最近は月に1度、マレーシアから香港・中国に行っています。
飛行機以外の移動は、タクシーと電車がメインになり、少額のお札やコインが必要になったり、お釣りでコインをもらうことがあります。
お札入れは、
・マレーシアリンギット
・シンガポールドル
・香港ドル
・中国元
・マカオパタカ
(*マカオでは香港ドルが普通に使えます。お釣りは、パタカになる時があります。)
と通貨別に用意して行くのですが、それぞれのコイン入れまで準備はしていません。(中国元は、コインがなくお札だけです。)
コインを使うケースが少なく、結構な量になってしまって、複数の国のコインがごちゃまぜになって、面倒な思いをすることがあります。
そのような不便な状態を改善してくれるのが、
- シンガポールならez-linkカード
香港ならオクトパスカード
マカオならマカオパスカード
ではないでしょうか。
日本のSuicaやPASMOなどと同じで、電車に乗れたり、コンビニなどで買い物が出来ます。
- ▼シンガポールのez-linkカード
MRT(電車)と共通の磁気カード。
MRTの駅やサービスセンター等で購入できます。
シンガポールドル15(S$7分利用可能、S$3デポジット)
余ったらカード返却する際に全額返却されます。
- ▼香港のオクトパスカード(八達通卡)
MTR(電車)の各駅にある
「客務中心」(カスタマーサービスセンター)の窓口で購入可能です。
香港ドル150(HKD100分利用可能、HKD50デポジット)
余ったらカード返却する際に全額返却されます。
- ▼マカオのマカオパスカード
コンビニのOKショップなどで購入できます。
マカオパタカ150(MOP100分利用可能、MOP30デポジット)
バス、コンビニ(セブンも含め)、来来超市場(スーパー)など
で使用できます。バス乗車時に割引料金が適用されます。
マカオパスカードを返却する際、
カードデポジット代金を除く残金は返金されません。
シンガポールのez-linkカード:約1,200円
香港のオクトパスカード:約1,900円
マカオのマカオパスカード:約1,600円
香港視察をされる際には、香港国際空港や地下鉄の有人窓口でオクトパスカードを購入しておくと、空港から市内への移動や、コンビニの支払いの際に利用できるので、持っていると便利だと思います。
2014年3月31日の発表では、GALAXYマカオ、スターワールドマカオの一部店舗では、オクトパスカードでの決済が可能になるようで、今後はマカオでの決済可能なお店が順次拡大していくとのこと。
シンガポールのUOB銀行では、NETS FlashPay機能をもった「UOB Direct Visa Card」を口座開設後に申し込み事ができます。
上記のカードは、ATMカードとez-linkに搭載されている決済機能が一緒になったカードで、MRT(地下鉄)やコンビニ決済に利用することができます。銀行口座から直接の引き落としになるので、駅などの端末でデポジットをしなくて良いのが楽ですね。
ちなみにマレーシアには、「Touch ‘n Go」というカードがあります。
マレーシアの「Touch ‘n Go」は、クアラルンプールの3つの鉄道網に共通で利用できます。(KTMコミューター、ラピッドKL、KLモノレール)
購入は初回RM20で、その後RM10毎にチャージが可能、高速料金やKLの一部の観光スポットの入場料の支払い、シンガポールとの国境を車で通過する際交通料の支払い、一部のカフェやコンビニでの支払いなどに対応していますが、まだ香港・シンガポールのように普及はしていないです。