仮想通貨バブルと富裕層への道

サラリーマンのキャッシュフローと資産分散

宝くじに大当たりした人たちが、その後どうなってしまったか?スコットランド在住の女性の例。17歳の時に宝くじで、100万ポンド(約1億4千万円)当選。

当選前は、時給8ポンド(1,100円)で、臨時の事務仕事をしていたので、生活が一夜にして一変することに。その後、

「大金を得て人生が10倍良くなると思ったけど、その逆よ。宝くじに当選しなければ私の人生はもっと楽だったのに。」

と発言をして、世間から注目された。

大金があるからといって、必ずしも幸せとは限らない。

仮想通貨/暗号通貨バブルが到来

突如、ゴールデンウィーク前後に発生した仮想通貨/暗号通貨バブル。

約1ヶ月経過した25日のタイミングで、大きな調整局面を迎えている。2017年1月1日に、仮想通貨/暗号通貨を100万円分購入していたら・・・5月27日現在で・・・

リップル(XRP)だったら、
約3,510万円(0.00654USD→0.23USD)

イーサリアム(ETH)だったら、
約1,800万円(8.26USD→149.26USD)

ゲームクレジット(GAME)だったら、
約1,050万円(0.20555USD→2.16USD)

ビットコイン(BTC)だったら、
約218万円(963.06USD→2,109.01USD)

(*Coinmarketcap.comを参照)

になっている。ビットコインの価格は、2倍になっているものの、取り残されている感じがあり、10倍は当たり前の状態に・・・。

マイナーで、ほとんど注目されていない仮想通貨/暗号通貨ではなく、市場規模・取引量が多いものになる。半年もしない内に、軒並み価格が大きく上昇するのは、今の株式市場では、考えられない状態になる。仮想通貨/暗号通貨市場に、大きく資金が入ったきっかけは・・・

・4月に施行された仮想通貨関連法案
・4月7日からスタートした、ビックカメラでのビットコイン決済
・5月上旬に報道されたSBIやGMOなど10社、仮想通貨への参入

などが挙げられる。

仮想通貨/暗号通貨が、得体の知れないモノという認識から、国が制度を整備しはじめ、金融機関が認めたことで、無視できない存在になってきたようだ。

ビットコインの取引量は、5月21日の段階で、50%が日本となった。仮想通貨/暗号通貨の時価総額は・・・

2017年
1月1日時点で、17,700,314,423米ドル
5月27日時点で、66,402,867,359米ドル
(*Coinmarketcap.comを参照)

約4倍になっている。

仮想通貨/暗号通貨は3種類

ビットコイン(BTC)とアルトコイン(ALT)という表現がされるが、アルトコインとは・・・alternative coinの略で、ビットコイン以外の仮想通貨/暗号通貨を指す。

仮想通貨/暗号通貨は、Coinmarketcap.comに掲載されているだけで、700種類以上ある。

大きく分けると仮想通貨/暗号通貨は、
・通貨機能
・プラットフォーム(仕組み)
・プラットフォームから発行されるトークンの3種類になる。(他に詐欺用のコインもあるが・・・)

・通貨機能
ビットコイン(BTC)、ライトコイン(LTC)など

・プラットフォーム(仕組み)
イーサリアム(ETH)、ネム(XEM)、ウェーブス(WAVES)など

・プラットフォームから発行されるトークン
プラットフォーム上でのプロジェクトとして、オーガ(REP)、トークン(TKN)など

仮想通貨/暗号通貨それぞれで、発行量やシステムに大きな違いがある。

ちなみに、取引所では購入できない、運営元やその関係会社から、一般公開前に販売されるICO(Initial Coin Offer)プレセールと呼ばれる手法がある。

プロジェクトの開発のために、公開前に資金を集めるなどの理由になるが、参加する場合は、よくよく注意する必要がある。すでに市場に流通して、取引がされているものではなく、これから市場に流通させるものなので、価値は全くわからないのだ。

