2000;283:2109-15), 日常生活のちょっとした心がけで免疫力アップ世界の研究によって明らかになったエビデンスを紹介します。. これらの特徴は全て、「免疫力が低下しやすい人」の特徴なのです。 他にも妊婦、糖尿病患者など抵抗力が普通の人よりも劣っている、免疫力が落ちている人はインフルエンザや他の病気にもかかりやすい事が分かっています。 ここから判断すると、インフルエンザにかからない人の特徴は「� 多くの病気に対抗するには免疫力が重要だという事を、目にした事、聞いた事はないでしょうか。, インフルエンザワクチン、予防接種も体に免疫を付ける為に行われる…だとすれば、インフルエンザに対抗するには免疫力が重要になってくるという事。, では免疫力が出来ればインフルエンザにかからなくなるのか?だとすれば免疫力はどうやって上げる事が出来るのか。, その為、再び同じウイルスが体内に侵入すると、免疫細胞が素早い対処を行う事ができ二度目は症状が軽く済むのです。, それはインフルエンザには様々なウイルスの形があり、そのウイルスは日々少しずつ変形しているからです。, 前と全く同じ形状のウイルスが侵入してくる訳ではないので、流石の免疫細胞も対処に少し手間取ると考えて下さい。, だからインフルエンザにかかる事で免疫は出来ますが、それでもうシーズン中に二度とインフルエンザにかからない訳ではありません。, ですが免疫が生まれる事により、次のインフルエンザにかかった時は症状が軽くなるのです。, では次に、根本的にインフルエンザにかからないようにする為にも、インフルエンザにかからないとされている人の特徴とは何か。, それを知る前にまず、インフルエンザにかかりやすいと言われている人の特徴をご紹介します。, その為人に接する機会が多いとインフルエンザに感染しやすいというのは、道理であると言えるでしょう。, 他にも妊婦、糖尿病患者など抵抗力が普通の人よりも劣っている、免疫力が落ちている人はインフルエンザや他の病気にもかかりやすい事が分かっています。, ここから判断すると、インフルエンザにかからない人の特徴は「免疫力が高い人」と言えます。, 先程も説明した通り冷え性の人はインフルエンザにかかりやすい、これは冷え性により体温が下がる事で免疫力が低下するのですが、この理由も詳しくお教えします。, この白血球の働きは、体温が1度下がると30%以上低下し、逆に体温が1度上がると500~600%も活性化するのです。, 現代の日本人は低体温化が進んでいると言われています、この低体温化を防ぐ為にも、免疫力を付ける為にも出来る方法をご紹介しましょう。, そしてその筋肉の70%は足に集中しているので、下半身を使うようにする事で低体温を防ぎ、免疫力を高める効果が期待出来るのです。, その結果体温が低下するので、適度にストレスを解消する事は免疫力アップへと繋がるのです。, しかし、大量に食べ物を食べると消化する時に血液が胃腸に集まるので、筋肉、肝臓、脳にあまり血液が行かなくなります。, そうなるとこれらの臓器の働きが落ち、熱が作り出されにくくなって体温が下がるのです。, 食べ物は食べ過ぎないように、同時にだらだら長時間食べる事を止めて、規則正しい食生活を送りましょう。, 上記を見て頂ければ分かる通り、免疫力を高めるという事はインフルエンザにかかりやすい人の生活を逆転しているという事なのです。, 良く病気にかかりやすい人はまず、自分の生活を見直し、少しずつ改めて行って下さいね。. Copyright (C) 2018 健康診断と人間ドックドットコム All Rights Reserved.
