狭い籠(かご)の中。優秀な者たちが、互いに苦しめ合い、首を絞め合い、隙あらば転ばそうと足を引っ掛け合っている。
「ここは俺の場所だ!」と言わんばかりに、互いの場所を取り合っている。
会社組織の中、社会の中、日本国内の中における現役サラリーマンの現状だ。
日本から一歩外に出て、海外から日本を見渡していると、現状が良く見えてくる。
自信を完全喪失した日本の現役サラリーマン
現役サラリーマン。
「今月の売上は、一体どうなってるんだ!」
「顧客離れをどうして止められないんだ!」
「お前はなんて駄目なやつなんだ!あいつを見習え!」
「ちょっと達成したからって、あいつ調子こいてるね。いつまで続くのやら。」
「あいつは実績無いのに調子いいから、出世できてるんだ!」
「昔、オレらの時代。徹夜・休日出勤を気にせず一生懸命やった。だから売り上げを毎月達成。右肩上がりを体験することができたんだ。それに引き換え近頃の若いやつらは・・・。」
罵声や愚痴、そして妬み恨み嫉みの言葉が飛び交う毎日の職場。日々、その中に身を置いていると、自分自身が駄目なやつなんじゃないかと思えてくる。
今、日本企業で働く現役サラリーマンの大部分に共通すること。それは、自信が無い。自信が持てないこと。
毎日何かに怯え、頑張っても報われないと考え、そして、愚痴ばかりが口からこぼれ出てしまう。さらには、自分が今の様な状態にあるのは、「アイツが悪いから」・・・と周りのせいばかりにしてしまっているのだ。
「自信が無いのに、周りのせいにしている。」
本来ベクトルの異なるこの二つが共存してしまっている。その現象が今、日本全体的に蔓延してしまっているのだ。まるで「伝染病」の様に。
なぜ、こんな状況になってしまったのか?今日はその理由を解いた上で、今後の対策をお話しさせて頂きたい。
日本の「高度成長期」「バブル期」が生んだ「誤解」
「頑張れば結果を出せる!」かつて現役サラリーマンはこれを「合言葉」に、皆仕事に励んでいた。
1970年~1990年の「日本高度成長期」。右肩上がりの売上や業績。それに伴う右肩上がりの報酬や待遇。
「努力した者が報われる」。
多くの者たちが、それを体感することができた。
結果、サービス残業に休日出勤。プライベートの時間を、削り取ってまで仕事を励むことこそが「美徳」。これが、「勝つための成功法則」の様になり、そして深く強く根付いていったのだ。
「俺らが寝ないで一生懸命頑張ってるからこそ、会社は、社会は、そして日本は成長している」その誇りや自信と共に。
しかし、今、振り返ってみれば、これが戦後の日本が生んだ、一番大きな「誤解」だったのかもしれない。そして、「誤解」が、日本国内の常識のみに執着するという、囚われの様なものを生んでしまったのかもしれない。
囚われが存在した結果、今多くの日本人は、狭い籠の中で互いに苦しめ合いながら、本来しなくてよい、必要以上の苦労を強いられてしまっているのだ。
これから、真田孔明が気づいてしまったその「誤解」の正体を暴くことで、「真実の姿」をあなたにお伝えしたいと思う。
楽しても結果は出せる「高度成長期」
真田孔明の場合、1999年4月に、新卒で日本の某一部上場企業に入社。
日本で4年間勤務。その後、勤務していた会社の転勤辞令により、2003年から2010年末まで、香港、中国本土を拠点にアジア各国の新興国で、サラリーマンとして業務に励んで来た。
つまり、日本国内で働くサラリーマン。海外新興国各国で働くサラリーマン。幸運にもその両方を体感することができた。
その中で気付いてしまったこと。真田孔明が、2003年から今日まで、丁度「高度成長期」がスタートした、新興国各国に訪れ、直接目にすることで、確信に至ってしまったこと。
それは、「高度成長期」には、それ程の苦労をしなくとも、誰でも結果を出せるという事実だ。
