仮想通貨/暗号通貨の時価総額ランキングやチャートでよく利用しているのが、Cryptocurrency MarketCapitalizations(CMC)です。
時価総額・24時間の取引量・現在価格(対米ドル・対BTC、対ETH)・1時間、24時間、7日の価格変動の割合が掲載されていて、参考にしています。
過去の数字も、月ごとに一部が保存されているので、遡って調査する時にも役にたちます。
この他によく確認しているのが、coingeckoというサイトです。
coingeckoは、開発アクティビティ・コミュニティ・注目度を含めランキング付されています。そのため、時価総額ベースのCMCとは異なったランキングになっているためです。
2018年2月9日のCMCのランキングは・・・
1位:ビットコイン(BTC)
2位:イーサリアム(ETH)
3位:リップル(XRP)
4位:ビットコインキャッシュ(BCH)
5位:カルダノ(ADA)
6位:ライトコイン(LTC)
7位:ネオ(NEO)
8位:ステラ(XLM)
9位:イオス(EOS)
10位:アイ・オータ(MIOTA)
coingeckoのランキングでは・・・
1位:ビットコイン(BTC)
2位:イーサリアム(ETH)
3位:リップル(XRP)
4位:ライトコイン(LTC)
5位:イオス(EOS)
6位:ネオ(NEO)
7位:モネロ(XMR)
8位:ステラ(XLM)
9位:ビットコインキャッシュ(BCH)
10位:カルダノ(ADA)
となっています。
モネロ(XMR)が高く評価されていて、アイ・オータ(MIOTA)は低く評価されていることが分かります。
coingeckoのランキングが全て正解ではなく、こういった見方もあるということで、購入を考えているアルトコインを精査する機会になります。
また、coingeckoでは、
・公式Twtiterやグーグルトレンドでの動向
・一覧から、アルゴリズムでフィルタをかけれることで、同じアルゴリズムのものにどういったアルトコインがあるのか?
が確認でき、さらに、
・ICO(現在開催中・これから)の一覧
も掲載されているので、上手く活用することで、情報の幅を広げることができます。
2017年のまとめレポート
coingeckoでは、「2017 Year-in-Review Cryptocurrency Report」(PDF形式/64ページ)が無料で配布されています。
ページ上部からメールアドレスのみでダウンロード可能です。
・規制によるビットコインとイーサリアムへの価格影響
・仮想通貨/暗号通貨が世間に受け入れられたイベント
・どの国、地域でビットコインが適法か不法か?
・ICO調達額ランキング
・取引量による取引所ランキング
・coingeckoの上位20位の解説
・ビットコインと他の投資商品のパフォーマンス比較
・ビットコインでどれだけのビックマックを買えるか?
・Googleでの検索トレンド推移
・仮想通貨/暗号通貨の各種インデックス
・ビットコインのフォークの歴史
・仮想通貨/暗号通貨のハッキングの歴史
無料とは思えないボリュームと内容になっています。
仮想通貨三四郎が保有している仮想通貨のランキングの違いは?
CMCとcoingeckoを比較してみると・・・
BridgeCoin(BCO)とSophiaTX(SPHTX)で大きな違いがありました。
BridgeCoin(BCO):
2017年7月に取引所がスタート、ICOは実施されていません。
分散型取引所(DEX)Cryptobridgeが発行している独自トークンです。
保有し、ステーキングすることで、取引所の手数料収益の50%がシェアされます。
coingeckoの取引所ランキング(24時間の取引量ベース)では、Cryptobridgeでは、44位、1,774,959.95米ドルです。
SophiaTX(SPHTX):
2018年1月にICOが実施されました。
企業用のブロックチェーンで、ブロックチェーン技術とビジネスモデルの間のギャップを埋めるプラットフォームです。ERP「統合管理」、CRM「顧客管理」など従来のアプリケーションを分散型ブロックチェーン機能で拡張する設計がなされています。
共に、大きく伸びたらよいな。という、これからの伸びを期待して保有しているアルトコインになります。
仮想通貨/暗号通貨の市場が伸びていくと、時価総額ランキング上位のアルトコインの価格も伸びていきますが、大きく価格が上昇していくか?というと、それは難しい可能性が高いです。
そのため、ランキングサイトで、100位以下のアルトコインを日々確認して、有望と思われるものを選定し、Twitterなどで話題になっているか?を確認し、随時購入を進めています。