フィリピン証券取引所でのIPOで、
2014年:7社
2015年:4社
が上場している。
(裏口上場もあるので、全てではない。)
株式のパフォーマンスを見てみると、
・Top Frontier Investment Holdings, Inc.(TFHI)
資産管理 2014年1月13日上場
公募価格→初値:マイナス54.49%
公募価格→高値:マイナス12.36%
公募価格→2015年終値:マイナス62.02%
・DoubleDragon Properties Corp.(DD)
不動産 2014年4月7日上場
公募価格→初値:プラス20%
公募価格→高値:プラス1,195%
公募価格→2015年終値:プラス1,105%
・Century Pacific Food, Inc.(CNPF)
食品、飲料、タバコ 2014年5月6日上場
公募価格→初値:プラス12.73%
公募価格→高値:プラス49.82%
公募価格→2015年終値:プラス19.85%
・Trans-Asia Petroleum Corporation(TAPET)
鉱業、原油 2014年8月28日上場
公募価格→初値:プラス75%
公募価格→高値:プラス178.26%
公募価格→2015年終値:マイナス50.43%
・SSI Group, Inc.(SSI)
小売 2014年11月7日上場
公募価格→初値:プラス13.20%
公募価格→高値:プラス54.67%
公募価格→2015年終値:マイナス54%
・Phoenix Semiconductor Philippines Corp.(PSPC)
半導体 2014年12月1日上場
公募価格→初値:プラス7.94%
公募価格→高値:プラス7.94%
公募価格→2015年終値:マイナス48.89%
・Xurpas Inc.(X)
ソフトウェア 2014年12月2日上場
公募価格→初値:49.87%
公募価格→高値:プラス339.80%
公募価格→2015年終値:プラス283.38%
・Crown Asia Chemicals Corporation(CROWN)
化学 2015年4月27日上場
公募価格→初値:プラス49.65%
公募価格→高値:プアす126.95%
公募価格→2015年終値:プラス66.67%
・SBS Philippines Corporation(SBS)
化学 2015年8月10日上場
公募価格→初値:プラス49.82%
公募価格→高値:プラス177.45%
公募価格→2015年終値:プラス124.73%
・Metro Retail Stores Group, Inc.(MRSGI)
小売 2015年11月24日上場
公募価格→初値:プラス7.77%
公募価格→高値:プラス12.53%
公募価格→2015年終値:マイナス0.25%
・Italpinas Development Corporation(IDC)
不動産 2015年12月7日上場
公募価格→初値:プラス50%
公募価格→高値:プラス50%
公募価格→2015年終値:マイナス9.72%
明暗がはっきりと分かれる結果となっている。
プラス1,105%のDoubleDragon Properties Corp.(DD)は、上場時にほぼ鉄板と、相当話題なったよう。
・ジョリビー・フーズの会長トニー・タン・カクティオン氏
・マンイナサルの創業者エドガー・シア氏
圧倒的な成功を手にした2人によって保有されている会社であり、
コンドミニアムとモール開発を主軸に事業を展開して、モール事業では、SMグループのSMインベストメンツ(SM Investments Corp)と提携しているためだ。
今後も、人口と消費の伸びに伴って、株価も安定して伸びていくのではないだろうか。
個人的に驚いたのは、マイナス54%、SSI Group, Inc.(SSI)のパフォーマンス。
グッチ、バーバリーなどブランドショップや、スターバックスを展開しており、さらにグループの合弁会社で、ファミリーマートを展開しているので、順調に株価は上昇していくと見ていたからだ。
アメリカ金利引き上げ、原油価格の下落などで、世界的に、マネーが大きく動いている中、タイミングを見て、将来有望なのに、評価が低い企業の株は、仕込むには良いタイミングかもしれない。