HSBCアドバンス口座での送金

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HSBCアドバンス口座を複数国で保有されている方は少ないと思います。

HSBCプレミア口座の場合は、どこかの国のプレミア預入基準を満たし、口座を保有していると他国のプレミア口座は、預入金なしで開設することができます。

最低預入金が、国によりまちまちですが、低い国でも600万円相当以上、多くの国では1,000万円相当以上になるので、現金の余剰がないと厳しいです。

アドバンス口座の場合

それぞれの国で最低預入金

香港    :20万HKD
シンガポール:2万SGD

などをクリアしないと毎月口座維持手数料が差し引かれてしまいます。

HSBC香港の場合は、
アドバンス口座の他に最低預入金1万HKDの「スマートバンテージ口座」の開設が可能ですが、HSBCシンガポールでは、アドバンス口座とプレミア口座の開設が可能となっているので、私の場合は、香港・シンガポール共に両方アドバンスで口座を保有しているのです。

HSBC香港のアドバンス口座とスマートバンテージ口座の違いは、

・投資口座を開設すると、担当者が付き、電話で指示が出せる
・支店でアドバンス優先窓口がある

ようなので、香港域外に居住している場合は、スマートバンテージ口座で充分ですね。

グローバルビュー

複数の国で自己名義のHSBC口座を保有してる場合、ネットバンキング上で登録をすることにより、各国の口座状況を一覧で確認することができます。

それが、「グローバルビュー」です。

グローバルビューで口座内を確認して、「香港からシンガポールへお金を移動したいな」と思った場合、クリック一つで送金が完了。すぐに口座の残高に反映されます。

自分名義のプレミア口座同士だと海外送金手数料は無料になります。香港のHKD口座からシンガポールのSGD口座への送金などについては、為替手数料は発生します。

では、アドバンス口座の場合はどうなのか。

香港とシンガポールのアドバンス口座でそれぞれグローバルビューを設定し、シンガポールのHKD口座から香港のHKDの口座へ送金してみました。

送金手数料は、54HKDでした。

他人名義口座の送金手数料の実例

香港からシンガポール  :266HKD
でしたので、約200HKDほど節約できていることになります。

これは、送金金額や為替レート、他銀行への送金など条件によって異なりますでのあくまで目安です。

頻繁に海外送金をする場合

例えば、
給料を得ている国:シンガポール
投資をしている国:香港
家族が居住している国:マレーシア

で毎月一定額の送金が発生する場合などは、活用できそうですね。

シンガポール国内の送金での失敗

HSBCシンガポールで気をつけないといけないのは、外貨をシンガポール国内銀行へ送金する時です。

HSBCシンガポールのHKDをOCBCシンガポールのSGD口座へ送金処理したのですが、

送金手数料だけで、736.23HKD
為替・着金手数料を含めると、1,139.3HKD

約1万4千円程徴収されてしまいました。

担当者に詳細を確認すると海外送金扱いになるとのこと。無知とは怖いものだと思いました。

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