Bitcoin(ビットコイン)を利用したフィリピンへの資金移動

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Bitcoin(ビットコイン)を利用して、資金を日本からフィリピンへ移動できるサービスである、Rebitを利用してみた。

Rebitのオフィスは、フィリピンのマカティにある。

住所:Rebit.ph Offices, Unit 606 GC Corporate Plaza, 150 Legaspi Street, Legaspi Village, Makati City, Metro Manila, Philippines 1229
電話番号:+63 (949) 448 5758、+63 2 843-3841

Rebit | Send money to the Philippines - fast and free! 2016-04-13 09-45-54

日本以外の国・地域からもフィリピンへの資金移動が可能で、現在は、

オーストラリア、カナダ、中国、ドイツ、香港、インド、インドネシア、イタリア、クウェート、マレーシア、カタール、サウジアラビア、シンガポール、韓国、台湾、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカ、ベトナム

となっている。OFWが多く滞在している国・地域がメインとなっているのだろうか。

Rebitで実際に資金を移動してみる

TOPページ下部にある
I want to make a new rebittance with this amountの下部

・Cash pick up
・Pay bills
・E-load

いずれかをクリックする。

Rebit | Send money to the Philippines - fast and free! 2016-04-13 09-43-20

今回は、Cash pick upを選択し、送金したい通貨と金額を入力すると、そのタイミングでのBitcoin(ビットコイン)の数量とフィリピンペソ換算の金額が表示される。

たとえば、2万円をフィリピンに送るとすると、8,468.42PHP、0.440282BTC

Rebit | Send money to the Philippines - fast and free! 2016-04-13 09-47-54

数字に問題がなかったら、「Next Delivery」のボタンをクリック

・Recent will pick the money up
・Recipient has a local bank account (BDO、BPI)
・I want to pay a bill(Meralco,PLDT)
・I want to send load to a phone (Smart, Globe, etc.)

どれかを選ぶことになる。

Rebit | Send money to the Philippines - fast and free! 2016-04-13 09-49-10

今回は、BDO銀行口座への送金をしたかったので、

・Account Type
・Account Name
・Account No

を入力。

「Next Recipient」をクリックし、次に表示された画面に、

受取人の
・氏名
・電話番号
・メールアドレス
・州と市

を入力・選択する。

Rebit___Send_money_to_the_Philippines_-_fast_and_free__2016-04-13_09-51-13

「Next Review」をクリックすると、

受取人の明細と受取先銀行口座明細が明示される

Rebit___Send_money_to_the_Philippines_-_fast_and_free__2016-04-13_09-51-33

「Confirm」をクリックすると、

・送金に必要なBitcoin(ビットコイン)総額
・送金先としてのIncome Address

が明示される。

Rebit___Send_money_to_the_Philippines_-_fast_and_free__2016-04-13_09-52-16

Bitcoinの送金手続きまでは、30分が期限とされている。

Rebitでは、Bitcoin(ビットコイン)自体の販売はしていないので、別途取引所でBitcoin(ビットコイン)を入手して、送る必要がある。

BitcoinをRebitのアドレスに送信する

bitFlyer 2016-04-13 09-36-58

今回は、利用しているbitFlyerのアカウントから送ってみることに。

まず、bitFlyerのアカウントにログイン

「入出金」→「ビットコインご送付」をクリック

bitFlyer_2016-04-13_09-55-00

「外部ビットコインアドレス設定」の画面が表示されたら、先ほどRebitで表示されたビットコインアドレスを登録する。

bitFlyer_2016-04-13_09-56-12

そして、外部ビットコインアドレスをして選択し、送付する数量(BTC)に先ほど表示されたBTCの数量を入力し、「ビットコイン外部送付」をクリック

画面下部に、「BTCのビットコイン送付手続きを受け付けました」と表示されたら送金手続きは終了。

bitFlyer_2016-04-13_09-57-11

bitFlyerからは、外部にBitcoin(ビットコイン)が送られた旨、「ビットコインご送付を確認しました。」というタイトルでメールが届く。

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Rebitからは、「Your money will be available shortly」というメールが届く。

2016-04-13_10-08-06

今回は、9時58分に資金移動申し込み手続きが終了して、11時55分に「Your rebittance is now complete」というメールが届いたとともに、携帯電話のSMSにもNXSMSから、「Satoshi Vitadel Lndustries/Rebit」という始まりで処理が完了した旨の連絡が入った。

2時間から4時間で着金をサイトには掲載されているが、今回は、2時間で着金することとなった。

海外送金手続きに比べると、トークンが必要なく、また送金先住所の明細の入力など手間が少なく、あらかじめビットコイン(Bitcoin)のアカウントを持っていれば、とても利用しやすいのではないかと思う。

Rebitのアカウントの送金限度額

Rebit___Send_money_to_the_Philippines_-_fast_and_free__2016-04-13_09-57-36

開設当初:
1日:15,000PHP・月間:100,000PHP

電話番号認証+身分証明書
1日:75,000PHP・月間:500,000PHP

誕生日+住所証明書
1日:400,000PHP・月間:2,000,000PHP

ビジネス許可書
1日:2,500,000PHP・月間:60,000,000PHP

となっている。

電話番号認証+身分証明書認証で、月間500,000PHP=118万円

個人として利用するには、十分な金額リミットではないだろうか。

Rebit2万円相当として指定された、0.440282BTCは、bitFlyerのサイトでは、20,564円相当になっていた。

Bitcoin(ビットコイン)の相場は常に動いているけれど、それほど時間が経過していなかったので、実質のスプレッドとしては、564円=2.8%という計算になる。

Rebit自体の送金手数料はなしとなっているので、Bitcoin(ビットコイン)のレートでその部分を調整しているのだろうか。

・2時間で着金確認が取れる
・手数料が2.8%程度(金額が大きくなると不利かも)

日本で仮想通貨取引所についての規制が強化され、マイナンバーの登録などが義務付けられるとまた異なってくるが、現状では、フィリピンに現金を送る際、最も便利な手段の1つということができる。

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