免疫について. Copyright © Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. (データ:Oral Microbiol Immunol. 免疫の特徴と働き 免疫とは 免疫とは自己と非自己(自分以外のもの)を見極めて非自己を排除する機構である。ここでいう非自己は細菌やウイルスなどの病原菌である。この免疫システムが働くことによって私たちは簡単には病気にならないようになっている。
免疫力の弱まる傾向にある人はどのような人でしょうか、大きく6つの要因に分けてリスクの高い人を分類しました。 乳酸菌b240研究所. 免疫について top 「免疫力」とは. ;2005;37:374-80), 強いストレスを受けると自律神経のバランスが乱れ、IgA分泌が低下するなど免疫力が弱まります。, 精神的ストレスとなる勉強や仕事が、免疫に影響を及ぼすという報告があります。例えばグラフ4。歯学部1年生で、入学してから約1年の各時期のIgAを測定すると、試験などがあって高いストレスを受ける時期にはIgAが低下していました。, また、看護師の仕事内容とストレスの関係を調べた研究では、意思決定や作業管理などの精神的なストレスが高まる仕事で唾液中のIgAが低下していました(注4)。月経前症候群(PMS)によるストレスも要注意です。13人のPMS女性と11人のPMS ではない女性の月経前、月経中、月経後のIgAを測ると、PMS女性では月経後のIgAが低下していました(注5)。, 歯学部1年生64人の精神的ストレスと唾液中のIgA分泌速度の関係。学期始め(9月)の低ストレス時、試験がある高ストレス時(3回)、ストレスから解放された学期末の計5回測定した結果、高ストレス時のIgA分泌速度が低かった。(データ:Lancet. 1995:10:202-7), 大学生の男性フットボール選手75人と一般男子学生25人で、1年を8期間に分け、唾液中の, (データ:Med Sci Sports Exerc. 風邪気味、風邪っぽい、風邪が長引いて・・・とか、風邪は万病のもと・・・なんて言葉よく耳にしますが、皆さんはこの風邪について、どれだけ正しい説明をできますか? ズバリ質問です。 Q 風邪ってなんですか? ・・・・・・・・・・・・ どうでしたか?風邪について正しく答えられましたか? 風邪は、専門的に言うと「かぜ症候群」。鼻、咽頭、喉頭の上気道でおこる急性炎症の疾患を「かぜ症候群」と言います。最近では …
1995:10:202-7), 妊娠中も免疫力が下がります。これは、妊娠中はホルモンのバランスが崩れる、つわりなどで食事が摂れず、栄養状態が悪くなる、睡眠不足になりやすい、ストレスを感じやすいなど、免疫力が落ちるライフスタイルに陥りがちだからです。また、母体にとって異物である胎児を排除しないように、マクロファージやNK細胞などの細胞性免疫が相対的に低下します(注1)。, 厳しいトレーニングを積み、鍛え上げた肉体を持つアスリートは、免疫力も高いはず。そう思われがちですが、実はそれは正しくありません。適度な運動は免疫力をアップさせますが、激しい運動はかえって免疫力を低下させます。マラソンなどの強度の強い運動をした人は、しなかった人に比べて運動後に上気道感染症(風邪)にかかる率が2~6倍増加したという報告もあります(注2、3)。, 運動強度が強い場合に免疫力が低下することは、学生フットボール選手を対象に唾液中のIgA量、風邪の罹患率の関係を見た研究で確認されています。この研究では激しい運動をした時期のIgAが低下し、罹患率も高くなっていました(グラフ3)。, 大学生の男性フットボール選手75人と一般男子学生25人で、1年を8期間に分け、唾液中のIgAと風邪の罹患を見た。激しい運動をした4期間に選手のIgA分泌速度が低下し、風邪の罹患率も高かった。(データ:Med Sci Sports Exerc. 1983;25:1400-2), ほかにも、慢性の心理的ストレスは腸内細菌叢に影響を与え、IgA濃度にも変化を及ぼすという報告もあります(注6)。冷えも慢性ストレスの一つです。体が冷えると血管が収縮して血流が悪くなり、体の隅々に栄養や免疫細胞が運ばれにくくなることで、免疫力が低下するのです。, また、10℃の水に手首までを10分間浸けると、その後、IgAが低下するという研究結果も発表されています(注7)。寒さも同様にストレスとなり、特に筋肉量が少なく、熱の産生量が低い女性は要注意です。, 睡眠は美容だけでなく、免疫にとっても重要です。睡眠時間と唾液中のIgAの関係を見た研究では、睡眠が6時間以下で時間が短いほど唾液中のIgAの分泌量が低下していました(注8)。, 睡眠時間だけでなく、眠りの質と免疫力の関係を見ると、眠りの質が良い人ほど、風邪の発症率が低下していました(グラフ5)。