市場公開後すぐに、価格が数倍になるケースが多くあるが、その一方で、プロジェクトが頓挫してしまう場合もある。プロジェクトが立ち上がらなかったら、投入した資金が全て持ち逃げされる可能性がある。

簡単な見分け方としては、

・代理店制度を用いている。
・紹介者に大きなコミッションを出している。
・数年で確実に数倍になると謳っている。

これに該当する場合は、詐欺用のコインの可能性があるので、注意が必要になる。紹介者に多額の報酬が必要ということは、運営元に営業能力がなく、資金が簡単に集められないイコール、プロジェクトに魅力がないということだからだ。

どこまで価格が下落する可能性があるのか?

すごい勢いで、資金が流入している仮想通貨/暗号通貨市場。日本だけではなく、世界各国の取引所で、取引できるアルトコインが日々増えていて、留まるところを知らない。

・バブル以前から市場に参入して、大きく利益を出して利確した人
・バブルに乗っかろうと、新しく市場に参加する人
・警戒して、ただ数字の推移を見守っている人

全員が共通して気になるのが、どこまで市場が一気に縮小する暴落が発生するか?ではないだろうか。

5月26日から調整局面に入っているが、上がりすぎた水準は、適正な水準にまで調整されるのが、常。永遠に右肩上がりにはならない。基準の1つになるのが・・・中国のビットコイン規制動向になると考える。2017年年始までは、ビットコイン現物取引の90%以上が、中国の取引所で行われていた。(*data.bitcoinity.org参照)

中国で取引が縮小した原因は、1月5日:取引所への国の機関による調査2月9日:ビットコイン引き出しが停止表上の理由は、顧客保護のためとされているが、本当の部分は、中国元をビットコインなどに代えて、国外へ持ち出す流れに歯止めをかけるために、取引所に規制を課したとされている。

中国の取引所でビットコインの取引は今でもされているのだが、引き出しが停止されているので、裁定取引とビットコインから中国元への交換が多く、以前の環境とは、大きく異なっているようだ。

このことから、ビットコイン全体の流動性は、中国取引所の規制以前に比べ、低くなっていると考えられ、ビットコイン現物が、中国の取引所に眠っている可能性が高い。

中国で、ビットコインの規制が緩和されると、どういった動きが予想されるか?ビットコインの現物が、市場に流入してくるので、供給が多くなる。

つまり、需要に対して、供給が増えるので、価格は下がることになる。

2017年2月5日のタイミングでは、ビットコインは、1BTC=1,040USD、仮想通貨/暗号通貨全体の時価総額は、19,563,809,239USD。

ただ、中国の規制は、ビットコイン特有の事情なので、ビットコイン価格が、2017年2月5日の1BTC=1,040USDまで下がったとしても、アルトコインは、同時期の水準までは、下がらない可能性が高いのではないだろうか。

つまり、
リップル(XRP):0.006532USD
イーサリアム(ETH):11.40USD
ゲームクレジット(GAME):0.302183USD

仮想通貨/暗号通貨に以前から取り組んでいる多く人の予想を大幅に上回る今回のバブル。

果たして、調整を経ながら、市場はどんどん大きくなっていくのか?それとも、一度クールダウンし資金が抜けてくか?まさに、激動の中に居る。

「返して下さい。僕が利益出したんです(怒)」

FXの取引所で、価格が急変動して、ロスカットが多発するといった事態(通称ロスカット狩り)が、たまに発生しているが・・・仮

想通貨/暗号通貨の日本の取引所でも、問題が起こっている。ロスカットが連鎖したり、現物が不足したことが原因で、システム上の価格が異常に変動した。5月上旬のビットコインの価格は、1BTC=約16万円から18万円だったが・・・

日本大手取引所A5月1日1BTC=50万円を記録→対応:ロールバックなし
日本大手取引所B5月4日1BTC=100万円を記録→対応:ロールバックあり
日本大手取引所C5月8日1BTC=100万円を記録→対応:ロールバックあり

