僕はお金の価値は性質によって全く違った重みを持っていることを徐々に学ぶことができた。
以前の僕は、お金の価値は全て同じだと思っていた。
けれども、僕が進化成長を遂げて、稼げるようになることで、お金の重みの違いについて分かるようになってきたのだ。
僕自身がアフター5のブロガー活動としてビジネスを行うことで。
株、不動産、債権・定期預金、ファンド、事業投資・・・様々な投資に臨むことで。
さらには、大富豪の方々から教わった、金融資本主義の中での「資本使い」になる方法を理解できたことで。
お金の価値というものは、ビジネスや投資をしている人たちにとって、性質によって全く違った重みを持っていることを知らされたのだ。
会社の売上を20億あげた人、会社を立ち上げる時に１千万円出した人
- 山田さんの力で、会社の売上が、20億円、30億円・・・と上がって行った。
- 田中さんは、山田さんが会社を立ち上げる時に、1千万円を提供した。
どちらのお金が、より一層会社やビジネスに、力を及ぼしたのか？
20億円、30億円の売上か？
それとも、1千万円の出資金か？
ビジネスのオーナーと呼ばれるのは、山田さんと田中さんどちらなのか？
こうやって並べて比較してみることで、同じビジネスでも、2つの重さの違うお金が存在していることが理解できるようになったのだ。
僕にも一度は、勤務していた会社を辞めて独立起業しようと考えて、そのための勉強をしていた時期があった。
香港に海外赴任が決まる前の日本に住んでいた頃、会社の中での自分を有り方を見失いかけていたのが原因だった。
色々な会社の資料を調べては確認していたことがあった。そこに書かれてある数字に基づいた客観的情報から、色々な真実の姿が見えてくると考えたからだ。
10人以下の少ない従業員数で、売上が数十億円というようなレベルの会社が沢山あった。
「世の中すごい人たちが沢山いるなー。」と思った。けれども、そんなに凄い会社なのだから、当然の如く資本金も大きいのではないかと、資本の欄を見てみると・・・。
世の中意外と資本金の小さな会社ばかりである現実
資本金の額が1,000万円以下という会社ばかりだったことに驚かされた。300万円台の有限会社の方が多かったかもしれない。。。
それから数年間が経ち香港に転勤になった後、大富豪たちとの出会いから、売上と資本のお金の重さの違いを知ってから、その時感じた「売上大きいのに資本金小さいのはなぜ？」という違和感なようなものが、フラッシュバックして来た。
違和感を感覚上でフワフワさせておくのではなく、合理的・論理的に僕の中に納得させることが、僕の中で一つの課題になって行ったのだ。
結局、資本のお金は、価値が非常に高いものだということが、大分経った後から分かったのだが。
「会社の売上が、20億円、30億円」・・・のお金よりも、「会社を立ち上げる時に、1千万円」の方が重いということが・・・。
世の中でオーナーと呼ばれるのは「会社を立ち上げる時に、1千万円」の方だということも併せて。
