ビットコインが着金せず焦った時に確認すべきこと

仮想通貨の基礎知識

ビットコインを送金したのに着金しない・・・

「よしっ、このアルトコインを購入しよう!」

「まずは、ビットコインを購入して、それから送金だ。」

と意気揚々とビットコインをアルトコインを購入するために取引所に送金したものの・・・

なかなか残高に反映されない。

「アドレスを間違って送金処理してしてしまったのかな?」

と焦ってしまうことがあります。

そこで、

    ・送金状況の確認方法
    ・送金の混雑状況の確認方法
    ・送金手数料による送金時間の確認方法

についてです。

送金状況を確認する方法

送金がどのような状態になっているのか?を確認する方法としては・・・

1)
送金先アドレスを再度確認する

2)
送金処理のID=Transaction ID (TXID)を確認する

→ 送金処理が始まっていなければ、表示されません。このタイミングではキャンセルが可能です。

3)
blockexplorer.comのサイトで、検索窓にTXIDを入力する

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4)
表示された送金処理の概要と詳細を確認して、自分が入力した送金先アドレスを見つける

→ ここで、同じ送金先アドレスがあれば、5)へ
→ もしなければ、間違ったアドレスを入力して送金しています。複数のアドレスを確認して、自分に関係があるものがないかを確認する。自分で送金の承認をしているので、送金元の取引所などに間違ったと伝えても取り戻すことはできません。自分の責任において、送金先を割り出して対応する必要があります。

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5)
送金先アドレスをクリックして、送金の承認状況を確認する

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という手順になります。

送金が承認されているのに、送金先で確認が取れない場合は、何かしらの問題が発生している可能性があります。送金先に問い合わせる必要があります。

blockcypherでも、送金に関しての状況が確認できます。

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TXIDを検索窓に入力し、「Search」をクリックすることで、マイナー(採掘者)の承認作業の重要度などが表示されて、状況が分かります。

ビットコインの送金の混雑状況を確認する

ビットコインは、送金できる能力が一定時間あたりで決まっています。そのため、送金需要が高くなると、送金優先度順=手数料が高い順に処理を行う形になります。

未承認の取引が多い=送金需要が高いということなので、着金処理までに時間を要すケースがあります。

ビットコインの承認作業は、

・1段階承認に、約10分かかる
・6段階承認で、取引は確実になる

とされています。

承認回数は、取引所・ウォレットにより異なりますが、10分以上はかかりますので、あらかじめ認識しておく必要があります。

現在、どれくらいの送金が未確認の状態になっているのか?が確認できるサイトは・・・

blockchain.info

15万件を超えてくるとかなり詰まっている状態になります。

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手数料によって、どれだけの時間がかかるのか?

目視できるサイトが、bitcoinfees.earn.comです。

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1 Satoshi=0.00000001BTC

トランザクションのサイズは・・・
Input数 × 148 + Output数 × 34 +10 という数式で求められますが、平均は500バイトです。

遅れがなく、30分程度で承認されるために必要な送金手数料は・・・

約500×240satoshi(0.00000240)=0.0012BTC

ということが分かります。

また、bitcoinfees.githubのサイトでも確認できます。

こちらは、90%の確率で、1、2、3、6ブロック以内に処理される手数料の目安がグラフが表示されています。

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230.955Kなので、上記のサイトとほぼ同じということが分かります。

取引所からの送金は、あらかじめ手数料が設定されているので、自分で確認する必要はありませんが、ウォレットの場合には、送金手数料を選択制で明示するものがあります。手数料が適正なのか?が気になった場合には、上記の方法で目安の手数料が確認できます。

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