国全体が「高度成長期」に差し掛かると、様々なビジネスチャンスが続出する。そして、その大半が、ゼロを1に。1に10をする過程。
つまりは、台頭したビジネスチャンスを見つけ、その流れに乗ることさえできれば、それ程の苦労をしなくとも、上昇気流に乗るかの様に、右肩上がりの結果を出すことができる。
その状況下においては、頑張らなくても結果は出せる。頑張ればもっともっと結果が出せる。
よって、楽をしても稼げるし、一生懸命寝る間を削って頑張れば、もっと大きな結果を出すことができる。でも、結果として、どちらにしても右肩上がりの「結果」は、容易に出せるのだ。
「高度成長期」においては。衣・食・住に関わること。衣・食・住に関わらないこと。
それぞれの分野で、
- 参入するタイミング
- 参入する方法
- 現地の商習慣
これさえ大きく間違えなければ、ビジネススタート後は、楽しても稼ぐことができるのだ。
バブル崩壊後の日本はそうはいかない
「バブル崩壊」をきっかけに、「高度成長期」が終了してしまった今の日本の中ではそうはいかない。
- ゼロを1にできるビジネス案件。
- 1を10にできるビジネス案件。
これらを見つけることは至難の業。全体的には、10を11、12、13にすることしかできない。
しかも、一度10になったものを、11、12、13にするのは、並大抵の努力では実現不可能。
ビジネス案件が中々見つからないからこそ、誰かが見つけられたビジネス案件に、大量の人たちが一斉に群がる。そして、すぐに焦土化。ごく一部の勝者。多くの者たちは敗者。
一瞬にして、勝組と負組に選別される。敗者たちは、見つかるかどうかも分からない、また次のビジネス案件を探す放浪の旅に、トボトボと出かけることを余儀なくされるのだ。
互いに苦しめ合い、首を絞め合い、隙あらば転ばそうと足を引っ掛けあう。「ここは俺の場所だ!」と言わんばかりに、互いの場所を取り合う。
一部の圧倒的な実績を出せる人を除き、大部分の人たちはそうやって、自分を守るために、周りを蹴落としていかないと、結果を出すことができないのだ。
2004年のインターネットビジネスの世界
例えば、真田孔明が副業として2004年に始めたインターネットビジネスの世界。2004年当時は、このビジネスで結果を出すことは、非常に容易だった。
まさに、やれば誰でも結果を出せた。それ程苦労をしなくても、結果を出せたし、努力をして、徹底的にやれば、圧倒的な結果を出すことができたのだ。
2004年~2006年まで、この「バブル」の様な状態が続いた。
真田孔明自身、フルタイムの現役サラリーマンとしての、業務をしっかりとやった上で、空いた時間を使っての副業ブロガー活動。
しかも、海外居住者でありながら、ターゲットを日本人に向けることで、短期間で圧倒的な実績を叩き出すことに成功した。
真田孔明が当時実行した分野・・・ビジネス、語学スキル、異性・出会い、健康改善。そのどれにおいても、会社を持たない「個人」が、「片手間」で出せる実績としては、従来の常識を遥かに凌駕させるレベルの実績だった。
ゼロが1に。1が10に。
幸運にも、そのタイミングをエンジョイしていたのだ。
けれども、真田孔明が丁度、中国本土に転勤後、インターネット接続環境の問題や、心の弱さの問題が重なり、サーバー世界から姿を消していた期間。
2007年~2010年の間に、個人、法人構わず多くの人たちが一斉に、このインターネットビジネスに群がっていった結果。まさに「焦土化」。
圧倒的な実績を出せる者。実績を全く出せない者。この両者間の差は、広がる一方。インターネットビジネスは、既存のビジネス案件同様、「誰でも簡単に結果を出せる手法」では無くなった。
しっかりと、「ビジネス」として、徹底的にやらなければならない手法。既存の10を、11、12、13にできてようやく稼げる手法へと、シフトしたからだ。
そうなってしまうと、インターネットビジネスにおいても同じである。
