中国人が爆買い!マレーシア・ジョホールバルの「近未来不動産巨大プロジェクト=フォレストシティ(Forest City)」

マレーシアジョホールバル不動産

日本では、まだその存在がほとんど知られていないマレーシア・ジョホールバル(JB)での近未来不動産の巨大プロジェクト。

20年間の長期スパンで、ジョホールバルとシンガポールの間の海峡を一部埋め立て、

「巨大な近未来の街=フォレストシティ(Forest City)」

を作り上げるものになる。

すでに中国人投資家たちが殺到し、20数棟のコンドミニアムは完売状態に・・・。

プロジェクトの完成が、2035年なのだが、ショッピングモールなどはオープンして、その姿を徐々に現している。

「巨大な近未来の街=フォレストシティ(Forest City)」の特徴としては・・・

1)
20KM平方の土地に、数十万人の住人を収納できる、トロピカル湾に位置し、海と緑に囲まれたシティ。

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2)
独自のC.I.Q(※)を持つことが認められている。

※C.I.Q
・C(Customs):税関
・I(Immigration):出入国管理
・Q(Quarantine):検疫

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3)
地上には車道がなく、住民の安全を確保し、交通網を全シティに張り巡らしていて、道路、駐車スペースは、地下に配置され、歩行者と車の行き来を分離している。

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4)
永遠所有権の不動産であり、相続税も無税。

マレーシア・ジョホールバルのこのビックプロジェクト・・・

2010年から現地で不動産を購入し、さらに拠点を構えている「生涯収入5億円倶楽部」としては見逃せない!

マレーシアがロングステイ先として人気の理由

日本人が、リタイアメント先として選ぶ国9年連続No1。

(ロングステイ財団「日本人の海外ロングステイ希望先」調査より)

それが、マレーシアになる。

日本から飛行機で約7時間。

気候が、年間通して安定し、自然災害が少なく、生活コストが安いのが魅力。

首都は、クアラ・ルンプール。

空港から、高速道路を走ると約45分で、中心地のブキビンタン、KLCC地区に。

「ISETAN(伊勢丹)」が入っているペトロナス・ツインタワーや、「TOKYO STREET」があるPAVILLIONなど大型ショッピングモールがその姿を現す。

日本食レストランがあり、日本と同じ生活用品が購入できることから、日本に居るような錯覚に陥ってしまう。

また、ロングステイの要となるVISA取得のハードルが比較的低い。

MM2H(Malaysia My Second Home)という最長10年の更新可能ロングステイ用VISA。

2016年現時点での取得条件は、

マレーシア・リンギット(MYR)=25円で計算すると、

1)資産証明
50歳以上:35万MYR(約875万円)
50歳未満:50万MYR(約1,250万円)
の資産証明書

2)毎月の収入
1万MYR以上(約25万円)
毎月の収入がある証明書

3)定期預金
50歳以上:15万MYR(約375万円)
50歳未満:30万MYR(約750万円)
マレーシア国内銀行での定期預金

50歳以上で、リタイアメントを考えている世代にとって、魅力が高いVISAになっている。

マレーシアの特徴と投資環境とは?

ASEANに加盟している東南アジア各国

インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス

金融先進国であるシンガポールの存在感が大きいが、中でも、マレーシアは、

国民1人あたりの名目GDPが、2014年度:10,933米ドル

経済成長率は、2011年以降、毎年4から5%をキープし、

2020年に先進国入りを目指す「Vision2020」を掲げていることから、シンガポールを除いたASEANの中で、真っ先に先進国入りするのではと言われている。

また、マレーシアの国土は、日本の90%ほどで、人口は2,840万人と、国土に比べて少ないが、将来的に、8,000万人まで人口を増やす計画があり、これからの不動産、住宅需要の増加が期待されている。

東南アジア各国の首都のコンドミニアム1平方メートルあたりの価格比較

「Global Property Guide」の2011年2月から2014年10月までの調査結果によると、

香港:251万円
シンガポール:168万円
インド・ムンバイ:126万円
日本・東京:119万円
台湾・台北:78万円
中国・上海:76万円
タイ・バンコク:43万円
フィリピン・マニラ:35万円
カンボジア・プノンペン:32万円
インドネシア・ジャカルタ:30万円
マレーシア・クアラルンプール:30万円

(「Global Property Guide」のサイトより)

平均価格になるが、ASEAN各国の中でも、マレーシア・クアランプールは、価格が低くなっている。

2014年の法改正で、非居住外国人が購入可能なのは、100万MYR以上の物件となったものの、非居住の外国人に対しても、銀行が積極的に融資してくれる点が、大きなポイントとなっている。

