アルトコインの価格がにょきにょきと上昇しています。ただ、時価総額上位というよりも、新しい、もしくはこれまで大きく注目されてこなかったアルトコインという印象が強いです。
ビットコイン(BTC)価格が、ヨコヨコもしくは上昇の状況下で、いくつかのアルトコインの価格が、強烈に上昇しています。
2018年1月のバブル崩壊からすると、値動きが変わってきている状況です。
なお、暗号資産(仮想通貨/暗号通貨)の市場規模は、2017年9月頃の水準になっていますが、24時間の取引量でいくと、2018年1月、2月、4月下旬の高い水準になっています。
タケノコアルトは・・・
暗号資産(仮想通貨/暗号通貨)の価格について、2月24日と3月11日を比べて見ると・・・
ビットコイン(BTC)は、約2.5%上昇、イーサリアム(ETH)は、約1.5%下落のように、時価総額上位は、大きな価格差がありません。
ただ、その中で、30%以上上昇するアルトコインが続出しています。
たとえば、バイナンスコイン(BNB)の約40%、ベーシックアテンショントークン(BAT)約46%、ABCCコイン(ABCC)約390%、シータ(THETA)の約80%、スチームの約60%、エンジンコイン(ENJ)の約440%などなど。
時価総額が低いアルトコインでも、100%超えがゴロゴロしており、約2週間でタケノコのようにどんどんと価格が上昇しました。
買って持っているだけで、大きく資産を増やしている暗号資産(仮想通貨/暗号通貨)投資家たちが、続出しています。
ただ、2017年以前から暗号資産(仮想通貨/暗号通貨)に取り組んでいる投資家の中には、新しいアルトコインへなかなか目が向かず、せっかくのチャンスを
逃してしまっている人たちもいます。
2017年末のバブル、2018年初からの暴落を経験すると、資産を守るという気持ちが強くなり、なかなか流れに身を任せることができないというのが実情ではないでしょうか?
ちなみに、アルトコインブームの指標であるドージコイン(DOGE)は、大きく動いておらず、対BTC価格の周期を見ると、約220日から483日なので、2019年4月下旬以降に山が来るのではないかと見られます。
ビットコイン(BTC)の値動きの特徴
ビットコイン(BTC)価格は、2018年12月15日と24日の安値・高値が範囲となり、それをどちらにもブレイクしない形で、約3ヶ月が経過しようとしています。
2018年からのチャートを確認すると、反発があるものの、高値が切り下がって、右肩下がりなり、8月から11月まで、約100日間、それまでの期間と比べると、大きな値動きがない、レンジとなりました。
その後、12月にかけて、約30日間に渡って下げ、中旬に下げ止まり、2019年3月までレンジとなっています。3月11日現在で、約86日経過しているので、3月下旬までには、どちらかに動く可能性が高いと言えます。
取引にインジケーターを使う
2月末からの2週間で、1つのアルトコインも数10%のリターンを取れなかった(泣)という場合・・・
Twitterの海外インフルエンサーが触れているアルトコインの情報を得たり、重要なイベントカレンダーを確認してみたり、また優良情報が提供されるグループに参加してみることが必要となります。
また、インジケーターを使ってみるのも1つの方法です。
取引の参考になるインジケーターの1つに、「Kashikoi Anaraiza」というものがあります。
2019年2月14日にTradingViewに登録された新しいインジケーターで、チャート上に買いのタイミング、利益確定のタイミング、ストップロスの基準などを表示させるものです。
チャートを見て、明確な根拠に基づき、ポジションを持ち、損切・利益確定水準がはっきりしているのであれば良いのですが。
雰囲気(Twitterなどで騒がれているからなど)でポジションを持ってしまうケースがあります。最初の内は、利益になるかもしれませんが、繰り返している内に、利益を溶かしてしまうことになります。
そのような他人の情報に振り回されるだけの状況を脱して、自分なりの戦略・戦術を考える上で参考になるのが、「Kashikoi Anaraiza」です。
例えば、バイナンスコイン(BNB)では、3月5日に「買い」シグナルが点灯していて、最大で約30%ほどの上昇を取ることができています。
利益確定のポイントが、4つあるので、自分の資産状況などに合わせて、各ラインで決断する必要があります。
予想に反して、下落してしまった場合でも、ストップロスの基準が明示されているので、感情に左右されることなく、機械的に損切りができます。
「Kashikoi Anaraiza」のようなインジケーターを利用するのも、取引を経験し、自分なりの考えを深めていく上で重要なステップだと考えます。