互いに苦しめ合い、首を絞め合い、隙あらば転ばそうと足を引っ掛けあう。
「ここは俺の場所だ!」と言わんばかりに、互いの場所を取り合う。
一部の圧倒的な実績を出せる人を除き、大部分の人たちはそうやって、自分を守るために、周りを蹴落としていかないと、結果を出すことができないのだ。
今、断言しよう。日本国内において、今後この状況はさらに悪化していく。
現実世界のリアルビジネスにしても、サーバー世界のインターネットビジネスにしても、競争・・・蹴落とし合い、首の絞め合い、転ばし合いは激化。
「狭い籠」の中でそれをやるから、本来優秀である者たちでさえ、毎日のように勝組と負組に分類されるのを余儀なくされる。
精神的なストレスを抱え続け、家族や大切な人たちとのプライベートを削り、寝ずに仕事に励めど結果は出せず、将来の安心などとは無縁。
何をやっても自信を持てないまま、明日に怯える毎日を余儀なくされてしまうのだ。けれども、その状況から脱出する方法はある。その方法とは・・・。
「生涯収入5億円倶楽部」メンバーたちよ、今こそ旅立ちの時
本当の意味で、世界に目を向け、世界に飛び出すこと。それこそ、これからあなたが、あなた自身の未来を自ら勝ち取る方法。
本来、優秀であるはずのあなた・・・。
日々の無益な競争・蹴落とし合いに疲れ果て、いつしか優秀であったことを忘れてしまったあなた・・・。
競争が激化している日本国内で、日々の戦いの中で磨き鍛え上げた、知識・スキル・経験を武器に、今こそ世界に飛び出し、
・ゼロを1にする
・1を10にする
ビジネス案件を見つけ、そこで活躍する。
「高度成長」が実際に起こっている国・地域に身を置き、そこで取り組むことにより、自分の行動が、工夫や努力が、反映され、それが結果として結びつくことを、実際に体感してみる。
その場所で思う存分暴れまくり、結果を叩き出すことで自信をつける。
かつて、「高度成長期」・「バブル期」の日本のビジネスマンたちがそうであったように、美味い飯や酒をかっくらい、大声で笑いながらその日の成果を称えあう。
そして、「今日はよくやった!」満足した笑みを浮かべながら床につく。
これが、あなたの未来を、あなた自らの手で勝ち取るための手法だ。
「生涯収入5億円倶楽部」メンバーたちよ、今こそ旅立ちの時!
現実的には、今日明日に旅立つ・・・とまではいかなくとも、この2、3年以内には、旅立ちするべく、今の内にしっかりと足場固めや、準備を整えておいてもらいたい。
追伸1
どこに身を置いても稼げるように、インターネットを駆使してサーバー世界で稼げる方法を、1つ以上もっておくこと。
これは、これから海外に飛び出し、現地企業に就職するなり、現地で起業するなりする時に、非常に心強い「保険」となる。
インターネットビジネスも、競争が激化したとはいえ、「生涯収入5億円倶楽部」の提案する方法をしっかりと実行してくれれば、自分や家族が生活できるレベルの収入を確保することは、まだまだ可能である。
追伸2
・努力と工夫を惜しまない
・細かいところにも気配りや配慮
この日本の国民性は、世界というフィールドで、「高度成長期」真っ只中の「新興国」において、強烈な武器となる。
たとえば日本企業で最低3年以上。徹底的に下っ端として耐え続けながら、鍛え磨け上げた、基礎能力。知識・スキル・経験。これを元に世界に羽ばたくと、以後の爆発につながる。
そういう視点で見ると、日々の下っ端活動も、苦ではなくなるはず。上司や先輩社員からの「お小言」も、「お小言」ではなく、「目から鱗」の貴重なノウハウと化す。
追伸3
日本人の御先祖様たち。
この列島諸島で猿は自然発生しないのだから、中国本土あたりから旅をして来た人たちだと言われている。
即ち、より良い未来(あす)を自らの手で掴み取るため、新天地に向けて冒険に飛び出した人たちだったはずだったのだ。
そう考えてみると、少しワクワクしてくるのではないだろうか?