2019年1月10日15時、1月11日1時のタイミングで、ビットコイン(BTC)の価格に大きな下落がありました。
1BTC=4,000米ドル台 → 3,500米ドル台へ
約12.8%の下落でした。
直近では、2018年12月28日の水準まで巻き戻り、多くのアルトコインも、米ドル建てで、12月下旬、1月上旬の水準まで巻き戻りました。
ビットコイン(BTC)価格に、アルトコイン価格は、どうしても引っ張られます。
これからも、中・長期で、ビットコイン(BTC)価格は、下げていく。
と考えるならば、ほとんどのアルトコインの米ドル建て価格も、下がっていきます。
では、その中で、どうやってリターンを得ていくのか?
1)ビットコイン(BTC)・アルトコインを保有しているなら、
→ ショート・ポジションを取る
2)法定通貨ベースで取引を考えているなら、
→ ショート・ポジションを取る
→ 短期での上昇分を現物売買で取る
ということになります。
値動きの特徴
・ビットコイン(BTC)下がる → アルトコイン下がる
・ビットコイン(BTC)上がる → アルトコイン上がる
・ビットコイン(BTC)ヨコヨコ → アルトコインヨコヨコ・上がる・下がる
という関係になります。
ビットコイン(BTC):ヨコヨコ → 下がる → ヨコヨコ
アルトコインA:上がる → 下がる → ヨコヨコ
アルトコインB:ヨコヨコ → 下がる → 上がる
というケースがあります。
ビットコイン(BTC)が、
12月15日から1月10日まで26日間、
上げ→ヨコヨコ→上げ
と動く中で、多くのアルトコインが、ビットコイン(BTC)よりも値を上げました。
アルトコインA
12月15日をベースにして、25日まで、
BCHABC、TRX、ETH、ADA、ONT
12月28日をベースにして、1月10日まで、
TRX、ADA、LTC、NEO、ETH、ONT、EOS、BNBなど
1月7日をベースにして、1月10日まで、
TRX、NEO、ONT、ADA、XLMなど
一方で、
2019年1月11日ベースにすると・・・
PHX、BCHSVなどが上昇していることが分かります。
PHX、BCHSVは、12月15日から1月10日までどうなっていたか?
全体を見ると、ビットコイン(BTC)よりもパフォーマンスが悪いということが分かります。
これらが、アルトコインBになります。
アルトコインは、資金の循環があるようで、1度上昇→下落すると、資金が他のアルトコインに回っていくため、
・1度価格が上昇すると、その後は上がりにくい
・上がっていないものは、ビットコイン(BTC)がヨコヨコだと上がりやすい
ということが分かります。
「短期での上昇分を現物売買で取る」ための銘柄選定で、この事実はとても重要です。
・ビットコイン(BTC)下がる → アルトコイン下がる
ここに巻き込まれるのは、ある程度避けようがないと思われますが、ビットコイン(BTC)の価格周期(20日から30日間)を意識すると、逃げ遅れが防止できると考えます。