ICOに参加して、そのままトークンを保有しているものが、複数銘柄あります。
その1つが、Celsius NetworkのCELです。
Celsius Networkは・・・
仮想通貨/暗号通貨のP2Pでの分散型借入・貸出プラットフォームです。
スマートフォンアプリがリリースされていて、簡単に手持ちの仮想通貨/暗号通貨を貸出して、金利を手にできます。
アプリで取扱いがあるのは・・・
・Bitcoin(BTC)
・Ethereum(ETH)
・Litecoin(LTC)
・Ripple(XRP)
・OmiseGo(OMG)
メールで申し込む形で、
取扱いがあるのは・・・
・Stella(XLM)
・Cardano(ADA)
・Neo(NEO)
・Bitcoin Cash(BCH)
ー最低預け入れ:2万米ドル
そして、
・USD(米ドル)
ー最低預け入れ5万米ドル
です。
金利については、各仮想通貨/暗号通貨と米ドルの需要と供給により決まるので、変動します。
ここで気になるのが、Celsius Networkに送った仮想通貨/暗号通貨の保管についてです。
取引所がたびたびハッキングされ、仮想通貨/暗号通貨が流出しているので、大丈夫だろうか?と不安になります。
Celsius Networkでは、BitGOによって保全されています。
BitGoは・・・
アメリカを拠点とした、仮想通貨/暗号通貨のウォレット・ブロックチェーンのセキュリティ会社SEC(アメリカ証券取引委員会)が承認しているカストディアン(管理機関)
厳格な基準をクリアし、信頼がおける機関と言えます。
日本では、仮想通貨/暗号通貨取引所から資産が流出したケースでは、
・自己資金で補填
・第三者の援助によって補填
といった形で、管理責任を負う第三者が存在していませんでした。
CELトークンの価格は4分の1に
Celsius Networkでは、独自に発行しているCELトークンがあります。
ICOでは、このCELトークンを販売しました。
CELトークンを保有していると、運営が受け取った金利や収入が分配される予定ですが・・・2018年10月時点ではまだ、CELトークンを保有して、分配を受け取る手段は公開されていません。
そのせいもあり、CELトークンは、IDEX取引所で取り扱われていますが、ほとんど出来高がなく、流動性がない状態です。
CoinMarketCapに登録されていますが、運営が正式に申請したものではないので、総供給量などが「?」になっている状況です。
ICOは、2018年3月末に終了し、ICO価格は、0.2米ドル。
IDEXでの価格は・・・
1CEL=0.00024680ETH=約0.054米ドル
約4分の1にまで下落しています。
将来的には、
1)
Celsius Networkを使うためにCELトークンが必要となり、金利の支払い、受け取りに利用される予定
2)
DE.Exchangeとその他の取引所で、取引が開始される予定となり、界隈が再び盛り上がるのを、待っているスタンスのようです。
Telegramでは、頻繁に会話があり、また、メールマガジンも、定期的に送られてくるので、プロジェクトが頓挫する可能性は、低いのではないかと考えています。