海外へ書類を発送する時は

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海外の銀行口座を開設した後に、書類にサインをして、原本をその銀行に送付する必要な場合があります。今は、セキュリティデバイスでほとんどの処理が可能となりましたが、銀行によっては、書類ベースでしか手続きができないことがあります。ネットバンキングにログインできなくなった場合などもありますね。

サポートデスクに連絡をして、英語を話すのがちょっと嫌だな。そういった時は、

「Application Form + 銀行名」

などで検索するとほしい申請書を見つけることができるかもしれません。

今まで送付したことがあるのは、

・HSBC香港の暗証番号忘れによる変更依頼書

・スタンダードチャータード香港の送金指示書

・スタンダードチャータード香港の登録先住所変更

・スタンダードチャータード香港のセキュリティデバイス申請書

・シティバンクシンガポールの登録先住所変更届書

など

投資商品関連では、

・契約内容変更依頼書

・銀行口座からの自動引き落とし設定依頼書

など

海外法人関連では、

・サイン済みの出資者書類

・サイン済みの増資書類

・サイン済みの取締役会議事録

など

居住国以外で投資をしていると手軽に支店や事務所など届け先を訪問することができないので、定形の封筒の表にに「AIR MAIL」と記載するして発送するか、EMSやDHL、Fedexの海外発送サービスを使用する必要が出てきます。

今回は、日本から香港・シンガポール・マレーシアに発送すると

参考までに一体どれくらいの費用と期間がかかるのか?

というのを調べてみました。

    普通郵便の定形郵便は、

    25グラムまで90円

    50グラムまで180円

    (*追跡番号なし。別途書留の必要あり。)

    定形外郵便は、

    50グラムまで220円

    (*追跡番号なし。別途書留の必要あり。)

    EMS国際スピード郵便は、

    300グラムまで900円

    香港へ送付した場合は、

    定形・定形外(通常郵便)なら6日、EMSなら2日

    シンガポールへ送付した場合は、

    定形・定形外(通常郵便)なら4日、EMSなら2日

    マレーシアへ送付した場合は、

    定形・定形外(通常郵便)なら7日、EMSなら3日

    クロネコ国際宅急便は、

    B4サイズで、1キロ以下(書類パック)なら950円

    香港へ送付した場合は、

    3日から4日

    シンガポール・マレーシアに送付した場合は、

    3日から5日

    UPSエンベロップ

    書類専用の封筒(縦24cm×横33.5cm)

    中に入れる枚数・重量に制限はなし4,200円

    香港・シンガポールへ送付した場合は、

    2日

    マレーシアへ送付した場合は、

    3日

    DHLのメール便で、

    香港へ送付した場合は、

    エクスプレス(翌日着)6,137円

    シンガポール・マレーシアに送付した場合は、

    エクスプレス(翌日着)7,203円

目安で到着することになります。

*実際にご利用の際は、到着日や費用など店頭・電話等で再確認してください。

90円から7,200円まで

期間も最短で翌日から7日まで

同じ書類を送付するにでも使用するサービスによって価格と期間が大きく異なります。

重要な書類を送付する場合は、追跡が可能なサービスを利用する必要がありますが、日本から発送する時は、価格が安くて、短期間で届けられ、インターネット・電話で集荷依頼をかけることができる、EMSもしくはクロネコの書類パックが良さそうですね。

ちなみに私はマレーシアから発送をする際には、DHLをメインで使用しています。

選択肢としては、DHL・クロネコ宅急便・EMSなどがありますが、日本とは違い電話やメールで集荷依頼をかけてもすぐに来てくれることはありません。

専用のフォームから依頼をしても、返答がなかったり、今日中に行くと電話がかかってきたにも関わらず、集荷に来なかったりと散々な目に合っています。EMSは、郵便局の窓口に発送手続きに行きますが、9時30分など比較的早い時間以外は混雑していて、待ち時間が30分なんてこともよくあります。またクロネコは、送付先が、シンガポール・日本・香港・台湾・上海に限定されています。

そんな環境なので、DHLの営業所に持ち込みをして、発送手続きをしています。

香港やマカオへ書類を送る場合で、90マレーシアリンギット(約2,700円)です。

他のマレーシアでもGDEXなど国際サービスもあるのですが、使用はまだちょっと先になってからかなと思っています。というのも以前インドネシアでTikiという国際配達サービスを利用し、香港の会計事務所に法人関連書類をHSBC香港に送金先登録書類を送付したのですが、HPで追跡番号を入力しても追跡結果が表示されず、不安になってサポートデスクに電話してみると追跡番号を伝えてもすぐに返答がない。結局その時は、「現在香港で指定住所に配達中です。」という返答だったのです。

ちょっとどきどきしながら数日過ごしていると会計事務所からは、書類到着の連絡があったので、「あ、無事到着したんだな。」と思っていました。同時に書類は到着するはずだから、そろそろネットバンキングの画面で、指定した送金先が登録されたのが確認できるはず。しかし、しばらく経ってもネットバンキングの画面に書類で指定した送金先口座が出てこない。

(あらっ。ヤバい。)

送金リミットの金額で4回に分割して送金したので、問題がおこらなかったのですが、どうやら書類は到着していなかったようです。

発送した書類が到着しないというのは困りものですね。

海外ではこういったケースもあるので、重要な書類については、高い費用を支払っても信頼がおけるサービスを利用する価値があると思います。

EMSについても受け取る側になってみると、再配達がなく、保管されている郵便局まで受け取りにいかなければいけないケースもあるので、あらためて日本は、時間にきっちりしていて、サービスも充実していて、顧客対応も優れているなと感じることもあります。

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