飛散量の多いときは窓や戸を閉めておきます。, 空気清浄機を花粉が飛散している時期は24時間使用します。とくに寝室の枕元に置くことで、睡眠中の症状を抑える 3月も終わりに近づき、温かい日も増えてきました。日本で花粉症と言えばスギですが、本番真っ盛りであるこの時期を憂鬱に過ごしている方も多いのではないでしょうか。さて、花粉シーズンになると、花粉症の予防や症状改善を目指してお茶に注目が集まります。とはいえ、全てのお茶が花粉症対策になるわけではありません。今回は花粉症とお茶をテーマに情報をお届けします。, 植物の花粉が目や鼻などの粘膜に接触することで、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどのアレルギー症状を引き起こす病気です。体内に侵入した花粉はマスト細胞(白血球の一種)と結合し、様々な化学物質を放出します。この化学物質が不快な症状を引き起こすのです。代表的な物質はヒスタミン。ヒスタミンの過剰分泌を抑えることが、花粉症対策に大切だと言われています。余談ですが、日本人の25%が花粉症だそうです。, 花粉の飛散の多い日(要注意は前日もしくは当日の未明まで雨で、その後天気が急に回復して晴れ、南風が吹いて気温が高くなる日)は特に注意を。飛散の多い時間帯(13~15時ごろ)の外出は控えましょう。, マスク、メガネなどの着用を。マスクの内側に当てガーゼを付け、鼻口部分に枕ガーゼを当てるとより効果が高まります。, 屋内に干すのが基本。どうしても干したい場合は、飛散量が少ない午前中に(取り入れる際はしっかりはたき、掃除機で表面を吸いましょう)。, 花粉症シーズンになるとお茶の話題がよく取り上げられます。しかし、大前提として理解しておきたいのが、あくまで民間療法だということ。ポリフェノールの抗酸化作用などは症状軽減について報告されていますが、薬ほどの劇的な効果が見込めるとは言えません。また、治療薬ではないため、既に発症している症状を確実に抑える効果も基本的には期待できません。本気で花粉症にお悩みの方は、まず医療機関による治療を考えましょう。ただし、薬にはないメリットもあります。副作用の心配がないため、子ども・高齢者・妊婦などでも気軽に摂取することが可能。治療薬との併用も問題なく(ただし、お茶で服用するのは避けてください)、補助的な役割としては非常に有用です。ここからは、有効とされているお茶をご紹介します。, 緑茶に含まれるポリフェノールと言えばカテキンですが、抗アレルギー作用があり、ヒスタミンの発生を抑止して皮膚や粘膜を保護してくれます。ただし、症状の予防・緩和をするには1日2リットル近い量が必要です。緑茶だけで花粉症対策をするのは難しいと言えるでしょう。効果的にカテキンを吸収するためには、茶葉をコーヒーミルなどで粉砕し、抹茶にして飲むとカテキン吸収率が2倍程度に増えます。, 中国では旧正月や慶事の際に好んで飲まれる甘みのある茶のこと。原料となる茶葉はユキノシタ科、アカネ科、ブナ科、バラ科の4種類があり、花粉症に効果があるとされているのはバラ科の甜茶のみ。抗アレルギー作用を持つ甜茶ポリフェノール(GOD型ポリフェノール)は、バラ科の甜茶(甜葉懸鈎子)にしか含まれていないため購入には注意が必要です。カフェインが含まれていないため、誰でも気軽に飲むことができます。, 日本に昔からある紅茶専用品種「べにほまれ」と中国系の「ダージリン」を交配して作られた紅茶用の品種です。べにふうき茶にはメチル化カテキンという独自のカテキンが含まれていて、通常の茶カテキンより体内への吸収率が良く、高い抗アレルギー作用を発揮します。ただし、紅茶として加工したものはNG。メチル化カテキンが発酵の段階で消失するため、緑茶用に加工(発酵させない)したものでないと意味がありません。 大井川茶園のべにふうき茶は、農林水産大臣賞を受賞している三浦農園の良質な茶葉をつかっています。, ルイボスティーは「奇跡のお茶」と呼ばれるお茶。花粉症はもちろん、便秘、老化防止、美肌、不眠解消など、様々な面で効能があるとされています。SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)という成分が抗酸化作用を持っていて、体内の免疫力を高めてアレルギー反応を抑制します。カフェインが含まれていないため、誰でも気軽に飲むことができます。, 本文でも触れましたが、花粉症と言っても人によって様々です。反応する花粉(植物)も、現れる症状も、アレルギーの種類や体質によって異なります。また、どのお茶が合うのかも、人それぞれ。同じお茶を飲み続けても、「効果てきめんだ」という人もいれば、「全く効かない」という人もいます。それだけに、自分に合うお茶を探すことが大切だと言えるでしょう。色々試して、最も有効なお茶をぜひ探してみてください。, アレルギー対策に!大井川茶園のべにふうき茶https://www.ooigawachaen.co.jp/commodity/category_8.html, 新茶の注文受付開始!今ならお得な3つの新茶企画でお得にご購入いただけます。https://www.ooigawachaen.co.jp/commodity/category_2.html, https://www.ooigawachaen.co.jp/commodity/category_8.html, https://www.ooigawachaen.co.jp/commodity/category_2.html, 5月…ヒノキ、サクラ、コナラ、クヌギ、イチョウ、スズメノテッポウ、カモガヤ、オオアワガエリ.
