枝や樹幹に発生して、傷口部分が赤や黒褐色に変色し、くぼんできます。その後、小さな突起物ができてきて、木の表面がざらざらになり症状が悪化していくと、病気になった木の幹に亀裂が生じる場合もあります。病気になった部分が幹や枝を囲い込むように広がって、それより上部の木が枯れてしまうという病気です。, ・カイガラムシ カイガラムシは、幹や枝に寄生して木の汁を吸うことよって樹勢が衰えるなどの被害を引き起こします。また、カイガラムシの排せつ物が原因で起こるすす病が、発生することもあるので見かけたら駆除していきましょう。, カイガラムシは、卵や成虫の体表は被膜に覆われているため薬剤の防除が難しい害虫です。そのため、被膜に覆われていない幼虫の間に駆除をしましょう。5月~6月の幼虫の間に薬剤を散布します。しかし、幼虫の間でも薬剤の耐性が強いので、散布量を十分に確保し、かけ漏れをなくすように注意しておこないます。, 成虫のカイガラムシを駆除する場合は、先のとがったヘラや爪楊枝で、葉や枝から1匹ずつとっていきましょう。取り終わったら、殺虫スプレーなどで後処理をしておくとよいでしょう。, ・アブラムシ 栗の実は秋に旬を迎えます。栗の実は誰もが知るものですが、栗の花はどのようなものかご存知でしょうか?じつは、栗の花はとても特徴的な見た目とにおいで知られています。どのようなにおいか、また栗の花から採れるはちみつの成分、使い方についてもご紹介します。 aff2019年10月号/特集2「栗を食べよう」/知って得する「栗」のこと/ちょっと意外な豆知識から、栗拾いのコツ、おいしい食べ方や保存方法など、栗に関するあれこれを紹介します。 カミキリムシは1年~2年に1回くらいのペースで発生します。カミキリムシの成虫は木の幹を傷つけて産卵をします。幹の中で幼虫がふ化すると、1年~2年間幹や枝の中を食べながら成長していきます。, 栗の木がカミキリムシの幼虫の食害を受けると木の幹や枝が内部から破壊されるため樹勢が衰え、ひどい場合には枝や幹が枯れてしまうこともあります。庭の栗の木にカミキリムシの成虫を見かけた場合、すでに卵を産み付けられてしまっている場合があります。そのため、しばらくは食害の穴やそこから出ているおがくずを探しましょう。, もし幼虫を見つけた場合は、穴に針金を差し込み捕まえることで、被害を抑えることができます。まずは、カミキリムシが栗の木によらないようにすることが大切なので、こまめに忌避剤を散布するなどの対策が効果的です。, 栗の木を育てていると、「実や花のつきが悪い」ということが起こる場合があります。そういったときには、下記のような原因があります。原因をつきとめ改善しましょう。, 栗の木を育てるときの方法として、基本的な水やりや肥料のタイミングや、注意すべき病害虫の対策、生育の状況が悪い原因と改善方法をご紹介していきました。なかには、剪定などの木の状態を見極めておこなわなければならないこともあり、上級者やプロでなければ難しいこともあったのではないでしょうか?, もし、自分ですべてのお手入れをおこなうのが難しいかたは、難易度の高いお手入れを業者に依頼してはいかがでしょうか?, 自分で栗の木を剪定するのは難しいと感じたとき、「業者に依頼しよう」と考えますよね。しかし業者に依頼しようと思っても、「どうゆう業者を選べばいいのかわからない」「剪定費用の相場はいくら必要?」などの不安があることでしょう。そのため、ここでは、剪定にかかる費用や、業者を選ぶときのポイントについてご紹介していきます。, 費用は業者の料金体系によって異なり、主に日当制、時給制、単価制の3つがあります。ここでは、栗の木一本の剪定をおこなうことを想定して、単価制の相場をご紹介していきます。単価制は、樹高によって料金が変わります。それぞれの料金相場は以下の通りです。, ここでは、よい業者を選ぶときはどのようなポイントに気をつければよいのかということをご紹介していきます。, 見積りの内容がわかりやすく、明確であるかを確認しましょう。「一式」などと記載されているときは、注意が必要です。ただ、「一式」の内容について説明をしてくれる場合は、安心できます。, 作業の実績や口コミを参考にしましょう。