なるほど、ビジネスを立上げようとする時、やる気が沸き起こってくるのは肝臓の力。でも、それだけでは足りないのだ。
立ち上げたビジネスを継続するためには、腎臓の力もそれほどまでに重要だとは・・・。
肝臓の件も同じだが、今まで生きてきた36年間・・・ただの一度も意識したことはなかった。
肝臓が強いか弱いかも重要だが、腎臓の強さも伴っていないと、本物の漢(おとこ)に成り上がることができないと知ることになった。
先生の気功治療を受けながらの問答の中で、思い当たることばかりだった。
僕の場合、やる気が沸き起こって来た時、ビジネスを立ち上げるまでは良いが、継続力が今ひとつ・・・。
確かに小学校高学年くらいから、すでに物覚えが悪かったような気がする。
僕の体の機能の中で、自覚症状としてリアルに感じるほど、ダメダメなものの一つに、記憶力の弱さがあるし、僕の腎臓は普通の人よりも弱いのだろう。
まあ、なんとか髪の毛はしっかりと生えてくれているが、喘息とアトピー性皮膚炎は、肝臓だけでなく、腎臓からも来ていた症状なのだろう。
さらに・・・幼い頃から、絶対にキャプテンとか部長にはなれないタイプだったので、人に与える影響力とか制圧力とか、もともとは弱かったのだと思う。
これも腎臓の弱さだ。
漫画『ワンピース(ONE PIECE/尾田栄一郎)』で例えるならば「覇王色の覇気」と言うものに近しき力。僕の腎臓の器では、出すことができなかったのだ。
つまり、僕はこの人生の中で、できる限りの努力をし続けて来たが、それでも今ひとつ思うような結果を叩き出すことができない。
輝ける奇跡の偉業を、一瞬だけ成し遂げることはできたとしても、その状態を維持・継続することができない。
さらには、人前で堂々と出て闘うことを幼い頃から本能的に避けてしまっている。
こういう僕の漢(おとこ)としての数々の弱点は、僕の肝臓と腎臓が、英雄と呼ばれる人たちの、ソレらとは程遠い、非常に弱いレベルのモノだったのだ。
自分の本当の器というものを、ようやく自覚できたのだ。
でも、僕は思った。
人は自分の弱さを認識して、向かい合う覚悟を固めて、始めて本当に強くなれるのだと。
僕の弱点の根本にあったのは肝臓と腎臓。真の漢(おとこ)には程遠いレベルの弱き器(うつわ)。
僕はその真実の姿にようやく向き合うことができたのだから・・・。
僕はまだまだこれから強くたくましく、真の漢(おとこ)に向けて歩み始めることができる。
そして、大局に立ち向かえる、真の兵法家の道を歩むことができる。
そう考えることができるようになれたのだ。
※「肝臓腎臓強化部」は、僕たちの日々の精進の結果を基本方針として活動する立身出世を成し遂げたい漢(おとこ)のための秘密組織。