2019年1月7日19時頃から、大手取引所ビットフィネックス(Biftinex)でメンテナンスが実施されます。
24時間動きがあり、取引所によって価格が異なるという暗号資産(仮想通貨/暗号通貨)の特徴から、取引所メンテナンス=イベント=ファンダメンタルになります。
取引所のメンテナンス中は、中に置いている資産、持っているポジションは動かすことができません。
メンテナンス中を狙うことで、価格が動かしやすくなり、ストップロス(損切)を誘発できてしまいます。
記憶に新しいところでは、2018年8月22日のBitMEXのメンテナンスです。
日本時間午前10時にメンテナンスを実施することが、あらかじめ告知されていました。
Scheduled Maintenance to begin in a few minutes at 01:00 UTC.
— BitMEX (@BitMEXdotcom) 2018年8月22日
メンテナンス完了し、再開したのが、1時間後の11時でしたが、
約11%の高騰 → 元の価格水準へ と大きく値が動きました。
この時は、テザーUSD(USDT)が1億USDT分、ビットフィネックス(Biftinex)に送られ取引されたのが、、ビットコイン(BTC)上昇の1つの要因だったとされています。
2019年1月7日は、ビットフィネックス(Biftinex)で、3時間から7時間が予定されています。
On Monday 7th January 2019, Bitfinex will be offline between three to seven hours as we complete the final stage of our data migration to dedicated bare-metal servers, in a move designed to significantly enhance platform speed, security and performance.https://t.co/uzeW1rSUZl
— Bitfinex (@bitfinex) 2018年12月29日
ビットフィネックス(Biftinex)は、取引所取引量ランキングでは、10位に位置しており、テザーUSD(USDT)の発行元であるテザー社とは深い関わりがあります。
ビットフィネックス(Biftinex)では、メンテナンスを前に「ロング=買い」が優勢の状態になっています。
今回は、テザーUSD(USDT)の新規発行などによる買いが入らないということになるので、ビットフィネックス(Biftinex)での「ロング=買い」は、1つの重要な指標と言えます。
メンテナンス前に「手仕舞い」ということになれば、売りが出ることになり、価格が下落していきます。直前まで「ロング=買い」「ショート=売り」の変化には、注意が必要になります。
どちらかの確信が持てないなら、ポジションは持たないほうが懸命ではないでしょうか?
これまでの1月下旬の値動き
2013年:上げ
2014年:下げ(2月下旬まで)
2015年:14日底→ 上げ
2016年:16日底→ 上げ
2017年:12日底→ 上げ
2018年:17日まで下げ→ 一時反発 →2月6日底
2019年:7日?→
2015年からは、中旬に底を迎えて、2月に向けて上昇しています。
2019年はどうなるか?ビットフィネックス(Bitfinex)のメンテナンスがあり、6日には大きく価格が上昇し、1BTC=4,000米ドル台となっているが、例年通りの流れになるのであれば、あと1週間前後は下落ということになります。