剪定業者は技術職なので依頼の件数をこなしているということは、それだけ経験が豊富であるということになります。また、「リピーターが多い」、「よい口コミが多い」という業者はお客様のご要望を叶えられていると考えられます。, 一本からの剪定や、お客様が納得のいく形まで剪定をし直しをしてくれるなど、丁寧に対応をしてくれる業者に依頼するとよいでしょう。, 剪定のことだけでなく、栽培のことについての相談にものってくれる親切な業者に依頼するとよいでしょう。木の状態をプロの目で判断してもらい、適切なアドバイスをもらえたら嬉しいですよね。, 今回は、栗の木の剪定方法や栽培の方法についてご紹介していきました。放っておくととても大きく成長する栗の木は、大きくなりすぎず、日当たりを好む性質から木全体に日の光が行きわたるような剪定をする必要があります。なれていないと難しいうえに高所での作業となりますので、安全を確保するためにも業者に依頼することをオススメします。, 剪定110番なら、24時間365日電話対応可能です。忙しい方でもご都合のよろしいときにお問い合わせいただけます。お電話でご相談ののち、現地調査とお見積りをさせていただきます。現地調査とお見積りは無料でおこなっておりますので、料金にご納得いただいてからご依頼していただけるという点も安心です。, ■【果樹】キウイの剪定作業の方法と時期|鉢植え・地植えでの肥料・水やりなどの栽培方法&フルーツ収穫のポイント, ■【果樹】みかんの剪定方法・時期|柑橘類の収穫のコツは日々の手入れや摘果!鉢植えでの育て方も紹介, ※手数料がかかる場合がございます。 秋の味覚の一つでもある栗は、ホクホクとした食感と濃厚な甘味はこの時期でしか味わえない味覚でもありますよね。, でんぷんが十分に蓄えられていないと、花を咲かせるだけの栄養が足りない状態となってしまいます。, 剪定を行っていないと、花を咲かす事ができない枝にまで栄養が吸い取られてしまい、花を咲かせることができる枝に十分な栄養行き届かせる事ができなくなってしまいます。, 折角、花を咲かせる事ができる枝があっても剪定を行ってしまうと、花を咲かせる事ができなくなってしまいますよね。, これは木全体に栄養が行き届いている結果、全ての実を完熟させるだけの栄養が行き届いていない事が原因となります。, このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。. 栗は、ブナ科クリ属の落葉広葉樹です。とげの生えている外皮をまとった美味しい実をつけることや、木材がシイタケの元木になることで有名ですね。ちなみに、栗の実を食料としていた歴史は古く、縄文時代から食されていたようです。, そんな日本人と馴染み深い栗は、庭木としても植えられます。ここでは、そんな栗の剪定方法や、上手に育てるコツをご紹介していきますね。この記事を読むことで、自宅の栗の木が健康で多くの実をつけるようなお手入れの方法を知ることができるでしょう。, まずここでは、栗の剪定についてご紹介していきます。栗の特徴から剪定の必要性、また実際にお手入れをおこなう時期や方法など、まとめて確認していきましょう。, 落葉広葉樹である栗は、クヌギに似た葉をもち、秋に黄葉(こうよう)します。晩秋になると葉は枯れますが枝には多くの葉が残ります。とげの生えた外皮をもつ実をつけるという特徴をもっていることでも有名ですね。, 栗は暑さにも寒さにも強いため、沖縄を除いて全国的に分布しています。しかし過度の寒さや暑さは、病害虫の被害に遭いやすいため注意が必要です。もっとも栗の生育に適している気候環境は、年間の平均気温が15度前後、春から秋ごろにかけての平均気温が-20度前後、冬場の最低気温が15度を下回らない場所です。, 栗は、日当たりのよい環境を好みます。庭に植え付けをおこなうときには、日当たりのよい場所を選びましょう。日の当たらない環境には弱いため、日当たりが悪い場所に植えてしまうと栗の実をつけなかったり、最悪の場合は枯れてしまったりすることもあります。, 栗は、剪定をおこなわなくても実をつけるようになります。しかし樹冠や樹高が大きくなりすぎてしまうため、近所の住民に迷惑をかけてしまうおそれがあります。