「松永さん、C2に降級したら引退ですって」と言っていた香子の言葉通りにはならず、最後に松永は将棋を続けると零に言います。, 松永の「勝った時は叫び出す程嬉しくて、負ければ内蔵を泥靴で踏みにじられるように苦しくて」という台詞がいい。 マガジン:1,500円(450円OFF) 追記:3月のライオン零と香子の関係【姉弟にも他人にもなりきれないまま】, 好きな高橋君が家にやって来るので、ご飯をどうしよう?となる。
戦う者の生の声だと思う。, 12月のクリスマスが近くなった頃、零は再び香子と会うことになります。 その父のクセが見たくて、必死に勉強をして頑張ったという零。, 優しくて、周りに気ばかり遣っていつも笑っていた父親の何も取り繕っていない本当の顔。, 細かいクセの描写もリアルで、何も取り繕っていない本当の顔と表現しているのがいいです。 2.鉄腸野郎Z-SQUAD!!!!! 前に零の部屋に泊まったときに、腕時計を忘れてしまったと言う香子。
闘争心がないように見えて、零は自分の中に獣が棲んでいることを知っている。 しかし予想外のやりにくい展開になります。 3月のライオン3巻のネタバレ感想【レベル違いの強さ、獅子王戦を勝ち進むのは?】. http://bokurasha.hatenablog.com/entry/2014/04/01/115953 受けた寂しさの、程度の差は相当あるけれど、 それでも私たちはそろそろ、母親を許しませんか? 母親から完全に離れて、一人の女性として... 最近微妙にはてな界隈が毒親関係の話題で盛り上がっている気がする。 「家族を捨てることにした。」 http://anond.hatelabo.jp/20140416141321 「大人になってから自己肯定感を高めるには」 http:... え、零が本当に幸田家の息子だったらという夢で「いい子じゃない零」にほっとする母のシーンは? あと将棋以外は全て捨てているってテーマには既に宗谷冬司が居るので、 零がそ... そして母親は一人の間違った人間で、自分に害をなすと認識しましょう。あなたの親をあなたが育てる必要はありません。あなたが親を一人の人間として解放してあげる必要はありませ... http://anond.hatelabo.jp/20140402111648 長々と自分語りをしている所に水を差して申し訳ありません(と言っても斜め読みしかしていません)が まず他人は基本的に、あなたの事になんて大して... お前の書いてる事より元増田の書いてる事の方が、興味深いし反響がありそうだよな。 お前は元増田に「お前なんか興味持たれてないんだよ」って言って悔しがらせようとしてるみたい... あんたの言ってる事も、あんたと同じお下品な根性を持った同類にしか届かないよ。 それ以外の素直な人達はあんたを理解する義理もないので、「で?」と思ってあんたを眺めてる。. 尚、完全ネタバレ記事なので、未見の方は速やかに映画館へ行ってください。, 将棋に詳しくない人最大のブラックボックスは、試合中の盤面です。将棋を知っている者にとっては、ボクシング映画さながらの手汗握る展開に胸が熱くなる。しかし、将棋を知らない人は雰囲気こそ分かるが、結局盤面で何が行われていたかは分からないものです。そんな将棋初心者の方に、専門用語を使わず盤面の解説をしていきます。, まず、冒頭、桐山零がKING OF SHOGIこと宗谷冬司と戦うシーンから始まる。これがトンデモナイ試合になっていました。「3月のライオン 前編, 」を思い出して欲しい。登場する棋士は皆口を揃えてこう言っていた「守りの将棋は苦手なんだよね」。今回の試合では、なんと宗谷冬司が守りの将棋をしていました。皆の苦手な守りを固めて、徹底的に桐山零の攻撃をしのぐ。桐山零は全力で総攻撃を仕掛ける。しかし、よく見ると宗谷冬司の守りはあまりに堅すぎて1ダメージも食らわすことができてないのです。あまりに堅牢すぎる守り。そして、桐山零がミスを犯した途端、大反撃に宗谷冬司は出る。桐山零の王将(コレを取られたら負け)は盤上を右往左往逃げ惑う。そして、結局1ダメージも食らわすことが出来ずに桐山零は宗谷冬司に敗北する。つまり、KING OF SHOGIだけあって、皆の苦手な手も冷静沈着に対応する凄みを盤上の格闘で演出していることが分かります。, 終盤の後藤戦は、一触即発な試合であった。お互いに長時間に及ぶ戦闘で疲弊している。そして、お互いに一手でも隙を見せたら負けてしまう究極の盤面が目の前に広がっていた。特に、桐山零は王将が袋のネズミになっていて、絶望的な程に死亡フラグが立っていただけに、発狂してしまいましたね。でも、後藤の微かな隙を見計らって逆転することができました。, 後藤が桐山零戦でいつもと違う戦法を使ってきた点を友だちが指摘してきました。実は、この後藤戦の描写が脚本としてよく出来ています。まず、前編を思い出してください。桐山零は強敵・後藤を倒すことばかり考えていて、目の前の相手である島田を軽視し、島田に敗れ、結局後藤と戦うことはなかった。後編では、後藤が宗谷冬司のことしか考えておらず、桐山零に苦戦し負けるという物語上の反復がなされています。