コンパクトタイプの太陽光発電(ソーラーパネル)事業で選択すべき立地とは?

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太陽光発電(ソーラーパネル)事業の中でも、僕たちが個人投資家として臨むべきはコンパクトソーラー発電システムのタイプである。

個人投資家として太陽光発電(ソーラーパネル)事業に臨むに当たり、業者に確認すべき部分を掲載させて頂くので、参考にして頂きたい。

立地と電圧帯というものがあるのだが、まずは立地についてお話させて頂く。

大体、このコンパクトソーラー発電システムの場合は、1ユニットに対して200坪ぐらい必要になる。

厳密に、びっしりフェンスの陰とか一切考慮せずに、周りのメンテナンスするための通路とかも取らなければ、もう少し小さい規模でも可能であるのだが、どうしても土地の形、周りへの配慮とか、陰の影響、いろいろなことを考えると、平均大体200坪以上は必要になる。

さらには、日当たりが良いこと。また回りに建物がないことが重要だ。

たとえば今、日当たりが良くても、回りに今後建物が建つ予定があるような土地は、リスクがある。絶対に建たないような場所を選択するのだが、100%立たないかというとそこまでは言い切れない。

99%は建たないと思うが、その辺の多少のリスクは取ることになるのだが、周りに建物がないような土地を選定する。

要するに、人が住むような地域ではなくて、建物が建つような地域ではないところを、予め調査の上厳選してやっているということだ。

後は自然災害がない立地が重要である。

住宅と同じように、太陽光発電(ソーラーパネル)システムに対しても火災保険と地震保険というものが存在する。

火災保険は大体、ほとんどの方が入って、いろいろな災害のリスクヘッジをしているが地震保険は対象になっていない。そして、地震保険というものは入ろうとしてもなかなか降りないし、入れたとしても高いのだ。

なので、なるべく、予め地震に対するリスクがない場所を選ぶことになることになる。

当然ながら、津波ハザードマップから外れているエリアに基本フォーカスしていて、なおかつ、地震が起こってしまう時に倒れてしまうような建物が周りにないというのが条件になってくる。当然ながら地震による地割れも。

津波や地震などの直接・2次災害がなるべく発生しない立地を予め選定しているのだ。

次に送電設備。送電の設備が周りに全くない場所だと、せっかく電気を発電しても売れないことになる。

太陽光発電(ソーラーパネル)システムによって電力を作ることができても、その後で売れなければ意味が無い。予め周りに既存の電力が通っているところが条件になってくる。

さらには、土地自体の購入費用や借地費用が安いかということ。

地目も確認しなくてはならない。たとえば、太陽光発電(ソーラーパネル)事業には、池でも、沼でも、山林、原野、宅地、雑種地、何でもOKなのだが、唯一、農地だけは駄目。農地という土地は、農地法で農地転用ができなければ駄目なのだ。

逆に、市街化調整区域は大丈夫だ。市街化調整区域は家は建てられないのだが、太陽光発電(ソーラーパネル)システムは、家ではないので都市計画法に当たらない。市街化調整区域でも建築は可能である。

以上、個人投資家として、太陽光発電(ソーラーパネル)事業に取り組む際の立地の確認事項である。参考にして頂きたい

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