また樹冠が大きくなりすぎると、日の当たらない部分は実をつけなくなるだけではなく、枝が枯れてしまうこともあるのです。枝が枯れてくると、木の生育が順調にいかなくなることにもつながるので、日の光が当たらない部分を作らないようにするためや庭木として適切なサイズに保つためにも、適宜剪定をおこなってあげるとよいでしょう。, 適切な栗の木の剪定の時期は、落葉をした後の12月~2月末あたりです。これは栗の木が休眠期に入るためです。, 栗の木を育てる場合は、木の高さを3~4m以内に収めるようにしましょう。栗の木はとても大きく成長します。大きくなりすぎた庭木を剪定するのは危険を伴うため、管理できる高さにとどめるようにこまめに剪定をしてあげましょう。, 栗の木を剪定する場合、変則主幹形に仕立てるのがよいです。下記のような手順で時期ごとに剪定をおこなっていきます。, まず植え付けたときは、株元から50cmほどの高さを残して切り落とします。その後3週間ほど経過したら、台芽を取り除いて、穂木の芽の中から20cmくらいの間隔をあけて、強い芽を5本ほど残します。, 2年目以降は枝の先端を軽く切り戻します。6年ほど経過したところで、樹高が3~4mに達したら剪定をおこなうときに芯抜き(主幹を切り取る剪定方法)もしてあげましょう。また、生育段階で発生する※1交差枝、※2平行枝などの不要な枝は切り除いて、樹形を整えながら育てていきましょう。, 樹形を整え、木全体に日の光が当たるような形にしていくために、内側に伸びたり側枝同士で重なったりしている枝は、重ならないように切りましょう。また、※3徒長枝などの不必要な枝を切り落として木をスッキリさせることも大切です。実を早く付けたい場合は、若く勢いのある枝を残すように剪定をしますが、日の光を木全体にあてるために間隔をあけながら、残す枝と切り落とす枝を選びましょう。, 剪定の方法や時期を紹介してきましたが、非常に高く成長し日当たりのよい環境を好む特性をもつ栗の木の剪定はさまざまのポイントがあります。高さを抑えるために、植え込みのときから生育段階に合わせた剪定方法や、木全体に日がいきわたるような樹形の整え方など自分だけでは難しい部分もあります。, そこで剪定に慣れていないかたや自分でおこなう剪定に不安を感じているかたは、業者に依頼してみてはいかがでしょうか?プロならば豊富な経験と知識があるので、栗の木の特性に合わせた剪定を、正しい時期と方法でおこなってくれます。さらに正しく剪定をおこなうことは、木へのダメージを抑えて健康を保つことにもつながり、きれいに仕上がります。, 最後に、大きく育った栗の木の剪定は高所での作業になります。慣れていないかたが軽率におこなうと重大な事故やケガにつながることもあるので、剪定をおこなう場合は業者に依頼することをオススメします。, 栗の木は剪定をこまめにおこなわないと、扱いきれないほど大きくなってきます。そのため、植えこむ場所や土地の広さ、日当たりなどを考慮することや、小さいころからのこまめなお手入れが上手に育てるコツだといえます。ここでは、栗の木の育て方や病害虫に対する注意点などを紹介していきます。上手に栗の木を育てるコツを知っていきましょう。, 鉢植えで育てている場合は、土の表面が乾いていたらたっぷりと水をあげるようにしましょう。庭に植えている場合は、苗木や植え付けのとき以外は水やりは不要です。しかしあまりに乾燥している場合は、水やりをしましょう。, 庭植えの場合は、2月の寒肥と栗を収穫した後におこなう10月のお礼肥(おれいごえ)として速効性の化成肥料、有機肥料を与えます。そうすると、「新芽や花芽の増加」「果実のつきがよくなる」「樹木の生育促進」「根張りがよくなる」などの効果が期待できます。, 鉢植えの場合も、2月の寒肥と5月・10月のお礼肥として速効性の化成肥料や有機肥料を与えることで、「新芽や花芽の増加」「果実のつきがよくなる」「樹木の生育促進」「根張りがよくなる」などの効果が期待できます。, ・胴枯病(どうがれびょう)
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