韓国の大手取引所ビッサム(Bithumb)。
コインマーケットキャップ(CMC)の取引所取引高ランキングでも1位になっています。
韓国ウォン(KRW)によるアルトコイン取引がメインになっています。
2019年1月末時点での、取引量が多いアルトコインの上位3つ。。。
Zcash(ZEC)、Monero(XMR)、DASH(DASH)
これらの共通点は、匿名通貨であるということです。
定期的に、ビッサム(Bithumb)取引量上位を匿名通貨が占めることがあります。
Twitterで、「匿名通貨、韓国」で検索してみると、取引量が増えたという投稿が出てきます。
2018年7月25日、10月22日、11月9日・12日・19日、12月1日
付近で取引量が大きかったことが分かりました。
該当する時期の価格を確認してみると・・・
その後、共通して下落しています。
ビットコイン(BTC)価格についても、同様でした。
韓国ウォン(KRW)による取引量は、
韓国ウォン(KRW)→匿名通貨
匿名通貨 →韓国ウォン(KRW)
どちらかになります。
匿名通貨の取引量が大きくなってから、価格が下落するということは・・・
韓国ウォン(KRW)→匿名通貨 < 匿名通貨→韓国ウォン(KRW)
ということになり、手仕舞いしているということです。
韓国ウォン(KRW)→ビットコイン →匿名通貨 →韓国ウォン(KRW)
韓国ウォン(KRW)→アルトコイン →匿名通貨 →韓国ウォン(KRW)
などといった流れでしょうか?
この現象については、今回を含め検証が必要になります。
韓国ウォン(KRW)の存在についてチェックすべきは、対ビットコインでの取引量内訳です。
韓国ウォン(KRW)の存在感が出るタイミングでは、アルトコイン全般の価格が上昇するという傾向があるためです。
2019年1月末時点では、法定通貨別の対ビットコインの取引量内訳では、韓国ウォン(KRW)の存在感は出ていません。
韓国の暗号資産(仮想通貨/暗号通貨)については、2019年度から取引利益が課税対象になるというお話があり、韓国人投資家たちが、これまでとは異なる取引をしている可能性もあります。