太陽光発電(ソーラーパネル)事業で誰が得して誰が損するのか?

アーカイブ

太陽光発電(ソーラーパネル)事業は日本で今、大ブームとなっていて、僕も日本に一時帰国して大阪に行くために東海道新幹線に乗ったところ、電光掲示板で「太陽光発電なら●●●」というような広告が流れてきたり、ホームに降りたら階段のところにJR東京のメガソーラーと広告が貼ってあったり、まさにどこもかしこも太陽光発電(ソーラーパネル)事業に参入してきている状況。

太陽光発電(ソーラーパネル)事業のブームの様相を呈しているのだが、それだけ国が保証して有利な制度を作ったという背景には、やはり誰かが得をしているということがあるわけだ。

だから一度僕たち「生涯収入5億円倶楽部」のメンバーとしては、太陽光発電(ソーラーパネル)事業において、誰が実際に得をして、誰が損をしているのか?一体何のための制度なのか?こういうところをきちんと理解をしておかなければならない。

あなたは知っていただろうか?固定価格の買取制度1kw当たり32円という世界的に見ても高い買取価格を、今、日本では行っているわけなのだが、実際には買取価格32円は国が保証しても、電力会社が買い取っても、どちらも痛くもかゆくもないのだ。。。

なんと、実際に負担をしているのは、電気代を負担している国民一人ひとり、一般個人なのだから!

今、電気代が日々上がってきている状況。上がった電気代で一般個人がひどく大きな負担をさせられて、一部の人、一部のこういう太陽光発電(ソーラーパネル)事業をやっている人だけが恩恵を預かることができるという社会構造になっている。

32円の買取の中で実際には、電気代の方で上げた負担金で賄っている分は、約27円分ということ。

実質電力会社は9円で仕入れているのと同じ、9円で仕入れて24円で売っているということで、痛くもかゆくもない、ではその27円の負担は誰がしているのかといえば、一般市民なのですよというひどい話なのだ。

この仕組みは、太陽光発電(ソーラーパネル)事業だけではなくて、日本のいろいろな仕組みの中では、一番よく使われる手法。たとえば、税金の仕組みも同じ形になっている。

基本的には、すごく難しい言葉を並べ立てて、よく分からないような形にしてしまうのだけれども、分からない人たちからは、目いっぱい取る仕組みになっていて、それをきちんと読み込んで、もしくは一部の知っている人だけが、その一部の人しか分からない制度を利用して、税金の還付を受ける形で税金を安く済ませることができる制度になっているのだ。

だから税金の仕組みも、よくその制度のことを知らない一般市民に負担してもらい、ゴクゴク一部の人の税金を下げてあげているという構造になっているのだ。

だから、日本の国そのものが、民主社会、資本主義社会の本質・・・取るか取られるか?頭のよい奴がバカから取り上げる。こういう制度を作るのがすごく得意である。

太陽光発電(ソーラーパネル)事業もその中の一つということなのだ。この真実の構造を「生涯収入5億円倶楽部」のメンバーのあなたには、理解しておいてもらいたいと思っている。

脱原発の流れから再生可能エネルギーが、非常に注目され続けていた。国の後押しもあって全体的に活動が活発的になっているのだけれども、政府の意向としても本気で脱原発とか環境とか、そういったところを目指していくために、こういう制度を作っているわけではない。

たとえば、グリーン投資減税の一括償却という制度がある。

これは法人、ならびに個人の方がこれを利用した時に、ある種、有利に税制を取ることができるということで打ち出した仕組みなのだけれども、この制度は実は誰でもかれでも使えるわけでは無い。

結構、条件が絞られるのだ。主に大企業向けの制度なのだから!

太陽光発電(ソーラーパネル)事業・・・こういうものを電力の回収の仕組みとセットで、政府が打ち出してきた一番の理由は、どこにあるかというと大企業の票集め。

そのために、この環境の制度を打ち出したというところがある。

だから結局、この制度を作ったもともとの根幹に関しても、環境に優しい国造りをしていこうということ以上に、やはり誰が得をして、誰かが損をするという、この考え方が一番土台にあることを、僕たち「生涯収入5億円倶楽部」のメンバーとして、よくよく理解しておかねければならない。

タイトルとURLをコピーしました