項目を入力後、無料トライアルの終了日時が表示されますので、必ずメモをしておいてください。.
JavaScriptが無効です。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてください。JavaScriptを有効にするには, 「ゲット・アウト」という映画を見て疑問に思った事なのですが、冒頭の黒人が白いスポーツカーに連れ去られるシーンの黒人男性は誰だったんですか?またアンドレの脳内にいる白人は誰なのですか?, ゴジラVSコングの予告を観ました。私が観た予告が正確ならラドンらしき物とモスラの遺跡のシーンが有りました。 アメリカのある住宅街の夜道で、電話しながら歩く 黒人アンドレ・ヘイワース(キース・スタンフィールド)が車で連れ去られ ます。 仕事が忙しい彼氏と昨日ご飯に行く約束をしていて集合場所に20分近く来ず、メッセージで別れようって言われました。彼からもう嫌いになったんでしょ?って言われましたが、私の気持ちを伝えた後、彼から別れたく無いし大好きだよって言われました。 日本語に訳すと「ゲット・アウト」とは「逃げろ!」という意味に該当します。 パーティのシーンで、アーミテージ家に招待された黒人のローガン。 「ゲット・アウト」という映画を見て疑問に思った事なのですが、冒頭の黒人が白いスポーツカーに連れ去られるシーンの黒人男性は誰だったんですか?またアンドレの脳内にいる白人は誰なのですか? もう還元された方いますか?, モンストでさっきデリエリにこのキャラとフレンドも自分のその他キャラで行ったんですけどミッションクリアにならなかったのはどうしてですか?, https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13222474903. 腐海の底では、空気も清浄... 「ジュラシック・パーク」および「ジュラシック・ワールド」シリーズを楽しむにあたり不可欠なキャラクターがいます。
ファンタスティックビーストシリーズの、グリンデルバルド役のジョニーデップが降板という事で、残念です。皆さんは新しいグリンデルバルド役に誰を期待しますか?( ^ω^ ) 別れるって言った理由は最近仕事が上手くいかず車も年内まで使えない... モンストの書庫で今激究極に鳥が出張中?って書いてあるんですけどあれってなにを意味しているんですか?, 水溜りボンドはなぜ炎上したのですか?調べてもいろいろな話が飛び交っててどれが本当の理由か分かりません。, 9月のペイペイ花王の40%還元が11月下旬にポイント付与予定ですが、まだ還元されません。 まさかアカデミー賞で脚本賞をとるなんて驚きですよね。筆者はアカデミー賞を毎年見ているのですが、ホラー映画は珍しすぎます。笑, しかしこの作品はそれを見事に表現して伝えるのに成功しています。恋人のローズや、その家族、懇親会での会話の場面がクリス目線で作られていて、アーミテージ家の白人の登場人物が 口々にオバマやタイガー・ウッズを語ったり、, 「今や時代は黒だ」とか、本当に人種を意識していないならわざわざ言葉にしなくてもいい話題の選び方しかしていないので、不穏で異様な不信感がクリスの中に積み重なっていくのが実感できます。, サイコセラピストのローズの母親が、クリスを禁煙セラピーをきっかけに洗脳に誘い込む時の、鍵のような役割をしているのがこれです。, どこからが夢なのか、過去の現実なのか、自分の悲しい記憶なのか、彼女が言う例え通り「沈んだ地」に、観ているこっちまで一緒に取り込まれるような恐怖すら感じます。, クリス目線の、雇い主の娘婿候補である、というジェラシーを割り引いてみたとしても、明らかに挙動不審です。, そして多分に情緒不安定な印象で夜中にじっと窓の外を見つめていたり、クリスのスマホの電源コードを抜いたりするジョージナ、、、(黙っていればいいのにクリスに犯行を告白してしまったりもする), 何故この2人は奇行を繰り返すのか?後半からクライマックスにかけて、その謎が明らかにされていきます。, アーミテージ家の使用人のジョージナが二回もクリスのスマホの電源コードを抜いて友人と連絡がつかないようにしていましたね。, クリスに問い詰められると、突然涙目になりながらも謝罪をしますが、彼女自身の良心と洗脳された部分による行動が彼女の中で、せめぎ合ってるのかと余計に不信感が煽られます。, また、懇親会でクリスが偶然会ったアンドレ・ヘイワースがスマホで写真を撮られて、焚かれたフラッシュに鼻血を一筋垂らしたシーンがありました。, そのとき目を見開いて異様に激昂し「GET OUT!!」と暴れ始めるのは、自分が洗脳された時の恐怖が瞬時に、記憶に宿るからかもしれません。, いやぁ、怖かったです!見事に構成された、テーマを示す暗喩と伏線があちこちに仕掛けてあって、ジワジワと皮膚感覚で、自分がクリスになったかのように怖さが身近に迫ってきます!, 一つ一つのトリックそのものはありふれているのに、それを丁寧に積み重ねていって、結末に集約させるやり方は、常套のサスペンスものの見せ方の1つです。, 本当に観ながら、クリスに画面越しに「 GET OUT!!」と大声で叫びたくなってしまうような場面が、最後の最後まで続きます。, 全てを悟ったクリスがアーミテージ家から脱出しようとした時に、ローズも含めたアーミテージ一家が本性を現す瞬間が恐怖のピークです!, あえて言います。アメリカ中産階級の何世代も前から続く偏見や習慣の怖さを、ある一族の懇親会のひとときの中で見事に描ききった新しいスタイルのサイコサスペンスです。, 俳優の有名無名ではなく、脚本そのものの力と必要最小限の演出の融合が、今回このような大ヒット作品を生み出した理由ですね。, この映画の主人公は女の子なのですが、なんですかね、成人した男性より少女の方が怖い気がします。笑, 主役の女の子が日常生活の中で徐々に本性をあらわにしていくのですが、巧妙に伏線が積み重ねられてストーリーを収束させていく様子は通じるものがあり、日常生活の中から