30年間で5倍違う!現代版アリとキリギリスを香港で学ぶ

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「時間を味方につける」こと。

僕たちにとって、どの位の力になり得るのか?

なぜ僕自身も、2010年からこの部分を強化するに至ったのか?

この部分をイメージしてもらうために、これから25歳の2人の男に登場してもらう。

現役サラリーマン、有塚(アリづか)さんと、霧切(キリギリ)さんの2名である。

(※アリとキリギリス・・・至って親父ギャグ的なネーミング。。。)

「時を味方につけることで得られる圧倒的な力」。

この2人の考え方。そして行動の結果から、感じとってみよう。

現代版アリとキリギリス

有塚さんと、霧切さんは、どこか似ている2人。

共に、サラリーマンの父を持ち、同じ大学を出て、サラリーマンになった。

安月給ながらも、会社に忠誠を誓い続け、まじめに働き続けていたことで。

出世街道まっしぐら・・・とはいかなかったものの。

自分を追い越しのし上がって行った、部下や後輩たちにも、しっかり頭を下げることができたため。

今の時代では珍しく、60歳の定年退職を向かえることができた。

こんな風に、全く同じような人生を歩んできた2人。

けれども、60歳を境に、2人の人生は大きく変わることになった。

有塚さんが60歳になった時、年金とは別に、さらに、5,349万円を受け取った。

5,349万円。。。70歳までの後10年間生きるとしても、年間当り534.9万円。

月々44.5万円以上も使えてしまうお金。

もらった退職金と年金。

MM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)ビザを取得して、ローコストキャリアを使って、マレーシアジョホールバルに移住。

お隣のシンガポールの空港から、ローコストキャリアを使って、毎月のように海外旅行・・・と、優雅な余生を送ることになった。

一方、霧切さん60歳。

60歳になった時に受け取ったのは、「スズメの涙」程度の年金。

それまで貯金した約1,000万円。

日本国内の安アパートに住み、退職金と年金のみをあてにした、貧しい余生を送ることになってしまった。

有塚さんと、霧切さん。

それまで共に、平凡なサラリーマンとして、全く同じような人生を歩んできた2人。

60歳を境に、全く異なる人生を歩むことになってしまったのだ。

この2人の違いは、一体どこから来たのだろうか?

それは「コツコツ」だ。

30歳の時に海外投資を始め、コツコツ長期積立投資を続けた有塚さん。

コツコツ長期積立投資しなかった霧切さん。

コツコツ長期積立投資した人と、しなかった人。

その違いが、60歳になった時に、大きく現れてしまったのだ。

実は、有塚さん。

30歳の時、勤務している会社の業績は安定しているし、普段の生活には全く困ることはなかったのだが。。。

とある日に発見したブログの中に書かれていた、日本の年金の問題、サラリーマンの仕組みが崩壊している話などの記事を読んで、自分がサラリーマンであることに不安を感じてしまったのだ。

そこで有塚さんは、ブログに書かれていた記事の内容を元に、毎月銀行口座に積み立てていた貯金を上手に活用することで、香港に出かけて長期積立型の投資を開始したのだ。

このまま放おっておいてしまったら。。。

銀行の中に寝かしているのも、家の中の金庫に保管するのも、どちらも全く意味がいないということを理解。

そこで、毎月3万円だけを捻出する形で、海外のファンドで長期の積立投資を始めることにしたのだ。

毎月3万円程度であれば、生活にも全く影響無し。

年間36万円の投資金額。

運用期間を30年間として契約をしたのだ。

30年間、景気が良い時もあったし、悪い時期もあった。

それでも海外の案件ということで30年間平均利回りで9%で回り続けていたのである。

すると・・・

運用年数  有塚年齢   投資金額     運用実績     運用益

————————————————————-

10年    40歳     360万円     596万円     236万円

20年    50歳     720万円   2,008万円   1,288万円

25年    55歳     900万円   3,324万円   2,424万円

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30年    60歳   1,080万円   5,349万円   4,269万円

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60歳になった時点の有塚さんは、30年間合計1,080万円の投資金額で、5,349万円分の資産を形成してしまったと言うわけである。

運用実績5,349万円-投資金額1,080万円。

運用益ベースでは4,269万円を獲得したことになる。

海外南国でのリタイアメント生活を謳歌できるわけだ。

一方、霧切さんは、海外投資は怖い・・・と、お金を銀行に預けていただけ。

年間あたり36万円位づつは、貯金し続けることはできたものの、30年間合計して1,080万円。

当然、何も変わらず1,080万円のみを手に入れたのだ。

老後ギリギリのお金では不安で不安で使えたものではない。

有塚さんと霧切さんの違いは30年間で5倍近くにもなってしまったと言うわけである。

たった、それだけの違い。

そのわずかな違いが、30年後には、人生の大きな違いになってしまったというわけである。

ちなみに、霧切さんが、50歳の時に、有塚さんの真似をして開始した場合・・・。

残された時間は、60歳までの10年だけ・・・というタイミングで、有塚さんから話を聞いて、途中から全く同じく長期積立型の投資案件を始めたとすると。。。

有塚さんのように、同じく60歳で5,349万円を手に入れるには、一体毎月いくらを積み立てすれば実現可能なのだろうか?

これを運用利回り9%で計算してみると・・・

なんと、なんと、月間当たり約27万円も積み立てをしなければならないことに。。。

毎月約27万円を投入し続けることでようやく、60歳で有塚さんが手にするのと同等の金額を手にすることができるのだ。

・有塚さんの毎月の積み立て3万円

・霧切さんの毎月の積み立て約27万円

・・・そして、霧切さんの総積立金額は3,420万円になってしまうのである。

その差は実に9倍。霧切さんの場合、積立に必要なのは毎月約27万円・・・。

現実的には普通のサラリーマンでは不可能レベルである。

早い段階で決断・実行できたかどうかの違い。

後々、ここまで大きな違いとなって現れてしまうわけである。

有塚さんと、霧切さん。

それまで共に、平凡なサラリーマンとして、全く同じような人生を歩んできた2人。

その違いは、30歳の時に、毎月3万円の海外の長期積立投資を始めたかどうか?

全ての人が平等に持っている、「時間」という資産を上手に活用できたかどうか?

たったそれだけの違いが、その後の人生を大きく分けてしまったということだ。

・・・以上。

有塚さんと、霧切さん。

2人の人生を比べて見ると、結果の違いは明らかだ。

有塚さんの生き方。

霧切さんの生き方。

これから僕たちは、どちらのような生き方を、選択するべきなのだろうか?

今一度よくよく考えないとならない。

僕たち自身の身は自分で守る。

僕たち自身の未来は自分の力で構築する。

この理念を実現化させるためには、どうすればいいのか?

一緒に一歩一歩考えていこう。

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