暗号資産の過熱度を計る指標

仮想通貨の基礎知識

2019年1月8日、ライトコイン(Litecoin)の貸出金利が、7万%を超えました。大手取引所ポロニエックスでの出来事です。

貸出金利が高い=借りたい人が多い

借りたコインで何をするか?
→ショート(空売り)する

ということになります。

空売りをしたいと考えるのは、

・大きく価格が上昇した後
・悪い情報が出た時(開発中止など)

などです。


ライトコイン(Litecoin)の価格は、どうなったか?

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8日22時30分頃を頂点として、下落しました。

9日
10時時点で、約1,400%
16時時点で、約100%

になっています。

camtemp

年7万%だと、日191%
年1,400%だと、日3.8%

長期間の貸出しではなく、2日などの短期になります。

ちなみに、貸出期間については、

・ポロニエックス(Poloniex):最短2日、最長30日
・ビットフィネックス(Bitfinex):最短2日、最長15日
・リキッド(Liquid):制限なし

となっています。

需要と供給により、金利は大きく変わるので、

貸出す側は、

・高い金利が得られる

一方で、

・低い金利で貸し出し、高い金利を逃してしまう
・価格が下落する
・手仕舞いできない
・返ってこない

というリスクを負うことになります。

日々、金利の水準を確認することで、各暗号資産と市場全体の状況を知れます。

金利を一覧で確認できる「CoinLend」

暗号資産(仮想通貨/暗号通貨)の貸出金利を一覧で確認できるのは、「CoinLend」というサービスです。

スマートフォンアプリもあり、便利です。

・ポロニエックス(Poloniex)
・ビットフィネックス(Bitfinex)
・リキッド(Liquid)
・コビンフッド(Cobinhood)

各取引所でのレートが一覧になっています。

アプリに取引所アカウントを連携することで、

・ポロニエックス(Poloniex)
・ビットフィネックス(Bitfinex)
・リキッド(Liquid)

での貸出状況を確認することもできます。

*Twitterもあり、大きく動いた場合、ツイートされます。

取引所では、法定通貨も取り扱われているケースがあり、

法定通貨の金利が高い=借り入れ需要がある=暗号資産に買いが入る=価格が上昇する

暗号資産(仮想通貨/暗号通貨)の価格が、上昇しやすいかどうか?を判断する1つの材料になります。

また、同様のサービスで、過去150日までの金利変化を確認できるものに、「CRYPTOLEND」があります。

過去の水準を確認することで、どこまでレートが高くなる可能性があるか?を知ることができます。

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