佐々木希さん「すごく嫌な気持ちになりました」 ”伊藤くん”の良さを1番知っているのは、もちろん演じた岡田将生さん。 中村:ハリケーン伊藤だったね(笑)。あのホテルの窓辺に伊藤と実希とクズケンの3人が並んで座っているシーンについて廣木監督が「同じ大学繋がりの3人、彼らの青春の終焉みたいにしたい」と言っていたのが印象的で、風情を感じました。 脚本家の矢崎莉桜(木村文乃)の恋愛指南。3人目の相談者は相田聡子(池田エライザ)23歳。SNSにカワイイ自撮りをアップしまくるいまどきのリア充女子だ。一見、恋の悩みとは無縁な聡子だが、実は男の人とまともに付き合ったことがなく、いつも体だけの軽い関係で終わってしまう。一方、中学時代からの親友・神保実希(夏帆)は、大学の先輩・伊藤を一途に想い続け、最近うまくいきそうな気配だ。伊藤のために処女を守り続け、恋の力でキラキラと輝く親友に焦りを感じた聡子は、勤め先のタルト店に実希のバースデーケーキの予約に来た伊藤にトラップを仕掛ける。莉桜は聡子が語る伊藤の姿を、脳内で『東京ドールハウス』主演俳優の沖田(山田裕貴)に置き換え、その成り行きを追っていき……, 莉桜(木村文乃)の事務所でくつろいで執筆をサボり中のクズケン(中村倫也)。お客さんが来ると言っても、もう少しサボらせてとダメ発言。そんな中、プロデューサーの田村(田中圭)からインタビューの調子はどうかとメールが入ります。クズケンを叱咤激励し、見送る莉桜。, しかし、これまで一度も誕生日を祝ってもらったことがないという聡子は、自分は一度もちゃんと付き合ったことがないんじゃないかと相談します。, いつも何となく始まり気付いたら終わっているとも。 甘いものが苦手なのにタルト屋で働いている聡子。, 今の職場に勤め始めたのも、親友がそこのチェリータルトが大好きだったからだと言います。, 廃棄分のチェリータルトを友達の家にいくからと持ち帰ろうとした聡子ですが、男性の同僚の市橋から主任がそんなことしていいのかと言われてしまいます。, 彼氏と別れたと言うのが聞こえた、こんな可愛いのにと言う市橋に対し、聡子がそんな事言ってくれるのは市橋君だけだよと言うと市橋はキスをするのでした。, 絶対に付き合うことになるよと言われ、良いお父さんになりそうなタイプかもとのろけます。, 大学院に通っている実希。聡子が実希の誕生日の話をしようとすると、実希の携帯に伊藤からメールが。実希は、伊藤の後輩でテレビ局のバイトを伊藤に引き継いだのでした。, 聡子は莉桜に中高女子校だったから誰とも付き合ったことがない実希が心配だと言います。, 三年間思い続けるなんて自分には出来ない、自分は持って半年、別れた理由も聞かないと言う実希の言葉に、田村との過去を思い出す莉桜。, かつて、ホテルでことを済ませた後に突然、やっぱり結婚することになったと田村に言われたのでした。 ある日仕事中の聡子をお洒落をした実希が訪ねます。, お気に入りのランジェリーショップの場所を訊ねられた聡子はどんどん綺麗になっていき幸せそうな実希を見て動揺します。, 仕事中に送られてきたジャズバーの写真報告に、今市橋とデートしていると嘘をつく聡子。, とそのタイミングで実希から今からホテルに行くことになったとメールが。明日会えるかとも。, ホテルの部屋でいきなり脱がせようとした伊藤に驚き、シャワーを浴びて良いか聞いたという実希。, しかし、シャワーから戻るといつもの伊藤に戻っていて、今日はいいよと言われてしまったとのこと。, そして、誕生日はブルーノートに連れて行ってくれることになったという実希。聡子は一人、伊藤と寝なかったんだと呟きます。, 聡子はそんな伊藤に何か困ったことがあったらいつでも連絡くださいね、親友の実希の為ならどんなことでも相談に乗るんでと顔を近づけて言うのでした。, 1話から見てきて、てっきり伊藤は女の人と付き合うのに躊躇いがちなタイプなのかと思っていたら、実希とはもう付き合っているということに驚きました。, 伊藤くんAtoEの5話を見逃してしまっても、オンデマンドサービスを使えば簡単に無料でご覧いただけますよ。, 映画公開に先駆け、【E】「毒女」矢崎莉桜(木村文乃)のもとへ訪れる【A】【B】【C】【D】4人の女性の“伊藤くん”との恋愛相談を、5話毎に描いていくTVドラマが全8話で放送決定!, 映画だけでは描き切れない、【A~D】の女性たちと“伊藤くん”の切なく痛い恋模様を赤裸々に映し出します!廣木隆一監督が映画に引き続きドラマ総監督を務めて仕掛ける、予測不能な震撼恋愛ミステリー!ご期待ください!, 5話は佐々木希さんが攻めた役どころで、伊藤くんからぞんざいに扱われている女性の役です。