なお、同じ研究では7時間未満の睡眠時間の人は、8時間以上の人に比べて約3倍風邪にかかりやすくなりました。, 免疫細胞のT細胞が病原体などの抗原の情報を長期間記憶するためにも、睡眠が必要だという報告もあります(注9)。良質な睡眠は免疫力を保つ健康の要です。, 21〜55歳の健康な男女153人の14日間の睡眠時間や休息感などを聞き取り、眠りの質を評価。その後、風邪ウイルスを鼻に投与し、風邪の発症率を見ると、眠りの質が良い人ほど発症率が低かった。(データ:Arch InternMed.2009;12;169,1:62-7), 生活時間の乱れも要注意。動物には体内時計(サーカディアンリズム)があり、自律神経や体内のホルモンの分泌などを制御しています。しかし、生活時間が乱れるとそれらが乱れ、免疫力が低下して、様々な不調が現れてきます。実際、不規則な生活を余儀なくされるシフトワーカーを対象にした調査では、一般人に比べ、メタボリック症候群の発症リスクや乳がんのリスク、前立腺がんのリスク上がるなど多数の報告があります(注10、11、12)。これも免疫力と関係があると考えられています。, 食生活では過食を防ぎ、バランスの良い食事をすることが大切です。肥満も痩せも死亡リスクが高くなるからです。特に日本人は、肥満でなくても内臓肥満型で糖尿病のリスクが上がることが分かっており、糖尿病患者は感染症やがんのリスクも上がります。, 一方、野菜や果物、豆、全粒穀物などの推奨食品を数多く摂っていると、がんなどの病気になりにくいという報告があります(グラフ6)。タンパク質不足にも気をつけて。タンパク質は免疫細胞や抗体の材料。血液中のタンパク質であるアルブミン量が低い人は生存率が低いという調査があるのです(注13)。, 喫煙者は唾液中のIgAが低く、虫歯が多いという研究も。喫煙が多くの病気リスクに挙げられる原因の一つに、免疫力低下があるのです(注14)。, 乳がん検診に来た4万2254人に食事指針にて推奨されている野菜や果物、全粒穀物など23品目について、1週間に摂取する品目数をアンケート調査しスコア化。追跡調査で生存の有無を観察した。摂取している推奨食品の品目数が多い人ほど各疾患による死亡リスクが少なかった。(データ:JAMA. 健康だと思っていても、知らないうちに免疫力が低下していることがあります。その要因となるのは加齢や生活習慣など。加齢は避けられませんが、生活習慣は改善できます。どんな人の免疫力が落ちやすいのか、どんな生活習慣が免疫力を落とすのかを紹介します。, 免疫を司るT細胞やB細胞、リンパ球などの免疫細胞は、骨髄に存在する造血幹細胞から分化して生まれます。しかし、加齢とともに免疫細胞に分化する力が落ち、正常に働く免疫細胞が減ります。加えて、新たに生まれた免疫細胞自体の機能も若いころより低いため、年を重ねるにつれて免疫力が落ちるのです。, 乳幼児や子供も免疫力が低いグループ。新生児は母親にもらったIgAなどで守られていますが、その効力が切れると自前の免疫でウイルスや細菌から体を守る必要があります。しかし、免疫力は様々な異物や病原体などに曝されながら徐々に獲得していくもの。乳幼児らは免疫を獲得する過程にあるため、感染症にかかりやすいのです。実際、年齢群別のインフルエンザによる入院率を見ると、乳幼児や高齢者で高くなっています(グラフ1)。一方、粘膜免疫は、ある一定の年齢を過ぎるととともに減少するという研究も。グラフ2は健康な人116人の唾液中のIgAを測定した結果。唾液を採取して1分間にどれだけのIgAを分泌できるかを見たところ、80歳以上では20~30代の半分以下しか分泌されていませんでした。, 健康な人116人を年代別に4群に分け、唾液と血清中のIgA量を測定。1分間当たりに分泌された唾液中のIgAは、80歳以上の高齢者で有意に低下していた。(データ:Oral Microbiol Immunol.
;2005;37:374-80), 21〜55歳の健康な男女153人の14日間の睡眠時間や休息感などを聞き取り、眠りの質を評価。その後、風邪ウイルスを鼻に投与し、風邪の発症率を見ると、眠りの質が良い人ほど発症率が低かった。, 乳がん検診に来た4万2254人に食事指針にて推奨されている野菜や果物、全粒穀物など23品目について、1週間に摂取する品目数をアンケート調査しスコア化。追跡調査で生存の有無を観察した。摂取している推奨食品の品目数が多い人ほど各疾患による死亡リスクが少なかった。. 再び同じウイルスが体内に侵入すると、免疫細胞が素早い対処を行う事ができ二度目は症状が軽く済むのです。, その筋肉の70%は足に集中しているので、下半身を使うようにする事で低体温を防ぎ、免疫力を高める効果が期待出来るのです。.