後藤はとっとと島田に負けた桐山零を倒して、宗谷冬司と戦いたいとばかり考えているので、自宅では桐山零の研究をおろそかにし、宗谷冬司戦へのデモンストレーションをしている。前編と同じ事が行われています。そしていざ後藤VS桐山の試合が始まると、後藤はいつも使っていた重厚な手を使わずに、試合を早く終わらせる別の手を使ってくる。つまり、何故後藤は別の手を使ったかというと、「桐山をとっとと倒して宗谷戦に備えたい」という想いがあったからと言えます。そして、前編の島田VS桐山戦のように、ドンドン沼に嵌まっていく様子は圧巻と言える。結局、桐山零は最後まで後藤を見つめて諦めなかったので勝利を収めることができました。, 後藤は恋人である香子を家から追い出します。その理由について考察していきましょう。後藤は何故戦うのか?あまり台詞はなく、表情だけでしか捉えることができないのだが、恐らく奥さんの為と言える。奥さんは難病で寝たきりになっており、余命僅かです。大切な妻の為に後藤は将棋で勝ち進んでいる。しかし、そんな妻が亡くなった。自分の真の心の支えがいなくなった。あまりの哀しみに一人になりたい、哀しみを忘れる為にKING OF SHOGIこと宗谷冬司に勝つことだけを考えたいと思った。だからこそ愛人である香子を追い出したと言えよう。そして、無我夢中で挑んだ桐山零に敗れ、我に返ったことで、戻ってきた香子を再び受け入れることができたと推測することができます。, 川本家のいやーな父親を追い出そうとするあまり、桐山零は酷いことを言ってしまい、川本家を追放されてしまう。通常だったら、その後の試合に変調をきたし、再起不能になってしまう筈なのだが、何故戦い抜けたのか?それは桐山零のプライドにあると考えられる。桐山零は、幼少期に幸田家をメチャクチャにしたことにコンプレックスを抱いている。新しく流れ着いた川本家。ゼッタイに壊したくない空間を、招かれざる客を追い出そうとするあまりに自分で再び壊してしまった。棋士にとってアイデンティティは将棋しかない。将棋で勝たなければ自己を保つことができない。だからこそアグレッシブに有り続けることで川本家との問題を解決しようとした。元々、桐山零は川本家の力で強くなれた棋士だけに、彼の川本家愛全開な将棋は強いのです。, 後藤に追い出された香子は、実家に戻り柾近と対峙する。柾近は将棋盤を示し、「お前は分かるか?」と訊く。この台詞には、柾近の懺悔の気持ちと香子に対する期待が込められている。幸田家は、プロ棋士である柾近が息子達をプロ棋士にすべくスパルタで育てていた。しかし、結局プロ棋士になれたのは、弟子として引き取った桐山零で、長男は引きこもりに、長女は歪んだ女になってしまった。柾近は子ども達に、厳しくしつけすぎたことを謝りたいと思っている。と同時に、自分で道を切り開いて欲しいという想いも伝えたいと感じている。だからこそ、香子が桐山零を殴った試合を例に、「実は香子は勝っていた」ことを示すことで、「自分を信じろ」というメッセージを香子に伝えたのです。そして、家族と将棋に縛られていた香子は晴れて自由の身となり、後藤の心の世話役をするという新しい道を切り開いたのです。, 桐山零を追放した後、川本家は父を連れて最後の週末を送る。やはり、川本家は桐山零を追放したとはいえ、あれだけ大の大人相手にはっきりと意見を言う彼を忘れることができない。確かに、「他人事」をタニンゴトと読む幼さこそあれど、本気で家族のことを考えて自律もしている桐山零のことは尊敬している。だからこそ、川本家は父親としっかり対峙し、はっきりと「もう会わない」と言おうと遊園地にでかけた。お人好しで優しい川本家の心の強さを魅せたシーンと言える。, 「3月のライオン 後編」は、ズバリ「人生の一手を指す」物語と言える。桐山零を始め、川本家、香子、後藤が、将棋を通じて人生の新たな一手を、力強い一手を指す物語です。だからこそ、心揺れ動かされるところがあり、泣けてくる。ブンブンは本作がとっても好きになりました。, 先日衝撃的なニュースがブンブンの前に舞い込んできた。中学生棋士の藤井聡太が、「3月のライオン」の宗谷冬司のモデルにもなった羽生善治を倒しました。その試合の様子は、まさに「3月のライオン」そのもので圧巻な試合でした。映画では、桐山零は宗谷冬司に敗北するが、現実では勝ってしまい衝撃を受けました。藤井棋士の今後に期待です。, 3月のライオンチェブンブンネタバレ宗谷冬司将棋川本家後編後藤桐山零羽生善治藤井聡太解説評価. ニャーで説明する二海堂。 あまり感情を表に出さない零がブチキレます。, とにかく生きるために必死に将棋の勉強を続けてプロになって、ここまで進んで来た。 Q:後藤戦で何故、いつも重い手を使ってくる後藤が別の方法で桐山零に攻め込んだのか? その安井の戦う姿勢に失望する零。, 安井が帰ったあと。 ひなやモモには、零は自分がプロ棋士だとは言っていなかったようで、ここでバレてしまいます。, 零のやっている将棋に興味を持ったひな。 3月のライオン 170話のネタバレ&感想になります。 第170話 新しい年① 9・10合併号掲載(2020) 内容ネタバレ .