, その後編となります。伊藤くんからぞんざいに扱われている女性は果たして幸せになれるのか?, Aの女:「ぞんざいに扱われる女」 佐々木希 伊藤に粗末に扱われ続ける才色兼備の高級カバン販売員 島原智美 佐々木希がセクシーな役どころを演じています。, Bの女:自分の殻に閉じこもる女」 志田未来 伊藤からストーカーまがいの好意を持たれる、バイトに身の入らないフリーター 野瀬修子, Cの女:「愛されたい女」 池田エライザ 親友が想いを寄せる伊藤を寝取る、男を切らしたことのないタルト店の店員 相田聡子, Dの女:「高学歴の鉄壁女」 夏帆 処女は重いと伊藤にふられ自暴自棄に初体験を済ませようとする大学生 神保実希, Eの女:「毒女」 木村文乃 女たちの伊藤にまつわる恋愛相談をネタに新作ドラマで再起を図る、売れなくなった崖っぷちアラサ―脚本家 矢崎莉桜, 伊藤くんAtoEネタバレ最終回8話あらすじ見逃し配信や無料動画はこちら高学歴の女 後編. #田中圭 さん演じる“田村”は仕事に厳しくクールに見えるけど陰で支えて守ってくれる頼れる男
アナタはどっちがタイプ?, 相談にきたの女を見下して、次回作のネタにしようと画策する莉桜。
この映画のために書き下ろされたこの楽曲は、一度聞いたら忘れられない中毒性のあるメロディと、心に突き刺さりつつも前向きな歌詞が、本作の物語を彩っています。 ぜひ劇場にお越し下さい, 92から続く⇒ 前々から気になっていた中村倫也の出演作ドラマ「伊藤くんAtoE」を観ました。これ映画版とドラマ版があって、どっちに出てるんだろう?とずっと思っていたんですが、両方出演してるんですね。で、先にドラマ版があって、その続編が映画だったので、ドラマ版をNetflixで観て良かったです。
Official Mirai Shida homepage (also source), Mirai Shida at the Internet Movie Database, 恋をすると人はダサくなる! 原作、脚本、ドラマを観て書き下ろしてくださったそう。 『伊藤くん A to E』この映画を観た後、多くの人が、モンスター級の【痛男】伊藤誠二郎について、崖っぷちアラサーの【毒女】矢崎莉桜について、タイトルにある【A~E】の女性キャラクターについて語り合いたいと思うだろう。主演で痛男を演じた岡田将生と売れっ子脚本家のクズケンこと久住健太郎を演じた中村倫也が、男子目線で語り合って見えてきたものとは──。, ドラマ「太陽と海の教室」から実に9年ぶりの共演となる岡田と中村。知っている仲だからこそ思いきり演じることができたそう。そんな2人が演じる伊藤とクズケン、そして【D】の女・実希(夏帆)は同じ大学のサークル仲間でもあることから、廣木隆一監督は「この3人の青春の終わらせ方もテーマのひとつ」と語っている。すべての中心にいる伊藤というキャラクター、岡田と中村にはどんなふうに映ったのだろうか。, 中村:僕自身もドラマ版で莉桜(木村文乃)の妄想のなかの伊藤を演じていますが、伊藤はプライドが高く、コンプレックスの塊のような、ものすごく周りの人をかき乱すキャラクター、こじらせ男子ですよね。それを映画版では、真打ち登場! (岡田)将生が演じる──ものすごく楽しみでした。伊藤役がぴったりだというと営業妨害になっちゃうかもしれないけれど(笑)、本当の意味で将生が嫌われていたり痛男だったりすると成り立たない。容姿端麗で品もある、みんなに愛されている将生が演じるからこそ生まれるものがあると思うんです。だって、どうしたって岡田将生という俳優は素敵ですから。, 岡田:倫也さんの言葉──将生が演じるから伊藤は愛されるキャラクターなんだ、という言葉に救われました。僕自身、演じながら伊藤が愛おしくなりましたし、彼の考え方を肯定できるようにもなったけれど、どうしたって共感はできないですから。倫也さんの演じたクズケンは、実はこの作品のなかで一番まともなキャラクターですよね。夏帆ちゃんの演じる実希とのホテルのシーンとか、クズケンの立場としてはものすごく切なくて……。僕(伊藤)はセリフを吐いてバンッとホテルの部屋を出ましたが、あのシーンは長回しだったので、その後の倫也さんと夏帆ちゃんのお芝居をモニターで見ていました。クズケンの後ろ姿が切なすぎました。, 中村:ハリケーン伊藤だったね(笑)。あのホテルの窓辺に伊藤と実希とクズケンの3人が並んで座っているシーンについて廣木監督が「同じ大学繋がりの3人、彼らの青春の終焉みたいにしたい」と言っていたのが印象的で、風情を感じました。