フィリピンで日本の運転免許証書き換えをする

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日本の運転免許証を保有しているとフィリピンで運転免許証を取得することが可能です。

メトロマニラで取得する場合は、日本大使館とLTO(陸運局)の2箇所に行く必要があります。

1)パサイ市の日本大使館で
日本の運転免許証の翻訳証明書を申請・取得

2)ケソン市のLTO(陸運局)で
フィリピンの運転免許証の取得申請・取得

 

1)パサイ市の日本大使館へ

日本の運転免許証とパスポートを持参して、日本の運転免許証の翻訳証明発行依頼をします。窓口で申請用紙をもらい、記入し、日本の運転免許証とパスポートを窓口に提出すると、「証明書引換券」が発行されます。

「証明書引換券」には、受取可能日時と申請料(900PHP)が明記されています。日本大使館前に到着してから、「証明書引換券」発行までは、混雑していなければ、30分もかからずに終わります。

パスポートが即時返却されますが、日本の運転免許証は一時預けることになり、翻訳証明書引き渡し時に返却となります。

日本大使館に来ている多くの日本人男性は、それぞれフィリピン女性を伴っていました。フィリピン女性は、単に付き添いというのではなく、手には、ファイルや書類を抱えていたので、申請サポート担当者さんのようでした。

2)ケソン市のLTO(陸運局)へ

日本大使館で、運転免許証の翻訳証明書を受け取った後に、ケソン市にあるLTO(陸運局)へ向かいます。日本大使館のあるパサイ市からLTO(陸運局)のあるケソン市までは、約17キロ、車で30分の距離です。

LTO(陸運局)での提出必要書類は、

・申請書(窓口でもらえる)
・運転免許証の翻訳証明書
・パスポート顔写真ページのコピー
・パスポートのフィリピン入国スタンプページのコピー
・健康診断書と受診料領収書

コピーは、LTO(陸運局)付近のXEROXと看板が出ているお店で、1枚1から2PHPで出来ます。
健康診断書は、LTO(陸運局)付近のクリニックで受診・発行が可能で、費用は100PHP。

受診内容は、
・身長、体重測定
・脚気チェック
・視力、色盲テスト
・問診

予約の必要なく、先に5人受診者がいる状態で、約1時間で健康診断書と受診料領収書を受け取りました。

LTO(陸運局)14番窓口に全ての書類を提出し、

その後、呼び出された別窓口で、
・免許証に利用するための写真撮影
・電子サインの記入
・発行手数料617.63PHPの支払い
をします。

窓口に書類を提出してから、約1時間程度で、有効期限が3年後の誕生日までのフィリピン運転免許証を手にすることができました。

LTO(陸運局)の入り口付近には、高額で申請サポートをしている「フィクサー」と呼ばれる人達がいます。「サポートがないと、正規の運転免許証を今日受け取ることができない。」など言葉巧みに近寄ってきて、数千PHPの手数料を持っていくそうです。フィクサーに罰金を科す法律が制定されて、LTO(陸運局)の窓口付近にも張り紙がしてありますが、くれぐれも話に乗らないように注意が必要です。

ちなみに、SRRVを取得していると、フィリピン退職者庁が、フィリピン運転免許証取得のために必要な書類の取得サポートをしてくれるそうです。

photo credit: Frisno via photopin cc

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