海外銀行口座を開設して、活用していく中で、電話をしなければいけないケースが出てきます。
日本語で電話することができれば良いのですが、ほとんどの銀行では、日本語サービスを提供していないので、英語で電話をかけることになります。
これまで、
・HSBCでの口座閉鎖
・HSBCでの送金処理内容
・SCBでの口座凍結解除
・SCBでのトークン申請用紙発行依頼
・Citiバンクでのクレジットカード発行
・CIMBでのネットバンキング申請
・RHBでのネットバンキング申請
・OCBCでのネットバンキングシステム移行問い合わせ
・OCBCでのネットバンキング初回ログイン問い合わせ
・LOYALBANKでのネットバンキングログインエラー解除
各種問い合せをしてきました。HPに記載されている問い合わせメールアドレスにメールを送信しても、カスタマーセンターに電話をしてください。という返答があったりもします。
「え・・・。電話しないといけないのか・・・。」
電話をしないといけないハードルとしては、
1)担当者につながるまで時間がかかる
2)国際電話料金がかかる
3)英語が通じない
を挙げることができます。
1)担当者につながるまで時間がかかる
ほとんどの大手銀行は、カスタマーサービスに電話すると自動応答で、問い合わせ内容に応じて、細かく分けた番号をダイヤルするよう求められます
ATMカード問い合わせは、1番
口座開設の問い合わせは、2番
申請状況確認については、3番
などです。これは、日本の金融機関に電話した時と同じですね。
金融機関によっては、口座番号もしくはATMカードの番号の入力を求められます。担当者につながるという状態まで進んでも、回線が混雑していて担当者につながらない場合があります。
お昼休みや営業時間終了前など人が多く電話をかけそうな時間を避けて、午前中の早い時間などを利用したり、HSBCのように24時間対応のセンターの場合は、深夜など時間をずらして問い合わせをしてみます。
2)国際電話料金がかかる
Skypeなどを利用することにより、通常の通話料金から大幅に通話料金を削減することができます。香港、マレーシア、シンガポールへの通話は、1分あたり1.7セント=約2円、固定電話を利用した場合は、1分で30円(NTTひかり電話の場合)Skypeを利用しない手はないです。
3)英語が通じない
これが日本人の多くの問題かと思います。海外で生活をしていても、英語での電話は、通じないケースが多いので、言い直す、または別の表現をする必要があったり面倒なことがあります。カスタマーセンターの担当者に電話が通じた後に、聞かれる内容としては、
・IC/パスポート番号
・名前
・生年月日
・口座番号
・口座種別(単独名義か共同名義か)
・登録住所
パスポート番号を伝える時のポイントとしては、パスポート番号が、TH99999の場合は、
「ティー、エイチ、ナイン・・・・」
と伝えるのではなく、
「T is Thaikand、H is Hongkong、9・・・」
などアルファベット単独の発音については、単語を交えて伝えるのが良いです。聞かれる内容をあらかじめ準備しておくことで、スムーズに対応することができます。
担当者にもよりますが、
「How can I call you?」「What may I call you ?」
(*あなたを何とお呼びすればよいですか?)
と聞いて来る場合もあります。
銀行としても他人のなりすましで口座操作をしてしまっては、大問題となりますので、電話でのやりとりとはいえ、通話記録が録音されて、チェックが強化されています。担当者も英語が流暢ではない人を急かすようなことはなく、ゆっくり、時間を持って対応をしてくれます。