値上がりすぎ!2017年の仮想通貨/暗号通貨

仮想通貨の最新トレンド

「CBOEでのビットコイン先物上場で、ビットコイン価格が大暴落する可能性がある。」

*CBOE=Cboe Options Exchangeシカゴ・オプション取引所のこと

ビットコインホルダーの多くは、12月10日に何が起きるのか?固唾の飲んで待っていた。暴落は起きずに、1BTC=17,000米ドル付近をウロウロして、高値更新を待ち構える形となった。

そんな中で・・・日本では、ボーナスシーズンを迎え、取引所の処理が間に合わないほど日本円の入金が殺到し、その結果・・・12月13日に、多くのアルトコインの価格が、上昇する局面を迎えた。

5月の大幅上昇からの戻りで、これまでずっと眠っていたRipple(XRP)も目を覚まし、高値を更新することとなった。

2017年の価格を見てみると・・・

時価総額が上位である仮想通貨/暗号通貨の価格を1月1日と23日現在を高値ベースで比較してみると・・・

BTC:1,003.08→15603.20米ドル(15倍)
ETH:8.47→763.89米ドル(90倍)
XRP:0.006702→1.21米ドル(180倍)
LTC:4.52→312.67米ドル(69倍)
DASH:11.49→1,362.96米ドル(118倍)
XMR:14.17→417.65米ドル(29倍)
NEM:0.003718→0.997663米ドル(268倍)
ETC:1.50→35.14米ドル(23倍)

(*Cryptocurrency Market Capitalizationsの数字より)

どの仮想通貨/暗号通貨を購入していても、軒並み大きな値上がりをしていることが分かる。1,000種類以上の仮想通貨/暗号通貨が、存在するので、中には価格がつかなくなったものや、プロジェクトが頓挫してしまったものもあるが・・・大多数が、価格を大きく伸ばしているという状態。

それぞれを1月1日のタイミングで、10万円ずつ買って、今日まで保有していたとすると・・・80万円→約8,000万円すごいことになっている。

仮想通貨/暗号通貨が、大きく注目されたのは、2017年5月のゴールデンウィークのタイミングで、ビットコインが100万円を超えた、11月後半に、それまで様子を見ていた株式相場の億超えプレーヤーたちが多数入ってきた。

2017年は、まさに仮想通貨/暗号通貨元年となり、続々と新規参入があり、資金が流入してきた。

ビットコインのETF上場へ向けて

これまで、ビットコインへは、機関投資家の資金の流入が少ないとされていた。その理由は、コンプライアンスの問題がハードルとなり、二の足を踏んでいたため。

それが・・・シカゴの先物取引所であるCBOEにビットコイン先物が上場したことで。アメリカ政府が、ビットコインの存在にお墨付きをつける形となり、コンプライアンスのハードルが無くなった。そのため、参入しやすい土台が整ったことになる。

ただ先物は、取引期限(限月)の設定があるため、大きな資金をまとめて運用することが難しい。そこで注目されているのが、ビットコインのETFになる。これまで、ビットコインのETFは、アメリカで申請して、投資家保護の観点から、却下されてきた歴史があるものの。CBOEに先物上場で、大きく流れが変わっている。

ETFは・・・Exchange Traded Fundsの略で、「上場投資信託」と呼ばれる。

ビットコインの取引所で、ビットコイン現物を購入するのではなく、証券取引所を通じて、購入することが可能となるため、他の金融商品と肩を並べることになる。

ということは・・・ETFを経由して、ビットコイン・仮想通貨市場に、これまでとは桁違いの額が、流入してくる可能性があると言える。

近々ETFが認可されるかもしれない期待から、ビットコインの価格が上昇していた一面がある。

しかし・・・12月18日CMEでのビットコイン先物が開始された後、ビットコインETFを申請しているウィンクルボス兄弟が、テレビに出演。

アメリカで、ETFの認可については、3ヶ月のIR自粛期間が設けられており、TV出演したことで、ETFの認可が近々でないことが分かった。これが1つの引き金となり、12月22日には、暴落が発生。結果として、CBOEとCMEでの先物取引開始が、1つの相場の山となった。

突如現れた右肩上がりの市場

多くのメンバーが、株式取引で経験していることとして・・・

「自分が株を買うと、高値のタイミングで、すぐに価格が下落して、含み損ばかりが増えていってしまい、泣く泣く損切をした。」

というもの。市場規模が一定の大きさになり、そこに凄腕の投資家たちが、たくさん居る状態だと・・・素人が入るのは、まさに、ピラニアがたくさんいる川に、素足で入るという状況に似ている。入ったが最後、無事に脱出することはできず、身ぐるみを剥がされてしまうことになる。

ただこれは、右肩上がりの新興市場には、当てはまらない。市場規模が大きくなっているタイミングでは、途中の大きな上昇・下落はあるものの、ほとんどすべてのものの価格が上昇していくことになる。

早いタイミングから参入して、買っておくだけで、市場規模の拡大に合わせて、資産が増えていくことになる。過去から学び、未来に備えることはできるが、どうなるか分からない未来に向けて、知識を元に行動できる人は少ない。

突如目の前に現れた仮想通貨/暗号通貨の市場。自分のポートフォリオと相談して、どこまでリスクを取ることができるのか?

