ドージコイン(DOGE)は暗号資産(仮想通貨/暗号通貨)アルトコインの中でも値動きに特徴がある銘柄になります。
どういった特徴か?というと、一定期間ごとに価格が大きく上昇するのです。もちろん暗号資産(仮想通貨/暗号通貨)の価格が上昇局面ではないと上昇しませんが、これほど分かりやすいチャートになっている銘柄は少ないです。
今回は2020年7月上旬にドージコイン(DOGE)が再び値上がりしたので、過去の値動きを振り返り次回がいつくるのか?を想定したいと思います。
DOGE/BTCは定期的に山が訪れる
DOGEの対BTC価格が、2014年2月以降のチャートを見てみると、200日から240日もしくは480・490日ごとに山を描いているのが分かります。
参考:DOGEの調子が上向きに
DOGEの対BTCチャートだけを見ていると、米ドルベースでの価格がどうなったか?がよくわからないので、共に対USDのチャートも付け加えてみます。
ATHをつけたタイミングで、DOGE/BTC 0.000113
2017年末にビットコイン(BTC)が過去最高値(ATH)をつけた後に、ドージコイン(DOGE)も過去最高値(ATH)をつけ、そのタイミングでのDOGE/BTCが、0.000113でした。以降はこの水準を回復していません。
過去を振り返ると2014年9月27日に似たような水準になっており、意識される1つのラインとなっています。
2020年7月9日にDOGE/BTC 0.00006タッチ
DOGE/BTCのチャートで山ができていたのが、2019年4月6日でした。
そこを基準として、
200日から240日を経過すると・・・2019年10月21日から12月1日
480・490日を経過すると・・・2020年7月27日から8月6日
結果としては、461日後だったので、少し早く山が到来しました。
1つの要因としては、TikTokの動画だと言われています。
過去のチャートからそろそろだなと待ち構えていた投資家にとっては、ガックリとったところでしょうか。
ただ他のアルトコインが6月下旬から大きく値上がりしており、アルトシーズンを迎えていたので、感度がいい投資家たちは、この波に乗れている可能性があります。
DOGEとBTCの過去チャートから特徴を見てみる
アルトコインであるドージコイン(DOGE)とビットコイン(BTC)の対米ドルで過去のチャートを眺めてみると・・・
1)上昇局面では、ビットコイン(BTC)が値上がりしてから、ドージコイン(DOGE)が値上がりするケースが多い。
2)下落局面では、ビットコイン(BTC)と同じタイミングで上昇し、早く下落するケースが多い。
3)2019年4月から7月にかけてビットコイン(BTC)価格が大きく上昇したのに、ドージコイン(DOGE)はついていけずこれまで低迷していた。
4)2020年7月の上昇で、ドージコイン(DOGE)の価格レベルは、やっと2018年4月頃の対ビットコイン(BTC)水準まで戻った。そこから推測する価格の上限は、1DOGE=0.008米ドル
5)ドージコイン(DOGE)の上昇は連続で10日程度、途中で20%ほどの調整を挟むと14日から20日程度。
2020年7月5日から上昇は、すでに30%調整が入っているので、5)のパターンだと、19日から25日のうちに、もう1段上の価格をつける可能性があると言えます。
DOGE/BTCの次の山をあらかじめ確認しておく
今回の山が、2020年7月8日ですから、
200日から240日を経過すると・・・2021年1月25日から3月6日
460から490日を経過すると・・・2021年10月12日から11月11日
ということになります。
値動きは需要と供給によって決まるので、もう山が来ないかもしれませんが。
1つの法則として、このあたりの日付で市況をチェックして、ドージコイン(DOGE)の波に乗るのも1つの手になります。