日本に生まれ育った僕たちは今、日本人として何をしなければいけないのか?真剣に考えなければならない岐路に立たされている。
これまでの様に、マスコミが一方的に発する情報とやらに操られたまま、表面的なことや、感情的なことに流されて、一喜一憂してしまうのではなく。もっともっと、本質の部分。深いところにある真実。
一度全ての感情を封印。代わりに五感を研ぎ澄まし、その実際の感覚得られた情報を頼りに脳を使って考えぬく。
その先に、ようやくうっすらと見えて来る何か境地の様なもの。辿り着いた上で、さらに考え抜かなければならない。
今、僕たちはこのまま立ち止まってしまってはならない。僕たちが本当にするべきことは何なのかを良く考えなければならない。
島国日本でもグローバル社会から逃げられない段階に来てしまっている
競争は既に、日本国内だけにあらず。世界中の全てがライバル(競争相手)なのだから。
今、世界中の人たちは僕たちと一線上にいて、各々が、より良い明日を掴み取ろうと、必死になって、我武者羅に歩み続けている。
僕たちが立ち止まっていたままだとしたら、それは周りのライバルたちにとっては格好のチャンス。
待ってくれないどころか、これを勝機とみなし、さらに僕たちが本来進むべき場所にまで入り込んででも、遠慮無く前進を続けていく。
それが、今僕たちが生きている、グローバル社会の真実の姿なのだから。
だから、せめて、「生涯収入5億円倶楽部」の倶楽部メンバーのあなただけは、塞ぎこみ続けることだけは、もう辞めにしてもらいたい。
勇気を振り絞って立ち上がり、共通目標の達成に向かって、歩みを始めてもらいたいのだ。
世界「大富豪」ランキングから読み取れる日本人の現状とは?
アメリカの経済誌「フォーブス」が発表した、2011年版の世界長者番付。これによると、資産が10億ドル(約830億円)を超える、「大富豪」の数が1,210名なのだと。
日本人としてランクインしているのは、今回の「東日本大震災」で、1人で個人資産から100億円もの寄付をした、ソフトバンク社の孫正義氏が資産総額81億ドル(約6,723億円)で113位、
ファーストリテイリング社の柳井正氏が、資産総額76億ドル(約6,308億円)で122位、その他、日本人としては26人がランクインしている。
まあ、この公式発表されている「大富豪」の数、これも実際は「氷山の一角」。資産を公開する形のビジネス・投資スキームを組んでいる人たちだけが、ランクインしているもの。
例えば、アジア各国の裏側では有名な投資家系の資産家たちだけを例に挙げても、ランクインしていない方々も多数いる。
本当の資産家は、自分の資産を公開したがらないのと、そのための手法を知っているのが、その理由なのだが。。。けれども、各国の勢いを観る指標にはなる。
例えば、この「大富豪」ランキング内において、近年、毎年の様にシェアを急スピードで拡大しているのが、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)などの「大富豪」たち。
2010年度発表と比べ、5%アップの25%へ。ランキングされている「大富豪」たちの総資産額も、4兆5,000億ドルと過去最高を記録している。
一方、日本人は・・・。日本国内に住む日本人たちが、一部の「大富豪」たちを覗いて、お金がみるみる内に無くなり、精神的にも、実質的にも貧しくなり続ける中、日本人以外の・・・特に、新興国の人たちがドンドンとお金持ちになっていく。
例え「大富豪」ランキングには入らなくても、ここ2、3年、億万長者に成り上がった人たちは、アジア各国だけを見ても本当に急増している。
ビジネスで成功して得たお金を原資として、投資に回し資産を増大させる。そうして、得られたお金を元に、生活水準はドンドン高くなっていく。
高級住宅地に住み、高級車を乗り回し、高級ブランドを買い揃え、休みとなれば、家族で長期の高級リゾートへの旅行に出かける。
真田孔明や土居三郎が現在本拠地としている、マレーシアジョホールバルから、車で乗って30分の近代都市シンガポール。ここ10年間、世界で最も成長を遂げた街。この街だけを見ても、様子を肌で感じることができる。
街に立ち並ぶマンションはどれも、ワンルーム1室で既に1億円超え。街行く車の大多数は、数百万円~数千万円レベルの高級車ばかり。街に立ち並ぶブランドショップでは、皆、当たり前の様に、高級ブランドを買い漁っている。
現地の人と話していても、景気の良い話ばかりだ。
世界の「大富豪」ランキングの変化から読み取れる、世界の国々の流れ。そして、オンサイトによって、肌で直接感じること。
この2つより分かること。停滞どころか、落ち沈む一方の日本。
そんな日本を尻目に、世界は新興国を筆頭に着実に発展を続けている。この現状に他ならない。
今日本人として僕たちが本当にしなければならないこととは?
