真田孔明が現役サラリーマンとして中国広州に住んでいた時のこと。某レストランの個室VIPルームで、億超えたちが集い、億単位の言霊(ことば)飛び交う、夜の宴の席が開催された。
億超えの猛者たち集うこの場は、異様な熱気に満ち溢れていた・・・。
それぞれの道を極めし者たち。
彼らがさり気無く語る一言一言に、当時の真田孔明の脳にダイレクトな刺激を受ける感覚を覚えていた。
億超え猛者たちの共通点
天変地異が起こるかのように、この世に出現してしまった、イレギュラー的存在として周りから見られる億超え猛者たちにはある共通点があった。
彼らは皆、夜空に広がる星の数ほどの失敗を味わい続けてきたことである。
ボロボロになりながら、絶望的な状況に、諦めたり、投げだしそうになる自分を、必死に戒めながら、どこか執念にも似た努力と根性で乗り越えてきた。
その結果、今を築きあげることができた。お金の魅力を知り、お金の怖さを知り、そして、本当のお金の力を知った。
そんな彼らだからこそ、今、お金の力を味方につけ、圧倒的な額の、お金を稼ぐことができる。
一方、稼げないと嘆き続ける者。稼げない者は、失敗を恐れまだ何も行動していないだけ。彼らと比べてしまえば、当時の真田孔明でさえ、所詮は副業のお小遣い稼ぎレベル。彼らのレベルに成り上がれていない。
なぜなら、真田孔明はとことん失敗するまで、突き進めていなかったからだ。失敗をする大分手前で、ビビッてブレーキを踏む。本当の失敗を何も味わっていない。
人に与えられた時間は平等。
失敗を恐れることなく、その限られた時間で、どの位我武者羅になれるか?どの位アクセルを踏んでいけるか?
僕たち現役サラリーマンが、これから真剣に考えなければならないことだ。
君には失敗して欲しい
宴の中には大富豪が来ていて、一人の青年に言った。
不動産王:「君には早く失敗して欲しい。」
宴の席、大富豪が、WEBビジネスで月3,000万円稼ぐ者に何度も放っていた言葉である。冗談交じりではあるが、真剣な言霊(ことば)であることは、真田孔明にも分かった。
実は、WEBビジネスで月3,000万円稼ぐ者。若干20代前半の氏は、まだ失敗を知らなかった。始めたばかりのWEBビジネスで、いきなり凡人の常識を超える額の金を稼げるようになった。
まさにイレギュラー的な天才。氏と、氏が構築した仕組み通りでのみ動くスタッフにより、WEBサイトからの月の売上げ3,000万円上がると言う。
当然、利益率が異常に高いネットビジネスなので、利益ベースでも2,400万円は下らない。
当時2週間前に、マカオに引っ越してきたばかりの氏。飛ぶ鳥落とす勢いで稼ぎまくる氏は、まだ失敗という失敗を味わっていない。
そんな彼に対して、「大富豪」は、ビジネス・人生両方における大先輩として、言霊(ことば)を投げかけていたのである。
お金の怖さを知らない者は、後々必ず大きな致命傷となる痛手を被る。数々の失敗と成功を、味わい続けてきた氏だからこそ、言い放てる言霊(ことば)である。
現役サラリーマンという、シェルターで身を守りながら、大した失敗という失敗を味わっていない、真田孔明の心にはその言霊(ことば)がズシンと響いた。
僕たちのそれは所詮ゲームの中の失敗
サラリーマン:「私は会社の中で、沢山失敗をしてますよ。」
僕たち、現役サラリーマンは、ついついこう考えがちだ。僕たちは既に会社の中で、十分すぎるほど沢山失敗を味わっていると。
でも、これは億超え猛者たちの言う失敗とは、性質が違うことを、僕たちは知らなければならない。会社組織の中では、どんなに大きな失敗をしようが、それは自己リスクが伴った失敗ではない。
例えば、
- 自分が発注した商品が売れず在庫が大量に残ってしまったとしても。
- 売上・利益が行かず、マイナスになってしまったとしても。
- 客先に大激怒される、大ミスをしてしまったとしても。
- 後輩をうまく育てられなかったとしても。
- 担当したチームや組織運営がうまくいかなかったとしても。
- 進出がうまく行かず、担当している支社を、閉じることになってしまったとしても。
どれも実は、本当の失敗とは言えない。