花粉アレルギー(花粉症)ってどんな症状?どうしてなるの?もはや国民病ともいわれる花粉症の基礎知識について専門医に尋ねました。.
うがい、手洗い、洗顔をして鼻をかむこともお忘れなく。, 部屋の掃除をこまめに行いましょう。 その一方で、シラカンバは北海道や北東北に多く、そのほかの地域で見かけることはあまりありません。, 「草本花粉」とは、草の花粉のことをいいます。 花粉症は日常生活にいろいろと悪影響を及ぼし、QOLを低下させます。 「花粉」をアレルゲンとするアレルギーが花粉症で、アレルゲンとなる花粉は日本国内だけで60種類以上が確認されています。, 花粉症の時期は症状がつらくて仕事や家事、勉強がはかどらない、睡眠不足になる、集中力が低下するなど、日常生活にも支障をきたすことが少なくありません。花粉症の各症状の重症度は下記の表に従って判断しますが、症状が重くなるほど、日常生活の支障度も大きくなります。, ※日常生活の支障度:仕事、勉学、家事、外出などへの支障 (「鼻アレルギー診療ガイドライン2016」より), Quality of Life (クオリティ・オブ・ライフ)の略語である「QOL」は、日本では「生活の質」や「人生の質」などと訳されています。 季節性アレルギー性鼻炎と花粉の関係が明らかになったのは19世紀です。当時、イギリスでは夏になると風邪のような症状に悩まされる人が多くいました。患者のほとんどが畜産に従事していて、症状が現れるのは牧草の刈り取り時期だったため、この症状は「hey fever(枯草熱)」と呼ばれていました。その後、この枯草熱の原因はイネ科の牧草の花粉であることが突き止められました。
症状は、くしゃみ・鼻みず・鼻づまりが中心で、時期的に夏風邪と間違えやすい花粉症です。症状が1週間以上続く場合は、これらの植物の花粉症を疑ったほうがいいかもしれません。, 花粉症対策の基本は、原因となる花粉をあびないことです。飛散距離の短い草本花粉に対しては、生育している場所に近づかないことが有効な花粉症対策となります。, 花粉症情報に注意しましょう。
スギ花粉に関しては、テレビなどの天気予報でも知ることはできますが、飛散状況をリアルタイムで発信しているWebサイト「はなこさん」(環境省花粉観測システム)をチェックしてみてください。
症状は、くしゃみ・鼻みず・鼻づまりが中心で、時期的に夏風邪と間違えやすい花粉症です。症状が1週間以上続く場合は、これらの植物の花粉症を疑ったほうがいいかもしれません。 日本での最初の花粉症の報告例は、1961年のブタクサ花粉症です。スギ花粉症は2年後の1963年、カモガヤが1964年、ヨモギが1969年と続き、現在までに60種類以上の花粉症が報告されています。, アレルゲンとは、アレルギーを引き起こす原因物質のことです。 アレルギー性鼻炎は症状が出る時期によって「季節性アレルギー性鼻炎」と「通年性アレルギー性鼻炎」の2種類に分けられ、季節性アレルギー鼻炎のうち花粉が原因のものを花粉症と呼びます。, 季節に関係なく、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどが一年中みられるものを通年性アレルギー性鼻炎といいます。通年性アレルギー性鼻炎の原因となるものは、ダニ、カビ、昆虫、ペットの毛などさまざま。喘息やアトピー性皮膚炎などを併発することがあります。, 私たち人類はいつから花粉症に悩まされているのでしょう。 耳鼻咽喉科臨床学会/耳鼻咽喉科短期滞在手術研究会/品川気道アレルギー研究会・代表アレルギー・好酸球研究会, 【効能】花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:鼻みず、鼻づまり、くしゃみ. 厚生労働省は花粉症専用の調査票を作り、花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎の人のQOLを調査していますが、QOLを低下させるものとして次の17項目を挙げています。