この作品は、伊藤に出会った女性たちが断捨離じゃないけれど、伊藤を通過することで前に進んでいく、みんな何かから卒業する物語。クズケンにもそれがあるんだと監督のそのひと言で感じました。それにしても、かわいい実希を挟んで、派手なシャツの伊藤とバスローブに赤いパンツのクズケンの画は、何ともシュールで面白かったよね(笑)。, 伊藤と出会うA~Eの女性キャラクターたち──【A】都合のいい女・智美、【B】自己防衛女・修子、【C】愛されたい女・聡子、【D】ヘビー級処女・実希、【E】崖っぷち脚本家・莉桜のなかで特に印象深く残っているのはどの女性なのだろうか。W主演となる莉桜役の木村文乃をはじめ、佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆、そうそうたる女優たちが伊藤というキャラクターに振り回される。, 岡田:Dの女・実希とCの女・聡子は親友同士ですが、実希が伊藤に3年間片想いをしているのを知っていて、聡子は伊藤を寝取るって、女性の心理は分からないなって思いました。完成した映画を観て、改めて伊藤は聡子に対してものすごく無神経なことを言っていたんだなと……。撮影現場では見えなかった聡子の表情がとても印象的でした。, 中村:クズケンは莉桜と実希とのシーンだけだったので、他の女性たちについては完成した映画で観ましたが、Aの女・智美がラーメン屋でレンゲのなかに小ラーメンを作っているのは腹が立ちましたね(笑)。第三者的な立場としては、ラーメンはすすれ! と思うけれど、恋をすると人はダサくなる、だから面白いのかもしれないね。, 岡田:僕個人としてはレンゲの小ラーメン可愛いなって思いましたけど(笑)。恋をするとダサくなるというのは確かにそうですよね。伊藤と実希のホテルのシーンで、実希がバーンとベッドに横になるシーンがありますが、ベッドに仰向けになっている実希を前に伊藤が悩んでいる、そのときに夏帆ちゃんと目があって思わず笑ってしまったんですよね。でも、そのシーンの廣木監督の「もっと間を取れ」をはじめ、監督のこだわりは本当に面白かったです。, 岡田:もともとはベッドでしたが、歯みがきをしながらそのままバスルームで──という流れになった。現場で変更になったシーンですね。, 物語の後半、伊藤が何者であるのかが明らかになり、伊藤と莉桜、クズケンと莉桜がそれぞれ互いの本音をぶつけ合うシーンも見どころのひとつだ。撮影前に俳優たちが「楽しみにしている」と語っていたシーンでもある。特に莉桜と伊藤の対決シーンは、長回しで10分! という廣木監督節炸裂のシーンとなっている。, 岡田:莉桜と伊藤の最後のシーンは、莉桜の表情が変わるように、変わってくれるように心がけて演じていました。莉桜が変わることが、伊藤を演じた僕にとっての最後にできることというか……僕自身、莉桜に幸せになってほしいと思っていましたから。撮影後に原作の柚木先生とお話する機会があって、その時に先生が、おっしゃっていたのは「伊藤は合わせ鏡のような存在、伊藤に会うことで自分のダメなところが見えてくる」。なるほど! と思いました。伊藤は人のダメなところを見抜く目を持っている、それしか持っていないとも言えますね(笑)。, 中村:僕も莉桜に幸せになって欲しいと思って演じていました。莉桜とクズケンとの会話で、良いセリフだなと思ったのが、クズケンのセリフ──「俺は、莉桜さんを仲間だと思っていた。自分をさらけ出して~」と続くセリフは、表現の世界にいる誰もが思っていることなので、僕自身にも響きました。周りの評価とどう向き合えるか、逃げずに頑張れるかが大事だけれど、逃げ腰になってしまう気持ちもわかる。クズケンは莉桜のことを先輩として大好きだし尊敬もしている。だからスランプになって言い訳ばかりしている彼女がもどかしくもあったんですよね。, 伊藤という痛男に振り回される女たちの恋愛ミステリーの面白さはもちろん、伊藤が最後に語る理論をどう受け取るか、実は考えさせられる深いテーマがある。岡田が「伊藤は確かに【痛男】だけれど、【A~E】すべての女性も【痛女】、全員ダメ(=愛すべきキャラクター)」だと語るように、共感したり、肯定したり、あるいは否定したり、男と女について語り合える映画であることは間違いないだろう。, 中村:ほんのちょっとのことで、この人は俺のことが好きなのか? って勘違いをしてしまうことですね。大概、勘違いですけど(笑)。, 岡田:たとえば、捨てるものと残すものがあったとして、残さなくちゃならないものを捨てちゃっていた……とかですね。, 出演:岡田将生 木村文乃/佐々木希 志田未来 池田エライザ 夏帆/中村倫也 田中 圭