海外居住者が日本に渡航した際、1つの目的・楽しみは買い物ではないでしょうか?性能と品揃えが良い日本製品を購入し、海外の拠点に持ち帰るのです。
「コロナ禍」では、海外居住者が日本に渡航するのは手間と費用がかかるようになりました。
滞在している国・地域によりますが、航空の便数が少なく、価格が高くなっていたり、日本の空港到着後に、迎えの車もしくはレンタカーを利用して自宅や一時滞在先へ移動する必要があります。
また日本に帰国すると、滞在希望先への定期便の飛行機が飛んでおらず戻ることができないなど、日本に行こうと思っても、なかなか行けないという海外居住者が多いのが実情です。
そんな日本居住者が、日本で買い物をして、海外の拠点に製品を送るサービス2つをご紹介します。
WorldShoppingでお買い物
海外から日本などのショッピングサイトを見ていると、ポップアップで「このショップはWorldShoppingにて海外配送に対応してます。」と表示される場合があります。
125の国・地域に配送が対応していて、ショップリストがあります。
例えばマレーシアに靴を購入して送ろうとすると・・・
・商品価格:6,380円
・国内配送料:398円
・WorldShopping手数料:677円
・国内配送料、配送手数料:1箱500円
・国際配送手数料:日本の拠点に商品到着後
・輸入関税、付加価値税:輸入通関手続き時
7,455円+500円+国際配送手数料(EMS)+輸入関税
=7,455円+500円+約2,100円+小額免税
=約9,000円(2,620円が手数料等)
という想定となります。
ショッピングサイトに連動する形で、ショッピングカートがあり申し込みできるので手軽に利用できます。ただ色々と料金がかかってくるため、どうしても購入したいという場合、現地で販売されている同じ商品もしくは似た商品との価格を比較し、利用することになります。
まとめ発送ならバゲッジフォーワード
バゲッジフォーワードはネットで購入した商品を拠点宛に送付して、そこで受け取り、海外の指定住所へ発送してくれるサービスです。
1梱包ごとに発送されるのではなく、全ての商品をまとめてくれる(オールインワン発送)があるので便利です。
3つを別々に購入してまとめ発送するといくらかかる?
3つのショッピングサイトで購入し、オールイン発送で0.9キロの商品を送った場合は、
SAL便(エコノミー航空便)を使った場合は、670円(通常はオールイン発送750円なので、合計1,320円)
EMSを使った場合は、580円+1,960円=2,540円(通常はオールイン発送750円なので、合計3,290円)
ということになります。
輸入関税、付加価値税については、お住いの国・地域に関してジェトロなどのサイトで詳しく確認されることをおすすめします。