*ロールバックとは・・・データ更新などで障害が起こったときに、その前の状態にまで戻ること。

1つの取引所は、全ての取引が成立したものと処理したが、2つの取引所は、価格の異常変動の前の状態に強制的に戻す処理となった。そのため、大きな利益を獲得していた顧客から、

「返して下さい。僕が利益出したんです(怒)」

という声が出ている。仮想通貨/暗号通貨の取引所のシステムは、状況に随時対応していく形で、進化している。なお、現時点で、香港の大手取引所では、米ドルの入出金できない状態。過去には、さまざまな取引所にハッカーが侵入して、仮想通貨/暗号通貨が盗み出された事件が発生している。

そのため、こういった事態は、今後も発生することが予想される。今回の仮想通貨/暗号通貨バブルで、大金を手にした人達。人生で、そう何度も億を超えるお金を掴み、富裕層いなれる機会はそうそうない。

果たして、10年後、20年後、30年後、日々の労働をすることなく、生き残っていられるだろうか?大半は、財布の紐がゆるい状態になって、新たな案件に投資したり、飲食やファッションに使ってしまい、大金を持った富裕層まま、生き残り続けられる人はわずかだろう。

アベノミクスに乗って、資産を大きくした株式トレーダーたちが、ここにきて自爆的に、掴んだお金を投げ捨てるかごとく次々と市場から退場を余儀なくされているように。あとになって、いくら反省しても、失ったお金は手元には戻ってこない。

「あやふやなものに手を出すな!」

ビジネス・投資の世界で、45年間、一度も飛ぶことなく今日まで生き残ってこられた北の物販大富豪こと北野会長は・・・

北野会長:
「あやふやなものに手を出すな!」

仮想通貨/暗号通貨について、北野会長に確認したところ、「鷹」からの「号令」は出ていないとのこと。そのため、「地下ソサエティ」のメンバーは、現時点で仮想通貨/暗号通貨には、手を出していない。

出したとしても、完全に無くなってしまっても良い遊びのお金になる。今は、流行りに飛びつくことなく、SBIなどの大手取引所が、完全に立ち上がって、さらに、「鷹」からの「号令」が出てから取り組みを考えていく。

そのため、引き続き、大切なお金は、銀行口座と楽天・SBI証券の株式・投資信託口座以外に出さないようにしているのだ。やんちゃな会社の口座を開設して、海千山千案件の「仮想通貨」に手を出さなくても、優良な投資案件は、日本国内の証券会社の口座から購入できてしまうのだから。

生き残り続けるために知るべきこと

大富豪というのは、「プライベートバンクで資金を運用しながら、特別な投資案件が紹介されて、どんどんと資産を増やしている。」書籍やインターネットの情報から、そういったイメージを抱いている。

そのため、「早く資産を構築して、プライベートバンクを活用できるようになればな〜。」と漠然と考えながら、目の前のお金を必死に追いかけるために、投資案件の情報を収集している。

日本に実在している大富豪の北野会長は、日本を徹底的に活用し、とてもシンプルな形で、大きな資産を構築されている。「今手元にある原資を元に、これから新たに投資の活動をする場合、具体的に何に投資をして行けば良いのか?」という問いに対して、

北野会長:
「割り振りの1番は「投資信託」。
2番、「利回りの良い会社の株」。
3番に、毎日の「ジャブ」。←(居合抜き)
動かせる現金を2割残しておく。」

北野会長:
「お金はそっと寝かし、適温にすると、バイ菌のように増殖して行く。」

と回答されている。北野会長は、億単位で株でぼろもうけされたお金を、ぬか漬けをつけるかのごとく、床下の「投資信託」につけていらっしゃる。

仮に購入後に、基準価格が下がったとしても、株券数がバイ菌のようにドンドン増殖する。底辺がドンドン増え続けるのだから、持ち続けていればチャンスは来る。

どちらにしても、目先では一喜一憂せず、とにかく長い期間をかけて、理科の時間のフラスコの中のバイ菌の増殖実験のように、楽天証券の口座の中の、お金の増殖実験を楽しむ形になっている。そのまま日本国への納税にもつながっていく。再現性がある真理の部分は、一貫してブレないのが特徴。

