「時間を味方につける」長期積立投資を活用するために、僕たち「生涯収入5億円倶楽部」のメンバーとしては、具体的にどこの国を見ていくべきなのか?
僕たち日本人にとって、最も活用しやすい国とは?その答えは「日本に一番近いタックスヘイブン」香港にあった。
たとえば真田孔明にとって香港という存在を意識し始めたのは、2003年、当時勤務していた会社の異動辞令を受けて、家族と共に移住したのがキッカケだった。
それまで、『Gガンダム』や、『ジャッキー・チェン』の映画の舞台として出てくる、アジアの島々の一つ位としか意識さえしていなかったのだ。
日本に住んでいた頃の真田孔明は、正直言うと思いっきり「アジア」に対して偏見を持っていた。
その証拠に、「日本-香港」立地的にはこんなに近いにも関わらず、一度も海外旅行先としてアジアを選択したことは無かった。
始めて足を踏み入れたアジアは香港。。会社の転勤で、引越し荷物を詰め込んだトランクを持って。。。だった。
けれども、香港に本格的に住み始めて、香港金融世界の魅力に取り付かれてしまうまでに、それほど日は要さなかった。
日本の法的規制を遵守する義務が前提のお話
高度成長期が終焉を遂げ、停滞する日本の中、国債、定期預金、保険、株、不動産・・・利回りの部分で見た場合、魅力的な投資案件はまず見当たらなかった。
それに対して、アジア各国の新興国。大きく成長する勢いを、僕たちの分散投資の中に取り込むことは、より安定した、大きなリターンを得ることになる。
真田孔明が香港に移住して以来、世界のグローバル化が進んでいることをリアルに感じた。日本以外の国に住むという選択をすることを真剣に考え始めた。
香港大富豪、中国の成り上がり富豪、華僑を中心に、アジア各国だけでなく、世界中で活躍している彼らと接し続けることで、自分にとって一番よい場所に住むことや、世界視点で投資をする対象を探すことの重要さを実感したのだ。
海外に出てから日本に目を向け、客観的に分析してみると、日本人は島国育ちで、また土地信奉も強く、先祖歴々のものをその場所で継承していくという傾向が強いことを感じられる。
ただそれは近年のこと、過去の日本史を追っていくと、積極的に世界に出て行き、道を開こうとしたフロンティアスピリットあふれる日本人が多かった時代もあったのだ。
あの頃の勇気をもう一度、僕たち今を生きる日本人も、もっともっと外に外にでなければならない。そう思うようになった。
たとえば、わざわざ沢山の時間とお金を浪費させて、地球の逆の方まで行くという極端なことはしなくても良いが、せめて、日本から数時間で行く事ができる香港位は、庭代わりに出かけられるようにならないと行けないと思った。
身近にある国々が持つ利点を、自分や家族を守るために利用しまくるといったことが必要になって来ると思った。
海外に目を向ければ、すばらしい機会がたくさんあること、ズンと腑に落ちる形で理解することができたからだ。
キッカケはサラリーマンとして勤務する香港法人を通して知ったこと。そして香港居住者として真田孔明が香港で給料を受け取る上で知ったことなのだが、日本人にとって驚かされことは香港の税制度だ。
香港では、
- 法人税:16%
- 個人所得税:16%
- 相続税:0%
- 贈与税:0%
- キャピタルゲイン
(株、役員配当、不動産売買、ファンド配当、FX利益、等:税 0%)
全てにおいて、「よくこれで国が成り立つな!?」と驚愕する程、日本では考えられないほどの、税制度であることだ。
たとえば、この税制度の中において、香港でオフショアファンドと呼ばれる、利益が出やすい非常に優秀な成績のファンドを購入した場合、このファンドから得られる利益は「キャピタルゲイン」としてカウントされ、香港では一切課税対象にならない。
また、香港では世界中の優れたファンドや株に有利な条件で投資できるシステム・環境・制度が全て整っている。
つまり、香港で投資出来る海外の優秀なファンド+香港の租税回避メリットを組み合わせることで。最高のパフォーマンスを期待できてしまうというわけだ。
特に長期に渡って取り組むような「時間を味方につける」投資方法との相性も抜群である。
なぜ、香港には世界的な有名な富豪が沢山いるのか?中国本土で勝ち上がったお金持ちが毎年沢山移住してくるのか?香港に移り住む投資家や金融マンが多いのか?全て納得が行く。
真田孔明も今日時点では世界中の沢山の国々で投資をするようになったが、「時間を味方につける」毎月の積立型の投資は結果的に全て香港で組んでいる。
たとえば長期積立型ファンドなどの場合、利便性、税制、種類の豊富さ、市場の大きさ、お金の動かしやすさ、全ての面から見た時に、香港に勝るものは見つからない。
銀行口座の開設などは現地に行かないとできないが、それ以外の投資の契約、お金の移動、現地に行かなくても、できてしまうものも多い。
さらには長期積立ファンドなど、ここ最近のリーマンショックやギリシャ危機を乗り越えて、過去5年間年間平均約17%もの運用リターンを出しているもの存在する。
香港の魅力、一度知ってしまったら、今日時点の日本国内の案件では何一つとして満足できなくなってしまうレベルである。
「金融天国香港」。この魅力に取り付かれた真田孔明は、マレーシアに移住した今なお、結局は香港が金融基地になっている状態である。
「生涯収入5億円倶楽部」メンバーとして、あなたにもこの感覚を味わってもらいたいと思う。当然、あなたが日本居住者である場合、日本の法的規制を遵守する義務があることが大前提だ。
日本居住の日本人の場合、海外で資産運用を行う上でも、日本の法律、日本の税法について、しっかりと理解と意識をした上で、スタートして行く必要がある。
けれども、そのルールを遵守した上でもなお、香港の仕組みを利用することは、大きな大きなメリットがあるのではないだろうか?