55歳未満が、自分年金を運用しておかないと大変なことになる

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「生涯収入5億円倶楽部」メンバーにとって、身近な個人年金のお話である。

あなたは今の日本の年金制度について、その実体をどの位把握できいるだろうか?

たとえば厚生年金。某大学教授のシミュレーションによると次の【厚生年金損得勘定表】のようになると計算されている。あくまでもシミュレーションなので、100%そうなるといったデータではないが(まあ、みらいに対して100%は無いのだが)参考データとしてシェアさせて頂きたい。

【厚生年金損得勘定表】

  • 現在の年齢:いくら得するか損するか
  • 70歳:3,090万円の得
  • 65歳:1,770万円の得
  • 60歳:750万円の得
  • 55歳:170万円の得
  • 50歳:340万円の損

  • 45歳:800万円の損

  • 40歳:1,220万円の損

  • 35歳:1,590万円の損

  • 30歳:1,890万円の損

  • 25歳:2,120万円の損

  • 20歳:2,280万円の損

  • 15歳:2,340万円の損

  • 10歳:2,360万円の損

現在55歳の方はギリギリではあるが得をすることになる。

50歳、40歳、30歳、20歳・・・と年齢下がるに従い、損の額が多くなり続ける。たとえば真田孔明の長女の場合は10歳・・・約2,360万円の損をすることになる。

これが厚生年金の実体である。「生涯収入5億円倶楽部」メンバーとしては、皆が頭の片隅において置かなければならない数字である。

今日本では、子どもが欲しくない、いらない、という方々が増えていったために、少子高齢化はどんどん加速化している。

これから先のさらなる人口減少によって、みらいの日本国内では、就労人口がどんどん減少して行く。

若い労働人口が減少傾向にあるにも関わらず、それに対して、お年寄りの年金の受給者はどんどん増加して行く。

働けない、働かない世代が増加することによって、社会保障費用が年々増加し、国庫に対しての負担が増えて行く。

日本国内での市場ではやっていけなくなった企業は海外に流出し、失業率は増加して行く。

若い人たちを中心に所得は長期的に減少し続け、個人が納める税金が減り続けて行く。

生活するのがやっとという若い人たちを中心に、国民年金の未払いが年々増加して行く。

そもそも、このような状況下において、将来、僕たちはまともに年金をもらえるわけなどが無いのだ。

だからこそ重要なのだ。自分と家族の将来は自らの力で守る!! 今のうちに準備をして行くことで、かつての年金に相当するみらいの保証につながる資産を、自らの自己責任の下で作り上げることが。

しかし、今日現在の日本には、有利な条件で運用できる投資案件はあまり存在しない。実際は存在しているのだが、適格投資家(10億以上の資産家)ではない、一般投資家のところには、まずまともな話しなど来ない。

けれども、日本から一歩足を外に踏み出す形で海外にでれば、様々な有利な投資手法や案件が存在する。

そういう海外の投資手法や案件を活用することで、「時間を味方につける」ことができれば、みらいの自分と家族の安心を獲得するに値するレベルの、大きな資産を構築することもシミュレーション上は可能になってくるのだ。

シミュレーションのステップに入る前に、まずは金融工学における最大の発見とも言われている「複利」について理解しよう。

金融工学における最大の発見「複利」を自分年金に活かす

20世紀の金融工学における最大の発見は「複利」だと言われている。「複利」とは利益がまた利益を稼いでくれることである。

長い時間をかけて、この「複利」という機能を十分に活用することで、自らの資産を大きく築き上げることができるのだ。

「生涯収入5億円倶楽部」メンバーとして、この大いなる発見「複利」を僕たち自身の資産構築に役立てない理由は無いはずだ。

たとえば、毎月3万円の積立投資を30年間続ける形で、年間9%の利回りを複利で運用したら、30年後には投資総額1,080万円に対して運用実績が5,349万円に。4,269万円の運用益を獲得できてしまうことになるという。

運用年数  有塚年齢   投資金額     運用実績     運用益

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10年    40歳     360万円     596万円     236万円

20年    50歳     720万円   2,008万円   1,288万円

25年    55歳     900万円   3,324万円   2,424万円

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30年    60歳   1,080万円   5,349万円   4,269万円

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それは数字上は分かった!と。でも、「そもそも論」として、このように、「年間9%で運用することなど」できるのか?日本国内の国債、銀行預金、保険、ファンドなど・・・低金利の金融商品にドップリ浸かっていれば浸かっている程、疑問に思うメンバーも実際は多いと思う。

でも、2003年から海外居住者である僕からしてみれば、「海外に出れば、この程度の数字での運用は当たり前!」と言うことができる。

たとえば僕が実際にやっている長期積立ファンド。過去5年間の平均の運用利回りは15%を超えている。

実際に、例えば香港でこのようなファンドを契約するかどうかの検討段階において、ファンド会社からは試算表をもらえる。「5%」で運用した場合、「9%」で運用した場合の皮算用が掲載されている試算表である。

香港の法律では「9%」まで謳って良いことになっているの。これってすごいことだと思わないだろうか?