2005年の大量飛散時の調査では、「勉強・仕事・家事の支障」や「気分が晴れない」「ゆううつ」などに花粉症がもたらすQOLの低下を感じていました。, スギやヒノキ、ハンノキ(カバノキ科)、シラカンバ(シラカバ科)が主ですが、オオバヤシャブシ、ケヤキ、コナラ、クヌギなども花粉症の原因になります。, スギやヒノキ、ハンノキは全国に生育しているものの、北海道には少なく、花粉の飛散量も多くありません。 その後4週間程度が花粉の多い時期に当たり、この期間内に次のよう な天気になると花粉が特に多くなります。 ① 晴れて、気温が高い日 花粉症は、花粉に対して人間の体が起こすアレルギー反応です。くしゃみ、鼻みず、鼻づまりのほかに、目のかゆみ、涙目、さらには肌荒れなどさまざまな症状がみられます。スギ花粉など、アレルギー反応の原因となる花粉が飛散している時期に起こり、それ以外の時期には症状が出ません。, 花粉症の鼻みず、鼻づまりなどはアレルギー性鼻炎の症状です。
花粉症の原因になる代表的な草本花粉は、イネ科やキク科などの身近な雑草類ですが、花粉の飛散距離は数十メートル程度。つまり、イネ科やキク科の雑草が生えているところに近づかなければ、花粉症の発症を抑制できます。, 5~9月頃に発症する夏の花粉症の原因になります。カモガヤやオオアワガエリは道端や河川敷に生育し、牧草として栽培もされています。くしゃみ・鼻みず・鼻づまりだけでなく、皮膚のかゆみなど全身に症状が現れやすいのが特徴です。, 8~10月頃に発症する秋の花粉症の代表的な原因植物です。日本中どこにでも生育し、道端や畑、河川敷などでよくみかけます。
余談ですが、日本人の25%が花粉症だそうです。 例年の花粉飛散カレンダー.
1月…ハンノキ; 2月…ハンノキ、スギ; 3月…ハンノキ、スギ、ヒノキ、サクラ; 4月…スギ、ヒノキ、サクラ、コナラ、クヌギ、イチョウ、スズメノテッポウ 花粉症の歴史は古く、紀元前1800年代のバビロニア(現在のイラク南部。チグリス川とユーフラテス川下流の地域)の呪文に、花粉症らしき症状が記されています。紀元前460年ごろには古代ギリシャの医師ヒポクラテスが、花粉症と思われる病気について、「体質と季節と風が関係している」との記録を残し、紀元前100年ごろの古代中国の記録にも、「春にくしゃみ、鼻みず、鼻づまりが増える」とあります。つまり、花粉症は現代病だと思われがちですが、古くから人々を悩ませてきた病気だったのです。 さらに、マスク、メガネ、帽子などでガードします。, 帰宅時は衣服や髪に付いた花粉をよく払ってから家に入りましょう。
ことが期待されます。, 日本耳鼻咽喉科学会・専門医/日本アレルギー学会・専門医/日本鼻科学会 環境省花粉観測システム「はなこさん」:http://kafun.taiki.go.jp, 花粉の飛散量が多い時期や時間帯の外出を極力控えましょう。
だから、年中花粉症になるリスクがあるってことですよね。 飛散のピークは2月から4月頃なので、 春先から花粉症の症状を訴える方が多いみたいですね。 ヒノキ花粉は1月から6月頃まで飛んでいます。 ピークは3月から5月頃とスギ花粉の時期と重なります。
スギ花粉の場合は12時頃と17時頃が飛散のピークです。ジョギングや買い物などで外出する場合も、この時間帯を避けることで症状の緩和が期待できます。, 外出時は、花粉のつきやすいウール素材は避け、ツルツルした素材の上着を身につけましょう。 花粉飛散時期は,スギは2-4月,ヒノキは3-5月です.一方,ブナ,コナラは4-5月,クヌギは5月,シラカンバは4-6月,ハンノキは1-4月,ヤシャブシは3月です.ブナ目樹木の花粉飛散時期はスギやヒノキと同時期のため,ブナ目樹木の花粉症は見過ごされることが少なくありません. Copyright(c) Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. All Rights Reserved.