ユニオンペイと銀聯カードの特徴

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中国銀聯(ちゅうごくぎんれん)は、2002年に中国の銀行カード産業の発展のために設立された金融期間連合組織になります。中華人民共和国(中国)を中心に拡大しているオンライン決済システムを運営しており、カードサービスも提供しています。

2003年8月から、銀聯スタンダードカードの発行をしています。国際BINナンバーを標準採用しており、カード番号は、上2桁が、62から始まります。2013年9月末には、全世界で約40億枚発行されており、中国国内で約650万店で利用が可能です。日本や香港、シンガポール、フィリピンなどの国でも利用できるお店が増加しています。

▼海外の銀行ATMカード

中国銀行の口座を中国国内で開設すると、ATMカードが発行されますが、銀聯ネットワークを利用して決済をすることも可能です。またHSBC香港のATMカードも銀聯ネットワークを使い、決済をすることが可能となっています。

ATMに付帯している決済機能なので、VISAやMasterなどのカードブランド発行のものとは異なり、口座残高から数日内に引き落としがされるケースがほとんどになります。

ATMカードなので、日本のATMを利用して預金を引き出すこともできます。大手都市銀行のATMの他にセブン銀行、イオン銀行などのATMが対応しています。

▼三井住友カードで発行している銀聯カード

・三井住友銀聯カード
・ANA銀聯カード
の2種類があります。

カード利用時には、暗証番号の入力+署名の両方が必要になるとのこと。ちなみにショッピング専用カードとなっているので、ATMでのキャッシングなどには対応していません。

中国に中・長期で渡航する前であれば作っておいても良いかもしれないですね。中国国内での決済は、必ず銀聯カードを利用するなど住み分けさせることで不安なく利用できそうです。

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