日本から来られて書面を見たメンバーなどは、「これって数字が間違ってるんですか?」「超ハイリスクハイリターンの投資ですか?」と普通に僕にも聞いて来る。

当然である。皮算用のシミュレーション通りにやったら、1,000万円が放ったらかしで25年間で5,000万円以上に・・・なんて、今の日本国内で言ったら「詐欺系」だと思われてしまいまう程の増加具合だからだ。

たとえば安心の一つの目安になり得る「1億円」という資産を、「時間を味方につける」形で構築するには、一体どうすれば良いのか?再び30歳の有塚さんに登場してもらいシミュレーションをしてみよう。

有塚さん30歳の安心億超自分年金シミュレーション

有塚さん30歳は香港に旅行に出かけて、将来の自分年金代わりに、とある金融商品の契約をした。

毎年1万ドルをずつを10年間積み立てる形で、年間9%で複利で運用する条件での契約である。

1万ドル・・・その時の相場では86万円。年間100万円以下の水準であれば、現役サラリーマンでも積立可能な金額とも言える。

資産とキャッシュフローに大きなダメージを与える、持ち家を持たず借家に。車を売却して電車やバスで行動するように支出の改善をすれば、かなりのレベルでの安月給だったとしても実現可能な金額である。

【毎年1万ドルずつを10年間積立(複利9%)の皮算用】

年齢  積立額   資産総額

31歳  10,000$  10,900$

32歳  10,000$  22,781$

33歳  10,000$  35,731$

34歳  10,000$  49,847$

35歳  10,000$  65,233$

36歳  10,000$  82,004$

37歳  10,000$  100,285$

38歳  10,000$  120,210$

39歳  10,000$  141,929$

40歳  10,000$  165,603$

たったの10年間。我慢する形で複利で運用を続けたのだ。

そしてその後41歳からは積立無しで、完全放ったらかしにしておく形で、年間9%の複利で運用を続けた。

その結果・・・複利の力によって有塚さんが60歳の段階で、92万8,107ドルの資産を構築することに成功したのだ。

10年間だけ頑張る形で、毎年1万ドルずつ、合計10万ドルを積立てる。その後は完全に放ったらかしていただけで、60歳の時には93万ドル弱の資産が出来上がってしまったのだ。

さらに、円安によって為替差益も取ることができてしまったのである。

【為替差益皮算用】

1ドル100円として 9,281万700円

1ドル125円として1億1,601万3,375円

1ドル150円として1億3,921万6,050円

1ドル175円として1億6,241万8,725円

1ドル200円として1億8,562万1,400円

有塚さんの場合、その時の為替が125円ということで、約1億1,601万円という、老後を夫婦で安心して暮らせられるだけの資産が出来上がってしまったというわけだ。

さらに61歳からあとは、元金を使わず、安定して9%の利回りで運用し続けてみた。

92万8,107ドルx年間9%=74,530ドル

  • 毎年83,530ドル(為替125円で年間約1,044万円)
  • 毎月6,961ドル(為替125円で年間約87万円)

こうして有塚さんは億超えの金融資産を獲得することに成功。

消滅してしまう年金代わりになる、大きな将来の保証を得ることができたのである。

この有塚さんの例のように、たとえ現役サラリーマンやOLだったとしても、「時間を味方につける」ことで。毎月、毎月コツコツと積み上げる形で、決めた期間投資を継続していくことで。

香港では法律で明記が認められている年間9%という普通レベルの運用し続けるだけで、有塚さんのように安心の一つの目安となり得る「金融資産1億円超」と共に、安定的な毎月のインカムゲインを得続けることが可能になるのだ。

自らの自己責任の下でかつての年金に相当するみらいの保証につながる資産を、自らの力で作り上げること。こうした個人による自分年金というものを構築する上で、非常に大切になってくるのは・・・。

【自分年金3原則】

1.できるだけ早いタイミング、若いときにスタートすること。

2.安全性の高いものに複利で運用すること。

3.毎月、毎年必ず積み立てること。 継続すること。

実はやるべきことは至って、シンプルかつ地味な方法なのである。

みらいの最低限の安心、安定を確保しておくために、「生涯収入5億円倶楽部」メンバーとして、取り組むかどうか最初に考えるべきポイントである。

これから僕たちは、どちらのような生き方を、選択するべきなのだろうか?

今一度よくよく考えないとならない。

僕たち自身の身は自分で守る。

僕たち自身の未来は自分の力で構築する。

この理念を実現化させるためには、どうすればいいのか?

一緒に一歩一歩考えていこう。

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