2011年3月11日の東日本大震災の時、真田孔明は日本滞在中、毎日入っていたミーティングの合間を塗っては、街中をいろいろと歩いてみた。
日本の経済の中心地であるはずの東京。タイミング的な理由を考慮しても、とにかく活気がない。
かなりショッキングだったのは、シャングリラ、マンダリン・・・外資系5つ星ホテルはカナダ系のフォーシーズンを除いて全て休業。
東京銀座の大通りに行っても、華僑系外国人旅行客もほぼ見られず、どの店も閑古鳥。そして、夜はどこも静まり返ってしまっている。
さらには、それを当たり前のこと・・・という様な風潮さえ、街中至る所に溢れかえってしまっていたのを、滞在中会う人たちの言動から、感じてしまったことだ。
家族と共に生活の場をアジア新興国に身を置くことで、アジア各国を中心に旅を続けることで、各国の成長・発展具合、そして今現在の様子を日々肌で感じている僕たち。
アジア国々と日本とのギャップを余計敏感に感じてしまい、今までとは違う、さらに大きな危機感を覚えざるを得なかった。
東日本大震災の惨劇と、それを毎日の様に衝撃的な映像と共に報道しまくる、世界中の報道番組。それを日々、目にしてしまっている、外国人たちから見た、今の日本。
これが今後の日本にとって、何を意味するのか?
例えば、僕たちに当てはめて想像してみた時、フィリピンで銃の乱射事件が起きたとき、実際はごくわずかなエリア。一箇所で起きた事件、けれども、フィリピン国外に住む僕たちからみれば、あたかもフィリピン全土で銃撃戦が行われている様な錯覚に陥り、当然旅行や出張は控えるようになる。
その視点から見たとき、外国人にとっての東日本大震災後の日本。彼らから見て、日本の全土が・・・。もはや倶楽部メンバーの賢明なあなたに、詳しく語るまでもないであろう・・・。
世界中のフライトの中で、唯一日本行きフライトだけが、「3月11日以前に申し込んだフライトは、ペナルティ無しの無条件キャンセル可能」となっていた。・・・この事実も、それを物語っている。
日本の未来に残されていた唯一とも言える、戦略的・現状脱却の策・・・。
- 外国人観光客に向けたビジネス
- 外国人投資家たちを受け入れる政策
- 税収が酷く悪いところを特区化し、外国企業を含めたビジネス誘致
- 1基決まれば5,000億円の売上が見込め、世界中で100基分のフォーキャストが立っていた、日本の独占的なノウハウでもあった、原子力事業。
日本は多くの勝機を喪失してしまったことになる。
全体的に見たとき、これから先、僕たち日本人は、並大抵の努力では、お金持ちになれるどころか、立ち直ることさえ危うい。
それ位のレベルで、今僕たちの生まれ育った日本は、危機に直面しているのだ。
だから、僕たちは立ち止まっていてはならない。
これまで以上に、真剣にビジネスや投資のことを考え、勇気を持って実行に移していかなればならない。
なぜならば、僕たち日本人が手を止めてしまうということは、それだけ諸外国の人たちに活躍する大きなスペースを与えてしまうことになるのだから。
僕たちは島国日本に生まれ育った日本人であるが、グローバル社会はもはや避けられないことなのだから。
だからこそ、「生涯収入5億円倶楽部」のメンバーとして、自分の未来のため、子供たちの未来のため、日本の未来のため、僕たちは持てる全ての力の全てを振り絞り、立ち上がり、着実に前に向かって歩み続ける必要があるのだ。