CMEのチャートを見てみると、「窓」が存在していることに気が付きます。
「窓」とは・・・
ローソク足を描いた際、相場の一気の上げ、または下げにより、前日終値と翌日始値が重ならないでできた空間のこと。その後、その空間を埋めていくような値動きを「窓を埋める」といいます。「空(くう)」と呼ぶ場合もあります。
ローソク足を描いた際、相場の一気の上げ、または下げにより、前日終値と翌日始値が重ならないでできた空間のこと。その後、その空間を埋めていくような値動きを「窓を埋める」といいます。「空(くう)」と呼ぶ場合もあります。
仮想通貨の市場は24時間365日稼働しており、暗号資産(仮想通貨/暗号通貨)の取引所も同様ですが、CMEについては営業時間が決まっています。日曜日から金曜日の4:00PMから1時間と土曜日全部は取引時間外となっています。
「窓」埋めなしは1回のみ
2018年から「窓」をTradingViewの「Bitcoin CME Futures D1」のチャートで確認していくと・・・
2020年7月24日から27日の間に存在している「窓」のみ、2020年11月5日時点で埋められていないことが分かりました。
価格帯としては、約9,700から9,840米ドル付近です。
これまで「窓埋め」は行われていることから、暴落の形で1BTC=1万米ドルを割り込み、9,600米ドル付近をつける可能性は十分にあると言えます。
曜日別と日別の価格変化率平均を検証する
Coin Market Capの2017年1月1日から2020年11月3日までのビットコイン(BTC)価格履歴始値と終値を参照して、始値と終値の変動率から平均値を出してみました。
曜日別では、
・弱い:木曜日・日曜日
・強い:月曜日・水曜日・土曜日
日付別では、
・弱い:10日、21日
・強い:17日、19日、23日、28日
月初は強い傾向にあるという結果になりました。
*2020年度の12日が大きくマイナスになっているのは、3月12日にコロナショックで約60%のマイナスが発生しているためです。ちなみに木曜日です。
このあたりを意識していると、短期のトレードをする際に方向性を決める上で重宝しそうです。