金融工学における最大の発見を資産構築に活かすとどうなるのか?

サラリーマンのキャッシュフローと資産分散

20世紀の金融工学における最大の発見は「複利」だと言われている。「複利」とは利益がまた利益を稼いでくれることである。

長い時間をかけて、この「複利」という機能を十分に活用することで、自らの資産を大きく築き上げることができるのだ。

「生涯収入5億円倶楽部」メンバーとして、この大いなる発見「複利」を僕たち自身の資産構築に役立てない理由は無いはずだ。

たとえば、毎月3万円の積立投資を30年間続ける形で、年間9%の利回りを複利で運用したら、30年後には投資総額1,080万円に対して運用実績が5,349万円に。4,269万円の運用益を獲得できてしまうことになるという。

それは数字上は分かった!と。でも、「そもそも論」として、このように、「年間9%で運用することなど」できるのか?日本国内の国債、銀行預金、保険、ファンドなど・・・低金利の金融商品にドップリ浸かっていれば浸かっている程、疑問に思うメンバーも実際は多いと思う。

でも、2003年から海外居住者である僕からしてみれば、「海外に出れば、この程度の数字での運用は当たり前!」と言うことができる。

たとえば僕が実際にやっている長期積立ファンド。過去5年間の平均の運用利回りは15%を超えている。

実際に、例えば香港でこのようなファンドを契約するかどうかの検討段階において、ファンド会社からは試算表をもらえる。「5%」で運用した場合、「9%」で運用した場合の皮算用が掲載されている試算表である。

香港の法律では「9%」まで謳って良いことになっているの。これってすごいことだと思わないだろうか?

日本から来られて書面を見たメンバーなどは、「これって数字が間違ってるんですか?」「超ハイリスクハイリターンの投資ですか?」と普通に僕にも聞いて来る。

当然である。皮算用のシミュレーション通りにやったら、1,000万円が放ったらかしで25年間で5,000万円以上に・・・なんて、今の日本国内で言ったら「詐欺系」だと思われてしまいまう程の増加具合だからだ。

案件自体は海外には本当に沢山存在している。海千山千。本当に良いものはその極々一部ではあるのだが。でも、大切なのは自分の中に「時間とは自分に与えられた最良の資源である」という考え方を根付かせることだと思っている。

「生涯収入5億円倶楽部」メンバーとして、重要なのことは。まだ取り組みを初めていないゼロの状態だったとしても、可能な限り早い段階で、考え行動を始めることで、ゼロを一にすることだ。

僕たちそれぞれが、僕たちなりに何から実践できるのか考える必要がある。

スタートは小さな一歩で構わない。けれども、「時間を味方につける」ためには、なるべく早く一歩を踏み出すことが大切である。

早く始めれば始めるほど、「時間を味方につける」ことで、大きな大きな結果を生み出すことが可能になるからだ。

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