バイナンスコイン(Binance Coin/BNB)が、10%以上の大幅上昇を見せました。
年初からは、約260%の上昇となります。
バイナンスチェーンの立ち上げと、トークンのスワップ(交換)を好感として、買いが入りました。
2019年2月21日にテストネットがローンチされていましたが、正式に立ち上げられました。
ENJ、BATなど、大きく上昇しているアルトコインがありますが、BNBも劣らず、安定した価格上昇を見せています。
BNBが注目され、価格が上がる理由としては、他のアルトコインとは異なり、
・取引所の独自コインである
・保有していると、取引手数料の割引きがある
・4半期に1度、バーン(焼却)があり、希少性が高まる
・取引所が成長すると、利用者が増加し、価格が上昇する
・IEO(Initial Exchange Offering)で利用できる
・IEOの参加のために、保有期間が設けられている
といった点です。
DEXの立ち上げも予定されていて、BNBが基軸通貨になります。
旧BNBと新BNBのスワップ
バイナンスチェーン(Binance Chain)は、メインネットを立ち上げ、2019年4月23日にメインネットスワップを実行する予定です。
スワップ=交換という意味で、
・これまで:バイナンスコイン(Binance Coin/BNB/ERC20)
・これから:バイナンスチェーンBNB(Binance Chain BNB/BEP2 136)
に変更になります。
バイナンスチェーンBNB(Binance Chain BNB/BEP2 136)は・・・
・初期供給量:200,000,000 BNB
・バーン:11,654,398 BNB
・凍結:48,000,000 BNB
2019年4月24日に、バイナンスチェーンエクスプローラ(Binance Chain Explorer)とWeb Walletが一般公開される予定です。
バイナンスコイン(Binance Coin/BNB/ERC20)を引き続き保有したい場合には、イーサリアムベースのウォレットに、4月23日午前2時(UTC)までに引き出しておく必要があります。
BNBをバイナンス(Binance)以外の取引所で取引・保管している場合には、注意が必要です。
次回IEOは4月24日
2019年4月24日に、Matic(MATIC)のセールが、バイナンス(Binance)で開催されます。
今回は、速く申し込み手続きした者勝ちではなく、BNBを一定期間保有する必要があり、保有数に応じて、IEOの参加チケットがもらえるという仕組みに変更となりました。
BNBを保有しなければいけない期間は、4月5日から24日までの20日間、毎日0時(UTC)に、ウォレットの中身をスナップショットされます。
2019/04/05 0:00 AM (UTC) – 2019/04/24 0:00 AM (UTC)
この期間のスナップショットタイムには、チケットがもらえる一定の数量を保有しておく必要があります。
保有量とチケット枚数の関係は・・・
0:00 AM (UTC) =日本時間の朝5時
なので、日付が変わるあたりから下落傾向になり、4時付近から買いが入り、価格が上昇するといった傾向があります。
IEO第1弾から第4弾までのまとめ
第1弾:ビットトレント(BTT)2019年1月28日
第2弾:フェッチ(Fetch.AI)2019年2月25日
第3弾:セーラーネットワーク(Celer Network)2019年3月19日
第4弾:マティックネットワーク(Matic Network)2019年4月24日
規模
BTT:720万米ドル相当
FET:600万米ドル相当
CELR:400万米ドル相当
MATIC:500万米ドル相当
価格
BTT:0.00012 米ドル
FET:0.0867 米ドル
CELR:0.0067 米ドル
MATIC:0.00263 米ドル
購入上限金額
BTT:2万米ドル
FET:3,000米ドル
CELR:1,500米ドル
MATIC:300米ドル/チケットごと(最大1,500米ドル)
購入可能アルトコイン
BTT:TRX、BNB
FET:BNB
CELR:BNB
MATIC:BNB
終了時間
BTT:約18分
FET:約22秒
CELR:約17分
MATIC:?
上場
BTT:3日後(1月31日)
FET:3日後(2月28日)
CELR:7日後(3月25日)
MATIC:?
上場後最高値
BTT:約0.00128 米ドル
FET:約0.4887 米ドル
CELR:約0.04 米ドルから
MATIC:?
上場後に上手く売りさばくことができれば、5倍から10倍が期待できるということになります。