取引量20倍・フィボナッチで待ち構える

仮想通貨の基礎知識

価格が急騰した場合、1つの目安が取引量20倍というのが、1つの検証結果です。

参考:モナコイン(Monacoin/MONA)の価格が爆上がり

2017年1月4日:1BTC=1,127米ドル、24時間の取引量=143,134,275米ドル
2017年1月5日 :1BTC=995米ドル、24時間の取引量=208,498,260米ドル

この2日を基準として、取引量20倍を達成した日を確認すると・・・

2017年1月4日→
2017年11月29日=1BTC=9,879米ドル、24時間の取引量=3,006,736,495 米ドル

2017年1月5日→
2017年12月7日=1BTC=16,502米ドル、24時間の取引量=4,548,758,962 米ドル

という結果になりました。

この日の翌日に利益確定していたら、2018年3月中旬時点では、そこそこ良いポイントだったということができます。

この基準日をいつにするか?というところが難しく、オンタイムで検証するのは、ポジションを握ったまま、取引量が増えるのをじっと待つことになります。

市場への新規参入者が多く、資金が流入してくるタイミングが最も有効であり、一段落してしまった後には、機能しなくなる可能性があります。

同じようなタイミングを計るための指標

投資をしていると、「エリオットウェーブ」と「フィボナッチ」は、一度は耳にしたことがあるでしょう。

「エリオットウェーブ」

ラルフ・ネルソン・エリオットが提唱した、株式投資についてのテクニカル理論で、
1つの相場には、

上昇 → 調整 → 上昇 → 調整 → 上昇
下落 → 戻し → 下落

が存在するというもの。

「フィボナッチ数列」

数学者であるレオナルド=フィボナッチが提唱した、2つ前の項と1つ前の項を足し合わせていくことでできる数列のこと。自然界の現象に多く存在する数字の法則になる。

この2つを知り、利用することで、利益確定のタイミングを計ることも可能です。

「エリオットウェーブ」第一波の上昇 → 調整 を特定し、そこで、「フィボナッチ・リトレースメント」を利用して、どこまで価格が上昇していくのか?を見極めるのです。

「エリオットウェーブ」第一波の始まりをどこにするのか?というのが難しいポイントですが、安値もしくは出来高が急増したポイントに設定します。

2016年10月1日が第一波の始まりと設定し、上昇の最後が、

2017年3月9日、6月11日、9月2日と仮定して、「フィボナッチ・リトレースメント」を当ててみると・・・

参考になる価格帯が表示されます。

3.618ラインで待ち構えていたら、とても良いポイントでの利益確定だったということができます。

2018-03-14-12-04-31

Ripple(XRP)でも同じです。

2018-03-14-12-15-39

テクニカル分析で勝てるほど、相場は簡単ではない。というお話がありますが・・・全く知らないのと知っているのとでは、雲泥の差であることが、今回の確認で分かりました。

せっかく大きくなった含み益を減らさないためにも、取引量と「エリオットウェーブ」・「フィボナッチ・リトレースメント」は、知り、常に確認しておく必要があると言えます。

チャートは、トレーディングビュー(Trading View)を使用しています。

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