なぜなら、会社組織の中においては、例え失敗したとしても自分の銀行通帳は一切痛まないからだ。ただ単に、上司や先輩たちから、ボコボコに怒られるだけ。
始末書を提出するだけ。ひどい場合でも、左遷されたり、解雇されたりするだけ。
失敗したとしても、勤務している会社自体は被害を被るかもしれないが、自分個人の銀行口座からの持ち出しはゼロ。
自分自身の資金繰りに頭を悩ませたり、自分で銀行にお金を借りに行ったり、する必要はゼロ。いかなる失敗も、人生における死活問題にはならないのだから。
この状態は、外の世界で活躍する億超え猛者たちの生きる世界においては、完全なるノーリスク。
完全なるノーリスクの状態でした失敗は、本当の失敗ではなく。テレビゲームの中で、プレイ中間違って死んでしまっただけ。再び、リセットボタンやコンティニューボタンを押すだけで、ゲームを再開することができる。
失敗の性質的には、ゲームの中の失敗と、何も変わらないのである。
失敗をカスタマイズさせると
ということで、これから一緒にいろいろ失敗してみよう。
現役サラリーマンとして、会社の中では、既に星の数ほどの失敗を、十分すぎるほど体験してしまった僕たちだが、これから僕たちが目指す失敗は、副業ビジネスと投資の中における失敗。
会社も上司も守ってくれない、100%自己リスクの中での失敗だ。
ブロガーとしてのビジネスを構築することで原資を稼ぐこと。原資を長期視点の海外投資で増大させること。さらに本業を疎かにせず給料収入を獲得し続けること。
その3つを同時並行的に展開させる『3輪車』を基本戦略として、共通目標「生涯収入5億円」の倶楽部メンバー全員での達成を目指す。。。とあなたに語りながら、いきなりこんなことを言われてビックリすると思うが、
人生においても、ビジネスにおいても、投資においても、僕より大先輩の彼ら億超え猛者たち。それぞれの道を極めし者たちが、口を揃えて「失敗」を語るのだから。
まずは、失敗ができない理由を語るのではなく、お互い、素直に失敗してみよう。
失敗する程、アクセル全開で踏んで、突き進んでみよう。
副業ビジネスとしてのブロガー活動でも、投資でも同じ、自己責任の中で、失敗を知り、リスクの加減を知った者たちのみが、大きなリターンを得ることができる。
僕たちの一度きりの人生。このまま、大した結果も残せないまま、終わらせるわけにはいかない。
働けない年齢(とし)になった後で、「あの時もっとやっておけば・・・」と、後悔するわけにはいかない。
僕たちなりの生き方。
僕たちなりの成功を勝ち取るため、まずは、僕たちの範囲の中での失敗を、とことんしてみようではないか!
追伸
億超え猛者たちは眠らない。
もともと、就業時間などない、ビジネスオーナーの彼らは、時間を問わず、必要とあれば、眠ることなくビジネスをする。
宴の後も、ホテルのラウンジに場所を移し、美酒を酌みかわしながらも、深夜までひたすらビジネスについて語った。(ちなみに、彼らは、その後も朝の4時まで仕事をしていたらしい・・・)
僕たちも、「あー疲れた。明日早いから今日はもう寝よ!」と眠りにつく前に、後もう一踏ん張りできないかどうか、常に己に問いかけなければならない。
意識しなければならない。
僕たちがスヤスヤ寝てしまっている間も、彼らは目を爛々と輝かせながら、ビジネスや投資の活動をしていることを、お見出さなければならない。
この視点から見た時、「どうやったらもっと稼げるようになれるんですか?」その答えは意外と単純明快だったりするのではないだろうか?
ちなみに、かつて真田孔明が20代の頃。普通のサラリーマンよりも、圧倒的に副業ビジネスで稼いでいた時。
確かにあの時、「旧・現役サラリーマン札束の会」のメンバーたちが、爆笑するレベルの失敗を繰り返した。それをメンバーたちに堂々と公開していた。
たとえばブロガー活動での、有料宣伝広告の投入配分を間違えて、一撃400万円以上勢いで投入・・・当然効果はゼロ(爆笑)。
先方の広告会社の社長さんにも心配された程・・・でも真田孔明は「YES」と答えたので、当然100%自己リスク。
他にも、無駄な失敗も数々・・・。
当時20代だった真田孔明の方が、周りの現役サラリーマンよりも、圧倒的な失敗を繰り返していたからこそ、圧倒的な結果を叩き出すことができた。