融資申し込み先の銀行により条件はさまざまになるが、

・身分証明書
・給与明細書(6ヶ月分)
・給与振込が確認できる6ヶ月の銀行通常コピー(6ヶ月分)
・在職証明書
・納税証明書

各書類が提出できれば、物件価格の70%から80%を金利4%台で融資獲得出来た事例がある。

(*勤務年数や年収など審査により融資条件は異なる)

ジョホールバルが注目されている理由

マレーシアで第二の都市である、ジョホールバルが、クアラ・ルンプール以上に注目されている3つの理由。

まずは、その立地にある。

車に乗ってドアtoドアで約40分。

シンガポールの中心、オーチャードストリートに到着する。

シンガポールの街中に繰り出せば、「TAKASHIMAYA(高島屋)」などがあり、日本のものが何でも手に入ってしまう。

ジョホールバルで、自然に囲まれた生活を楽しみながら、少し足を伸ばして、シンガポールでは都会を楽しむ。

世界でも類を見ないくらい両方を気軽に満喫できてしまう環境なのだ。

次に挙げられるのが、大規模な地域開発計画が進行中であること。

現在マレーシアでは、5つの大きな地域開発計画(コリドー計画)が進められていて、

1)イスカンダル開発区プロジェクト(IDR)
2)北部回廊経済地域(NCER)
3)東岸経済地域(ECER)
4)サバ開発回廊(SDC)
5)サラワク再生可能エネルギー回廊(SCORE)

この5つの計画の中でも、圧倒的に魅力があるのが、ジョホールバルで行われているイスカンダルプロジェクトになる。

2006年から2025年にかけて、シンガポールの面積の2.5倍から3倍の地域を対象に、

・電気、電子、石油化学の産業の強化
・金融、教育の新産業の形成
・居住、レジャー地域の開発

を目的としたもの。

プロジェクトがスタートして、すでに10年が経過しているが、シンガポールの企業からだけではなく、海外からも投資が入り続け、500億米ドルを超える規模になっており、5つ星ホテル、テーマパークのレゴランド、大型アウトレット・ショッピングモールなど次々とオープンしている。

最後に挙げられるのが、教育移住先として注目されていること。

近年、

・イギリス名門校のマルボロカレッジ
・アメリカのラッフルズスクール
・シンガポールのエクセルシオール

など様々な特徴あるインターナショナルスクールが続々と開校。

マレーシアは、多民族国家なので、

英語、中国語、マレー語

3つの言語が、日常的に使われており、複数言語を習得できるため、シンガポールからだけではなく、日本や韓国からもインターナショナルスクールに通うために、移住してきているのだ。

ジョホールバルで前代未聞のプロジェクトが進行中

「これまでイスカンダルプロジェクトには、世界中から500億ドル(約5兆2,237億円)の投資が集まりました。このプロジェクトは、たった一プロジェクトで、合計1,000億ドル(約10兆4,475億円)投入されるのです。」

フォーブストップ500に名を連ねる華僑企業が、シンガポールに隣接した海峡を一部埋め立て、これから20年にわたって、近未来の都市=フォレストシティ(Forest City)を建設するプロジェクトがスタート。

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プロジェクト開始早々にもかかわらず、商業施設、ホテル、ビーチパーク、プールが、すでに完成している。

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2016年2月には、フォレストシティ(Forest City)セールスギャラリーがオープンし、コンドミニアムのプレセールが開始されると、中国本土の中国人を中心に買いが殺到し、20数棟ものコンドミニアムが、完売状態に・・・。

中国本土からジョホールバルまで、どれくらいの中国人が訪れているか?というと・・・

平日で、1日で300名から500名
土日・週末ともなると、1日で1,000名から2,000名

フォレストシティ(Forest City)プロジェクトを現地で、自分の目で確認してから、即決する形で次々と買いが入っているとのこと。

13億5千万人以上の人口を誇る中国なので、富裕層の数も日本に比べ多い。その富裕層たちが、投資先を求めてジョホールバルを訪れているのだ。

中国人が、積極的に国外の不動産など投資商品を購入している背景。

その1つに、中国人民元安が挙げられる。

これまでの10年間で、人民元の対米ドルでの為替価格推移は・・・

2006年から2014年にかけて、

・2006年11月28日:7.8415人民元
・2008年7月22日:6.8178人民元
・2014年1月14日:6.0442人民元

(*iPhoneアプリ 「Xe Currency」参照)

と人民元高が継続していたが、2014年1月を境にして、徐々に人民元安が進行している。

2016年10月に入ってから、中国人民元は対米ドルで、6年ぶりの安値となる、6.72人民元に。

中国人民銀行が、元安水準で基準値を設定したことで、

投資家からは、

「さらなる元安を容認している」

との観測が高まり、人民元を早いタイミングで、国外資産へ転換する動きが強まっていて、資金の流入先の1つが、ジョホールバル不動産になっている可能性が高いのだ。

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