オフの聖地で日本のミライをクリティカルに語る会(動画)

「禁断のオンラインサロン」会員コンテンツ

7月某日19時。

いつものように「禁サロ」メンバーたちが、聖地に集結した。

孔明
「今日まず語り合いたいのは、10年後にホワイトカラーの仕事が日本にあるのか?についてです。」

僕のYouTubeチャンネルでミスタヤマキと共に業界研究として日本の様々な企業の分析をやっているが、分析すればするほど、日本のミライに危機感を募らせている。

これから先10年、今まで味わったことがないスピード感で世の中が激変を遂げていくのは容易に想定できる中。

僕たちはどう立ち回っていけばいいのか?オフの聖地で日本のミライをクリティカルに語る会がスタートした。

今回の真田孔明の「禁断のオンラインサロン」動画・音声では、「禁サロ」オフラインの様子を収録・公開させて頂く。

黄金時代の日本の32年後

平成元年(1989年)。

世界の時価総額ランキングではトップ5を日本企業が独占していて、上位50社に32社がランクインし、うち金融機関が17社だった。

高卒のサラリーマンでも、自社株が上がり売っても売っても億になり、10億円持っていたという逸話があるほどその勢いはすごいものだった。

そして2022年6月末時点。

世界の時価総額ランキングで、トップ100に入っている日本企業は、1社のみ。

30年ちょっとで大きく変動し、昭和の時代のようなサラリーマン神話は、令和の時代には実現不可能になってしまった。

代わりに米国のGoogle、Apple、Facebook、Amazonが「GAFA四天王」としてインターネット世界に君臨し。

たった4社で、日本すべての上場企業の株の時価総額に勝ってしまう規模になっていると誰が想像できただろうか?

少なくとも、僕には1ミリ足りともそんなミライの到来を予測も想像もできなかった。

「Amazon Go」の衝撃

「Amazon」の創始者、ジェフリー・プレストン・ベゾス(Jeffrey Preston Bezos)。

通称「ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)」は世界最大の資本家の1人であり、2022年4月5日付けの『フォーブス』の長者番付によると、「ジェフ・ベゾス」の資産額は1,710億ドル(約21兆300億円)

*2021年版までは、4年連続で1位だったが、2022年版では2位で、1位のイーロン・マスクの資産額は、2,190億ドル(約26兆9,400億円)。

「ジェフ・ベゾス」は1994年にインターネット書店として、「Amazon」の名前を付ける前。

「Relentless(情け容赦無い)」という名前をつけようとしていたようだ。

けれども、友人から言葉の響きが不穏と指摘されたことで、思いとどまったようだが・・・。

「A~Z」まで、アマゾン川の流れの如く、ありとあらゆる産業を「情け容赦無く」飲み込んでいく姿勢を象徴するような言葉である。

その「Amazon」が仕組み化したコンビニエンスストアが「Amazon Go」。

2018年1月、「Amazon」帝国の本拠地米国シアトルに初めて店舗オープンした「無人コンビニ」になる。

2019年に訪れてみたのだが、お店に入るには、まず「Amazon Go」のアプリをインストールする必要がある。

アプリは、iOS、Androidと両方のスマホに対応。

「米国Amazon」のアカウントでアプリにログインすれば準備完了。

「Amazon Go」の店舗入口には、スマホで自動生成された専用QRコードの情報を読み取る機械があり、QRコードを表示させた状態でスマホを機械にタップする。

タップした瞬間的に認証が終わり、自由自在に店内の棚に並んでいる商品を手に取って、店内に用意されたショッピングバックやビニール袋だけでなく、カバンの中、ポケットの中、靴下の中、ありとあらゆる場所に詰め込み放題詰め込める。

その後は、急いで逃亡するなり優雅にユックリ出るなり店舗を出るだけ。

「米国Amazon購入者アカウント」に登録されたクレジットカードで決済される形で会計が行われる。

「Amazon Go」ではこれを「Just Walk Out Technology」と呼んでいる。

「Amazon Go」の仕組みだと、レジで会計をイライラしながら待たなくていいし、人間ゆえに発生するミスも無い。

これから5年から10年以内には、日本中のありとあらゆるスーパーやコンビニが、「Amazon Go」のようなシステムを導入するのでは?と考えていたが。

2022年の今となっては、「Amazon」に「情け容赦無く」飲み込まれてしまうのでは?と危惧している。

その理由とは?

僕たちに残されるのはどういう道なのか?

7月14日の1東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=139円台に急落。

約24年ぶりの円安ドル高水準となった。

孔明
「為替はどうして今のような状況になりこれからどうなっていくんでしょうか?」

米国を中心とした世界各国が一斉に利上げに動いている中。

日本は2022年6月時点において、利上げに踏み切らないどころか、

これまで行ってきた、大規模な金融政策をこのまま続けるという方針を打ち出していることで、円安ドル高の流れが加速している。

もしもこのまま、米国を中心とした、海外諸外国が利上げを続け。

日本が利上げに踏み切らないとしたら、為替はどうなるだろうか?

孔明
「1ドル139円で止まると思いますか?」

僕は1976年生まれで、1976年の1月には、1ドル305円だった。

今の2.19倍も、円が安かったことになる。

「お上が政策を決め、僕たち庶民は対策しかできない」

これから先、どこまで今の金融政策の状況が続くのか分からないので、僕も断定して言える立場ではないということを前提にお話しさせて頂いているが。

今の「1ドル139円」でさえも、後から振り返れば

「円高だった・・・」

というミライも無きにしもあらず。

最低限、日本も利上げに踏み切らなければ、「円安・ドル高」の傾向は変わらないのでは?

とも考えられる。

「給料が上がらないのは政治家のせいだ!」

と日本人のみんな言っているが。

給料を自分だけ上がったら社会に対して優位性があるが、

全員が上がったら純粋に雇用主としては

・販売価格を上げるか
・従業員を切るか

もしくは
・販売価格を上げながら従業員を切るか

のどれかしかない。

日本は第二次世界大戦の敗戦国。

「日本はブリタニア帝国の属領となり、自由と権利とそして名前を奪われ「エリア 11」となった。」

『コードギアス 反逆のルルーシュ』の物語のような出来事が、現実になってしまうかもしれない。

そんな中で、僕たちに残されているのはどういう道なのか?

10年後のミライを見据えて、今から取る行動について語り合っていった。

今回の真田孔明の「禁断のオンラインサロン」動画・音声では、

・日本の自動車産業が世界で優位に立てた理由とは?
・日本人が英語を話せない理由とは?
・孔明流10年後を見据えた上がり方とは?
・アメリカ人富裕層向けのビジネスとは?
・孔明が20代の時の体験から見通すミライとは?
・中国が躍進した手法とは?
・Amazonが牛耳るミライとは?
・真田城を保有している目的とは?
・「ケイタ式」に取り組むべき理由とは?
・日本のミライを崇高に語る会とは?

以上に関して触れながら、1時間57分38秒に渡って語り合った。

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