今のタイミングから、じっくりと学んで、自分の許容できる資産の割合とペースでスタートしても、遅くはないのかもしれない。

ただ、上昇スピードが早ければ早いほど、下落スピードも早いのが相場の常。

過去のバブルと比較すると、すでにチューリップ・バブルの上昇率をビットコインの上昇率が追い抜いたともされている。リスクばかりと判断した場合は、参入しないのが懸命。

事実として、2017年までは、他の市場では考えられないスピードで、規模が拡大しているのが、仮想通貨/暗号通貨であり、この流れに乗っている人は、資産を大幅に増大させている。

人生に1度あるかないかの歴史的な大きな流れの中に身をおいていることだけは確か。

日本での税制については、株式や投資信託と比べると、かなり不利であり、不確定要素がたくさんあるので、大きく利益を確保できたとしても、手元に残るのが少なくなる。

この流れに乗るか、乗らないかは、価格面だけではなく、税制を含めた出口面も確認した上で、完全に今の自分の判断1つだけになる。

追伸1

Cardano(ADA)
時価総額でもTOP10付近にランキングされている。2016年3月2期のプレセールの段階では、1ADA=0.263円。それが現在・・・1ADA=約40円約150倍になっている。単純計算で、10万円分購入していたら・・・1,500万円

Verge(XVG)
2017年年初0.00002米ドルだったものが・・・突如として暴騰し、0.25米ドルへ。約12,500倍になっている。単純計算で、1万円分購入していたら・・・1億2,500万円。

XVGは、マカフィーの創業者であるJohn McAfee氏が、ツイッターで言及したのが、価格暴騰の1つの要因となっている。仮想通貨/暗号通貨は、恐ろしい速度で、価格が変化する。

追伸2

どんどんと新しい仮想通貨/暗号通貨が誕生している。価格や時価総額を確認できる「Cryptocurrency Market Capitalizations」では、数日見ていないだけで、ランキング上位が入れ替わる。

たとえば・・・1週間の値上がりが、

・TRON(TRX):334%
・RaiBlocks(XRB):199%
・SpankChain(SPANK):206%

といったものがある。

アンテナを広くもって、仮想通貨/暗号通貨の情報を収集しておくと、価格上昇前につかむことができるかもしれない。

追伸3

有名な投資家の方々は、仮想通貨/暗号通貨に対して、「ねずみ講、価値がない、単なるバブル」まだまだ否定的な意見を表明されている。この方々が、手のひらを返して、肯定的な意見を表明した時が、1つの大きな転換期と言えるだろう。

【編集後記】

先月お話したビットコインのマイング。

約16万円→173万円になったので、投資金額を抜くと、9.8倍になった計算になります。

管理画面の表示されていたのが、17,371米ドルだったのですが・・・

それがわずか1ヶ月で・・・30,821米ドル増えてしまっています(汗)

毎日ちびちびマイニングはされていますが、ビットコインが大きく値上がりしたので、その分数字が大きくなりました。

追加で資金投入していないので、単純計算で、16万円→308万円投資金額を抜くと、18倍になっています。

期間は、わずか1年半です。

定期預金をしているだけだと、年0.01%ですから、24円。投資している先によって、こんなに大きな差が出るのは驚きです。

現金を持っていると、数字は変わらないので、現状維持のように感じるかもしれませんが、仮想通貨/暗号通貨や、株式市場へ投資していると、ガンガンと評価額が大きくなっているので、現金の力が落ちているということも出来ます。

香港の積立型保険のパフォーマンスも、2017年は、11ヶ月で40%です・・・。

ビットコインのマイニングの枠は、いつも募集されているのではなく、準備ができたら随時という形です。

募集が再開されても、毎回3日程度で枠がいっぱいになってしまっているようで、仮想通貨/暗号通貨の有望な投資先の1つとして、マイニングを認識されている人が多いのが伺えます。

次回の募集は、2018年3月頃の予定です。

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