「大きく資産を築くためには、ビジネスで大きく成功して、投資にお金を回していく必要がある。」という大多数の人の常識というものは、大富豪など、一部の圧倒的な実績を叩き出すことができる、一部の人間にとっては、非常識なことが多いようで・・・

・一般人の常識=大富豪の非常識
・大富豪の常識=一般人の非常識

・・・このような、相対関係が存在しているようだ。

この事実にいち早く気づき、真理部分を知り、行動を開始できるかが、限られた人生を楽しむための秘訣になってくる。

「運が8割、勘と根が1割、実力1割」

真田孔明が、月財門として、すごい人たちに巡り合う力を活かして、生で手に入れた情報がタイムリーにシェアされるのは、真田孔明の「ブラック」経営学だけ。

真田孔明が毎週1時間語る真田孔明の「ブラック」経営学は、「生涯収入5億円倶楽部プレミア会員」にて。

追伸1

真田孔明の「ブラック」経営学の音声をどう活用していったら良いか?

ステップ1:
自分の生まれながらの囚われ=「門」を知る

ステップ2:
1:株式投資、投資信託への取り組み
2:ブロガー活動での情報発信

ステップ3:
1:日本での創業融資獲得

日本での足場が固まったら、
日本以外の国にも視野を広げて・・・

ステップ3:
2:外貨へのリスク分散
3:海外の登記できる不動産の取得

各ステップの考え方と戦略術の詳細は、「プレミア会員」向け「スターター特別音声セミナー」(59分28秒/35.7M/MP3形式)の中で公開されている。

「生涯収入5億円倶楽部」の活動の軸は、「スターター特別音声セミナー」でお話した各ステップになるので、迷った時は、繰り返し聞くことで、方向をブラさず進めると思う。

追伸2

記録として、今回の仮想通貨/暗号通貨の市場規模の推移は・・・目安の数字として、2017年

1月1日:17,700,314,423USD(1BTC=963USD)
2月5日:19,563,809,239USD(1BTC=1,040USD)
3月5日:23,814,432,214USD(1BTC=1,248USD)
4月2日:26,183,745,937USD(1BTC=1,079USD)
4月30日:35,314,184,692USD(1BTC=1,318USD)
5月7日:46,353,128,894USD(1BTC=1,582USD)
5月14日:53,791,476,016USD(1BTC=1,803USD)
5月19日:67,067,582,265USD(1BTC=1,960USD)
5月21日:72,273,308,692USD(1BTC=2,067USD)
5月24日:81,751,644,226USD(1BTC=2,302USD)
5月25日:88,873,641,738USD(1BTC=2,412USD)
5月27日:66,402,867,359USD(1BTC=2,035USD)

(*Coinmarketcap.comを参照)

追伸3

生きている間に、何度かは巡り合うバブル。・バブルはなぜ繰り返すのか・バブルを未然に防止する方策は何か・バブル崩壊後の政策はどうあるべきか・日本のバブルの経験から導かれる教訓は何か有名大学の教授を中心として、2009年9月に開催されたディスカッションがある。

内閣府経済社会総合研究所「バブルの発生・崩壊とその教訓」(全43ページ)

その中で、

小幡績准教授:
「プロは自分の金でどうしていたのかということにお答えします。自分自身がそう成功したわけではありませんが、プロは全力で早めにバブルに乗って、すごく早く降ります。まだこの後逃したら嫌だなと思ったときには,オプション的にすごくリスクの高い、倍率の高いものを少しだけ掛け捨てで買います。要は,最初に全額倍になる定額預金を買って、1枚だけ宝くじを買って寝ている。あとは人に任せるというのがプロの対処法ではないでしょうか?」

とお話しされている。

バブルの時の人の行動が、よく分析されているので、一読しておくことで、自分を戒めることにつながるだろう。

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