2019年1月10日に、ビットコイン(BTC)価格は、
1BTC=4,000米ドル台 → 3,700米ドル台へ下落しました。
それにつられて、アルトコインの価格も大きく下落しています。
ビットコイン(BTC)の
直近の底値は、
2018年12月15日 1BTC=3,120米ドル台
直近の高値は、
2018年12月24日 1BTC=4,230米ドル台
約1週間で大きく戻した後は、
3,500から4,100米ドル台のレンジになっています。
上昇と下落のターンについては、かねがね20日から30日周期となっていることが読み取れます。
2018年12月以降、下落と上昇のメリハリがありましたが、2018年9月頃から、下落後の上昇がなくなり、下落→ヨコヨコ→小リバ→下落になっています。
2017年に目を向けてみると、下落期間がとても短いことが分かります。
認知度が低く、投資家の数が少ないので、どんどん新規投資家が参入し、とりあえず買う。
供給 < 需要
という関係で、価格が下がると、すぐに買いが入り、価格が戻っていました。
それが・・・
現在は、すぐに価格が戻らずに、ヨコヨコ → 下落となるのは、
「この価格になったら、買いたい!」
と考える投資家の数が減少しているのではないかと推測されます。
需要 < 供給
価格がさらに下落しないと、大きな需要が喚起されないということです。
価格が大きく下落すると、「底」というお話が出ますが、これまでの値動きから、よくよく市場心理を見ておく必要があります。
もちろん、ETFの承認やBakktのスタートなどにより、需要が瞬時にして大きくなった場合、価格は爆発的に上昇する可能性がありますが・・・
ビットコインの上昇・レンジ局面でアルトコインを狙う
ビットコイン(BTC)が、レンジで動いており、なかなか上がらなかった一方で、複数のアルトコインは、大きくね価格を上げていました。
ビットコイン(BTC)価格をベースとして、2018年12月15日から2019年1月11日までのパフォーマンスをみてみると・・・ビットコイン(BTC)のパフォーマンスを上回るアルトコインが複数あることが分かります。
この時期は、ビットコイン(BTC)を保有しているよりも、アルトコインを保有していたほうが、かねがねパフォーマンスが優れていたということになります。
もちろん、ビットコイン(BTC)の価格が下落すると、それに合わせてアルトコインの価格も下落するので、
多くの投資家たちが、
・いつ上目線になるか?
・底打ちしたと感じるか?
それは・・・
ビットコイン(BTC)の値動きよりも、アルトコインの価格上昇による
というのが、毎度のことです。
資金が流れ込みやすく、アルトコインの値動きの指標となるのが、BitMEXでの取扱銘柄(ADA、BCHABC、ETH、TRX、XRP、LTC、EOS)になります。
2018年12月15日からであれば、
LTC → EOS → BCHABC → TRX → ADA → ETH → XRP
という順に価格が上昇していきました。
27日、31日のビットコイン(BTC)下落を受けて、全通貨価格を下げました。
その後は、
BCHABC → ETH → LTC → EOS → ADA → TRX と上げていきました。
XRPが、ビットコイン(BTC)を上回るパフォーマンスを出していなかったので、
「順番的には、そろそろか?」
と言われていたタイミングで、2019年1月10日を迎える形となりました。
ビットコイン(BTC)の価格だけを追っていて、たまにアルトコインの価格を見ると、
「かなり上がっているな! チャンスを逃してしまった・・・」
とがっかりするケースがありますが。
ビットコイン(BTC)が下落するタイミングでは、アルトコインは、それまでの上昇分を帳消しにする下落がきます。
結局は、ビットコイン(BTC)を持っていたほうが良かった・・・ということになりかねません。
どこが、一旦の底で、上昇局面になるか?の見極めが難しく、また、上昇局面の最後のほうに乗っかってしまうと、下落に巻き込まれて、マイナスということになりかねません。
上昇局面:アルトコインの循環を狙っていく
下落局面:ビットコイン、ステーブルコインにする
レバレッジを活用する形で、BitMEXやBitfinexで資産像を狙うことができますが、アルトコインの値動きの特性を知っておくことが基本となります。